CoinPostで今最も読まれています

SEC「現物型ビットコインETFの申請は不十分」、Cboeがフィデリティなどの書類を更新 |1日朝の重要速報まとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1日朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

SEC「ビットコインETFの申請は不十分」(注目度:★★★★☆)

米SEC(証券取引委員会)は昨夜、ナスダックとCboeに対し、ブラックロックやフィデリティなどが最近提出した現物型ビットコインETFのの申請書類が“明確かつ包括的”ではなかったと、WSJが関係者の話として報じた。「非承認」を意味するものではない。

報道によると、SECは監視共有協定の取り決めについて十分な情報を提供していなかったため、提出書類を返却した。なお、資産運用会社は書類の文言を更新し、再申請することができると伝えたという。

フィデリティは前日、新たな申請を提出したばかりだった。

今回のニュースを受けて、続伸していたビットコインは31,000ドル台から29,500ドルまで急落していた。

出典:バイナンス

一方、ブルームバーグのETFアナリストEric Balchunas氏はSECの動きを受けて、ツイッターで「基本的にSECは、”仮想通貨取引所”の名称と監視共有協定の詳細な説明を求めている。それは理解できるし、間違いなく良いニュースだ」と述べた。

関連上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

CboeがビットコインETFの申請書類を更新(注目度:★★★★☆)

上述したSECの指摘を受けて、米Cboeは5つの現物型ビットコインETFの申請書類(19b-4)を更新した。

対象となるのは、Invesco Galaxy Bitcoin ETF、VanEck Bitcoin Trust、WisdomTree Bitcoin Trust、Wise Origin Bitcoin Trust、ARK 21Shares Bitcoin ETFで、最新の書類には、コインベースと監視共有協定の契約を締結する予定に関する文言が盛り込まれた。

監視共有協定とは、SECがこれまでの現物型ビットコインETFの申請に対して指摘していた欠如の部分であり、ブラックロックやフィデリティはその仕組みを導入することで承認される勝算を高めようとしているところだ。

関連バイナンスが日本進出「Binance Japan(仮称)」とは?期待と影響を徹底解説

セルシウス 仮想通貨の一部をBTCかETHに交換可能に(注目度:★★★☆☆)

経営破綻した仮想通貨融資企業Celsius Network(セルシウス・ネットワーク)は裁判所の承認を得て、「Custody」と「Withhold」のサービスのアカウントとは無関係な仮想通貨を、全てビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)に交換(売却)することが可能になった。

変換は7月1日から可能となる。具体的な銘柄は以下通りになる。BTC・ETH以外の上位保有銘柄はLINKやCELトークン、MATICなど。

出典:セルシウス

関連セルシウス、仮想通貨の一部をBTCかETHに交換する申請を裁判所に提出

Revolut US、ADA、MATIC、SOLを取り扱い中止(注目度:★★★☆☆)

