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ビットコイン続伸で仮想通貨関連株大幅高 今週米企業決算ラッシュ|24日金融短観

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10/24(火)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 大幅高

  • コインベース|77ドル(+3.4%)
  • マイクロストラテジー|377ドル(+8.4%)
  • マラソン|8.7ドル(+12.7%)

ビットコインが続伸し32,000ドル台に復帰し今年の高値を更新したことを受けて仮想通貨関連株は大幅高に。伝統金融では米国10年債利回りが一時5%水準に達したが、その後急低下しリスク資産への買いを加速させた格好だ。

マイクロストラテジーについてはビットコインポートフォリオが再び黒字に転じたことが好感された。

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仮想通貨相場 続伸

  • ビットコイン:31,655ドル +6%
  • イーサリアム:1,718ドル +5%
  • SOL:30ドル +4%

関連ビットコイン前週末にかけて3万ドル水準まで上昇、ソラナは前週比20%高

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|635円(-0.4%)
  • クシム|369円(+4.8%)
  • ドリコム|564円(+1.2%)

日経平均上位3騰落率(東証プライム)

  • 物語コーポ:3,760円 +4.2%
  • 三信電:2,196円 +3.7%
  • JINSHD:4,030円 +3.5%
  • アンビスHD:2,127円 -8%
  • アルインコ:958円 -8.1%
  • 霞ヶ関C:8,860円 -18.1%

23日の日経平均はイスラエル・ハマス紛争の緊迫化や高止まりの米国債利回り、「日銀が長短金利操作の再修正をする可能性」などが重荷となり259.8円安の30,999円で取引を終えた。

ドル円は23日に一時150円まで接近していたが、米10年債利回りが5%水準から急落したことを受けて売られ現在149円68銭で推移している。

今週国内企業の本格的な決算シーズンに入る。Web3・仮想通貨関連では10月26日にドリコムが、10月27日にはマネックス・グループが決算発表を控えている。

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伝統金融 米国株続落

  • NYダウ:32,936 -0.58%
  • ナスダック:13,018 -0.27%
  • 日経平均:30,999 -0.83%
  • 上海総合指数:2,939 -1.4%
  • 米ドル/円:149.6 +0.01%
  • 原油先物WTI:86.1ドル 0%
  • 金先物:1,984ドル -0.5%

相場を動かした主な材料は以下5点。

  • 米10年債が一時5%台に上昇するも急落
  • 今週米政府が軍事援助など財政赤字を穴埋めするために国債をさらに発行(バイデン大統領が約15兆円を議会に要請)
  • 人質解放の交渉でイスラエルによるガザ地上侵攻先延ばし 原油相場(WTI)大幅続落
  • 今週IT大手決算シーズン開始
  • 来週FOMC金利発表

主要IT・ハイテク銘柄 エヌビディア上昇

  • エヌビディア:429.7ドル +3.8%
  • AMD:100ドル -1.7%
  • テスラ:212ドル +0.04%
  • アップル:173ドル +0.06%

エヌビディアについてはアーム・ホールディングスと提携し、マイクロソフトの「ウィンドウズ」を動かすCPUの半導体設計に着手した報道が好感された。

アップルに関しては、中国の当局が税務調査や土地利用をめぐってFoxconn(鴻海)の子会社を調査しているようだ。iPhone15シリーズの製造に影響がおよぶ可能性があるとされる。

主要な決算スケジュールは以下通り(米時間)。

  • メタ:10/25 16:00
  • アマゾン:10/26 16:00
  • AMD:10/31 16:00
  • アップル:11/02 16:00
  • エヌビディア:11/21 16:00

今週以降の重要経済指標

今週はFRBが重要視する複数のデータが発表される予定だ。

  • 10/24(火)22:45 米10月総合購買担当者景気指数(PMI)
  • 10/25(水)23:00 米9月新築住宅販売件数
  • 10/26(木)21:30 米7-9月期四半期実質国内総生産
  • 10/27(金)21:30 米9月個人消費支出(デフレーター)
  • 11/02(木)3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表

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