1日朝の重要速報まとめ
日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。
SEC「ビットコインETFの申請は不十分」(注目度:★★★★☆)
米SEC(証券取引委員会)は昨夜、ナスダックとCboeに対し、ブラックロックやフィデリティなどが最近提出した現物型ビットコインETFのの申請書類が“明確かつ包括的”ではなかったと、WSJが関係者の話として報じた。「非承認」を意味するものではない。
報道によると、SECは監視共有協定の取り決めについて十分な情報を提供していなかったため、提出書類を返却した。なお、資産運用会社は書類の文言を更新し、再申請することができると伝えたという。
フィデリティは前日、新たな申請を提出したばかりだった。
今回のニュースを受けて、続伸していたビットコインは31,000ドル台から29,500ドルまで急落していた。
一方、ブルームバーグのETFアナリストEric Balchunas氏はSECの動きを受けて、ツイッターで「基本的にSECは、”仮想通貨取引所”の名称と監視共有協定の詳細な説明を求めている。それは理解できるし、間違いなく良いニュースだ」と述べた。
Hold up a second, this isn't as bad as headline. The key paragraph is deep in story. Basically SEC wants them to name the "crypto exchange" and give more details on SSA. That's understandable, arguably good news. I was under impression they'd have to update that as well. pic.twitter.com/bh9qn65Xh2
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) June 30, 2023
関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由
CboeがビットコインETFの申請書類を更新(注目度:★★★★☆)
上述したSECの指摘を受けて、米Cboeは5つの現物型ビットコインETFの申請書類(19b-4)を更新した。
対象となるのは、Invesco Galaxy Bitcoin ETF、VanEck Bitcoin Trust、WisdomTree Bitcoin Trust、Wise Origin Bitcoin Trust、ARK 21Shares Bitcoin ETFで、最新の書類には、コインベースと監視共有協定の契約を締結する予定に関する文言が盛り込まれた。
監視共有協定とは、SECがこれまでの現物型ビットコインETFの申請に対して指摘していた欠如の部分であり、ブラックロックやフィデリティはその仕組みを導入することで承認される勝算を高めようとしているところだ。
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セルシウス 仮想通貨の一部をBTCかETHに交換可能に(注目度:★★★☆☆)
経営破綻した仮想通貨融資企業Celsius Network(セルシウス・ネットワーク)は裁判所の承認を得て、「Custody」と「Withhold」のサービスのアカウントとは無関係な仮想通貨を、全てビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)に交換(売却)することが可能になった。
変換は7月1日から可能となる。具体的な銘柄は以下通りになる。BTC・ETH以外の上位保有銘柄はLINKやCELトークン、MATICなど。
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Revolut US、ADA、MATIC、SOLを取り扱い中止(注目度:★★★☆☆)
仮想通貨も取り扱っているデジタル銀行アプリのRevolut USは米SECの最近の提訴を受けて、ADA、MATIC、SOLの取り扱いを中止する予定を発表した。
6月29日からそれら3銘柄の購入ができなくなり、9月18日までには売却及び保有は可能だという。
米大手投資アプリのロビンフッドも先月、ソラナ(SOL)・ポリゴン(MATIC)・エイダ(ADA)の上場廃止を実施した。
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