仮想通貨も取り扱っているデジタル銀行アプリのRevolut USは米SECの最近の提訴を受けて、ADA、MATIC、SOLの取り扱いを中止する予定を発表した。

6月29日からそれら3銘柄の購入ができなくなり、9月18日までには売却及び保有は可能だという。

米大手投資アプリのロビンフッドも先月、ソラナ(SOL)・ポリゴン(MATIC)・エイダ(ADA)の上場廃止を実施した。

関連「SECの提訴は越権行為」米コインベースが訴訟却下を申し立て 

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/05 日曜日
19:00
ふるさと納税受入額が約1兆円に、最新人気自治体ランキングTOP10
自治体のPR活動や魅力的な返礼品の充実により、受入額と受入件数は増加し続けています。本記事では、「ふるさと納税の寄附額の推移」や「人気の自治体ランキングTOP10」「ビットコインを受け取る方法」の3つを解説しています。
16:00
ふるさと納税とは|投資利益に対する税金を軽減できる仕組みを解説
ふるさと納税とは、応援したい自治体の活性化や地域振興を促すことを目的として、その自治体に「寄附」をする制度です。寄附額から2,000円を差し引いた全額を、所得税や個人住民税から控除され、自治体が定めた返礼品を受け取れます。
12:00
Phantomウォレット使い方、ソラナを使ったポイ活(エアドロップ)の始め方・セキュリティ対策
この記事ではソラナの主要なPhantomウォレットで、暗号資産(仮想通貨)のポイ活(エアドロップ)の始め方。リスクと安全対策を解説します。新規ウォレットの作成方法から、詐欺の事例、セキュリティ対策までを網羅。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|個人マイナーのBTC採掘成功に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインについて、個人マイナーのブロック生成成功、米マイクロストラテジーの買い増し、ARKのキャシー・ウッドCEOによる価格予想に関するニュースが最も関心を集めた。
05/04 土曜日
19:00
「Web3.0 - 分散型テクノロジーの未来」Gavin Wood(ギャビン・ウッド)氏講演レポート
この記事では、Gavin Wood(ギャヴィン・ウッド)氏の「Web3.0 - 分散型テクノロジーの未来」東京大学とMbSC2030共済の講演をレポート。社会での「真実」と「信頼」の役割や分散型社会の構築についての洞察、CBDCや経済分散化の討論を紹介します。
16:00
FXの「スワップポイント」とは|概念や特徴、おすすめ運用方法も解説
スワップポイントとは、2カ国間の通貨の金利差によって発生する利益または損失のことを指します。ポジションを保有する日数に応じて毎日発生し、仮想通貨のパッシブインカムに似たインカムゲインを期待できます。
12:00
米ブロック社1Q決算発表、DCAでビットコインを毎月購入へ
米ブロック社は2024年第1四半期(1~3月)の決算を報告。ビットコイン製品収益の10%で毎月ビットコインを購入する戦略も発表した。
12:00
ドージコインとシバイヌ 国内取引所の選び方・買い方、投資のポイント
代表的なミームコイン、ドージコイン(DOGE)とシバイヌ(SHIB)を取り扱う、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を紹介。購入方法や今後の注目点、投資に役立つ詳細を解説。
10:00
「ソラナは第3の主要仮想通貨になる」フランクリン・テンプルトン見解
フランクリン・テンプルトンは、仮想通貨ソラナについてのレポートを発表。ビットコインとイーサリアムに続く第三の主要トークンになるとしている。
09:00
M・セイラー氏、ETHやSOLは有価証券であると主張
仮想通貨ビットコインを大量保有するマイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は、イーサリアムなどのアルトコインは証券に該当すると主張。それらの銘柄の現物ETFは米国で承認されないだろうと述べている。
07:50
GBTCに約100億円の資金、1月デビュー以来初の純流入 
GBTCはローンチ以来78日連続ですべて純流出だったが、今回はデビュー以来初の純流入となった。
06:30
米4月予想外の失業率上昇、ビットコイン63000ドル台回復
仮想通貨ビットコインは4日、米国の4月雇用統計結果が予想を下回ったことでドル安が進行し、NYダウなどの主要株価指数の上昇に連動して63,000ドルの大台を回復した。
05/03 金曜日
16:00
FSL開発の次世代ブロックチェーンMMOゲーム「Gas Hero」とは
Gas Hero(ガスヒーロー)とは、日本でもブームになったフィットネスアプリ「STEPN」を生み出したFind Satoshi Lab(FSL)が開発・運営し、2024年1月3日にリリースされたNFTゲームです。エコシステムの暗号資産(仮想通貨)はGMTを基盤としています。
15:00
コインベースQ1決算報告、総収益は前期比72%増の2500億円
米大手仮想通貨取引所コインベースは、2024年第1四半期(1月~3月)の決算報告書を公開。総収益は前期比72%増の16億3,700万ドル(2,507億円)で、前年同期の7億7,200万ドルと比較すると2.12倍と好調な滑り出しとなった。
14:20
金融大手BNPパリバ、ブラックロックのビットコイン現物ETFへの投資が判明
金融大手BNPパリバがブラックロックのビットコイン現物ETFを購入していたことが分かった。ブラックロックは今後新たな流入の波を予測している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア