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現物CryptoPunks、公式アートプリント発売へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

初の公式アートプリントを限定発売

大手NFT(非代替性トークン)スタジオの米Yuga Labsは5日、現代アートプラットフォームのAvant Arteと提携して、人気NFTコレクションCryptoPunks(クリプトパンクス)を物理的にプリントアウトした作品を提供すると発表した。

「10,000 On-Chain」と「Punk On Chain」という2種類のバージョンを展開する。CrypoPunksによる初の公式アートプリント商品となる格好だ。

まず「10,000 On-Chain」は、クリプトパンクスのコレクションに登場する1万人のパンクスキャクターすべての姿を描いた、期間限定の物理的なアートだ。クリプトパンクスのNFTを所有していない者でも購入できる。

日本時間で10月27日午前1時より48時間限定で、avantarte.comにて約81,000円(541ドル)で発売される予定だ。

サイズは60cmx60cmで、シルクスクリーンのマットワニスシールを施したUV顔料プリントで作成されている。物理的な真贋証明書と、コレクターのデジタルウォレットに付与されるデジタル真贋証明書によって本物だと証明することが可能だ。

プリント作業は、ロンドンを拠点とするAvant Arteに所属する熟練の版画家が行う。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

一方、「Punk On Chain」の方は、クリプトパンクスのNFTを所有している者に、そのパンクスの物理的なプリントバージョンを提供するものである。

こちらも、「10,000 On-Chain」と同様に10月27日から48時間限定で販売され、価格は約97,000円(649ドル)だ。サイズは40cmx40cmとなる。クリプトパンクスのNFTが真贋証明の役割を果たす。

プリント版発売の背景

Yuga Labsのクリプトパンクス関連責任者であるナタリー・ストーン氏は、次のように話した。

「Punk On Chain」によってクリプトパンクスのコミュニティが新しい方法でアートを体験できるようになり、現代アート作品としてのクリプトパンクスとの絆がさらに強まることを願っている。クリプトパンクスは単なる投資対象やデジタル収集品ではない。

より幅広いオーディエンスに向けられた、「10,000 On-Chain」は少し異なる目的を果たす。それは、より広い層からの認知や、クリプトパンクスに対して好奇心を抱いている人々に、その歴史に参加し共に祝う方法を提供することだ。

ストーン氏は、Yuga Labsは常にコレクターを第一に考えることを目指しているが、アーティストやアート愛好家など、より大きなアートの世界による受容も重要だとも述べた。

独自メタバースも開発中

Yuga Labsはメタバースも開発しているところだ。7月には、約40人のNFT所有者やファンを仮想世界「Otherside」の体験に招待している。

関連Yuga Labsが人員削減、リストラでメタバースに注力

一方、6日に企業リストラとして従業員解雇を発表したばかりだった。

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