TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン採掘難易度が過去最高を更新、米国政府系ウォレットの多額送金に警戒感も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

12日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比86ドル(0.25%)高、ナスダック指数は158ポイント(1.1%)高で取引を終えた。

注目された米CPI(消費者物価指数)は、前年同月比+3.0%と市場予想を下回り、12ヶ月連続の減少となった。エネルギーと食品を除くコア指数は4.8%。

インフレの鈍化傾向が好感され、ハイテク株比率の高いナスダック指数が上昇した。7月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の追加利上げを織り込むものの、その後再び停止するとの観測が強まった。

関連:米6月CPIが約2年ぶりの低い伸び率|13日朝の重要速報まとめ

関連:仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比0.77%安の1BTC=30,320ドルに。

BTC/USD日足

CPI(米消費者物価指数)発表直後に上昇する場面があるも、主要レジスタンスライン(上値抵抗線)である31,000ドル水準の上値は重く反落。

米司法省(DOJ)に紐づくと思しき2つの仮想通貨ウォレットから9,825BTC(3億ドル相当)の資金移動が確認され、市場の警戒要因となった。

米司法省は昨年11月、ダークウェブ「シルクロード」から盗難された多額のビットコイン(BTC)を押収した経緯があり、23年3月に2億1,600万ドル相当の9,861BTCを売却した。1年以内に残り41,500BTCを4回に分け売却する方針であることが裁判書類で判明している。

関連:米政府、合計1,560億円相当のビットコインを23年中に売却予定

Glassnodeによれば、現在のBTCは極めて狭いレンジの中で推移しており、過去2週間における高値と安値の値幅はわずか4.6%に留まった。

短期上昇トレンドの始まる今年1月にも同様の価格推移を示していた。

マイナー情勢

ビットコイン(BTC)のディフィカルティー(採掘難易度)は前回比+6.45%の53.91 Tに達し、過去最高難度を更新した。 翌年に半減期を控える中、マイナー間の競争率の激化は止まらず、平均採掘速度(ハッシュレート)は385.87 EH/sとこちらも過去最高値を更新し続けている。

btc.com

関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

関連:1年を切った次回ビットコイン半減期へのカウントダウン、市場動向と専門家の予測は?

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