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計4460億円相当のビットコインを約3カ月で集めたアドレス、保有量は世界3位

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインアドレスの所有者

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の1つのアドレスが、5月から約3カ月間で保有量が11万8,300BTC(4,460億円相当)に達し、関心を集めている。

8月24日更新:Arkham Intelligenceのリサーチによると、昨日報道した5月から約3カ月間で保有量が11万8,300BTCに達したビットコインアドレスは、米投資アプリRobinhood Markets Inc.が管理するアドレスに該当するという。

データプラットフォーム「BitInfoCharts」によれば、このアドレスのビットコイン保有量は世界全体で3位。1位と4位がバイナンス、2位がBitfinexのコールドウォレットであるため、仮想通貨取引所のアドレスではないかなどの憶測が飛び交っていた。

なお、米上場企業マイクロストラテジーは152,800 BTCを保有しているが、一つのウォレットで保管しているかどうかは不明だ。

出典:BitInfoCharts

様々な憶測が飛び交う中、仮想通貨メディア「Wu Blockchain」の創設者Colin Wu氏は22日、このアドレスにビットコインを送信しているのは、仮想通貨取引所のGemini(ジェミナイ)であると報告。

対象のアドレスは、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)を申請した米資産運用最大手ブラックロックのものではないかなどの声も上がっていたが、現時点ではこのアドレスはジェミナイのものとみられている。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

関連上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

大口保有者の動向

ブラックロックによるビットコイン現物ETF申請などの要因で上昇していビットコインの価格は、先週の金曜日に急落。イーロン・マスク氏が率いるスペースXが、544億円(3.73億ドル)相当のビットコインを以前売却したという報道が、この急落の一因であるとの見方も上がった。

関連暴落直後のビットコイン、26000ドル前後で保ち合い

ビットコインに限らず、仮想通貨市場では大口保有者の動向は常に注視されている。最近では10年超も休眠状態にあったビットコインや、米機関が押収したビットコイン、マウントゴックスで弁済されるビットコインの動向などを投資家は注目してきた。

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他の銘柄では、イーサリアム(ETH)の共同創設者Vitalik Buterin氏のものとされているアドレスが21日に、1.4億円相当のイーサリアムを米仮想通貨取引所コインベースに送信したことが報告された。

送金した数量は600ETH。送信の目的をButerin氏が説明しているわけではないが、仮想通貨市場が下落傾向にある中、イーサリアムを売却するためにコインベースに送金したとの見方が多い。

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