はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨関連株続伸 日銀政策を受けドル円151円台に、明日朝はFOMC金利発表|1日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

11/1(水)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 一部続伸

  • コインベース|77.1ドル(+4.7%)
  • マイクロストラテジー|423.3ドル(+0.7%)
  • マラソン|8.8ドル(-0.4%)

全体市況

米NYダウとナスダックは小幅続伸。市場は今週FOMC金利政策発表(木曜日早朝)を控えており慎重なムードが広がった格好だ。FOMCについては今回ではタカ派的な据え置きになる見込みが高い。なお、金曜日夜には米10月失業率も発表される。

相場を動かした主な材料は以下数点。

  • 円 対ドルで年初来安値を更新
  • 10月米消費者信頼感指数 5カ月ぶり低水準 物価高に圧迫され
  • 原油相場(WTI)・金続落 中東衝突が限定的との見方

関連ビットコイン採掘難度が過去最高を更新、アルト相場ではゲーム銘柄物色も

仮想通貨相場

  • ビットコイン:34,553ドル +0.3%
  • イーサリアム:1,809ドル +0.1%
  • ソラナ:37.5ドル +7.6%

関連ソラナ、アマゾンAWSからノード運用可能に 「Breakpoint 2023」

関連2030年までのソラナ価格評価、最も強気なシナリオは?=米大手資産運用会社VanEck

日銀YCC再修正 円売り強まる

円(1ドル=151.5円)は対ドルで急落。日銀が昨日の金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)の再修正を発表し、金利誘導目標については引き続き0%程度としつつ長期金利の変動幅の事実上上限を現在の1%から一定程度超えることを容認したが、市場予想の1.5%の変動上限よりは限定的で緩和継続の姿勢と捉えられ円売りは強まった。上限は7月に0.5%から1%まで引き上げられた経緯がある。

出典:Minkabu

日銀植田総裁は記者会見でYCC修正に踏み切った背景にある物価上昇について「われわれの物価見通しなどに大きな影響が出るということであれば、それは政策の変更に結びつき得る」と指摘した。同日発表の経済・物価情勢の展望レポートでは2023年度のコア消費者物価指数上昇率の見通しが前年度比2.8%、24年度は2.8%と7月会合での予測からいずれも上方修正された。物価高に対応するためのYCC撤廃とマイナス金利早期解除への期待感は高まっているようだ。

関連FX市場で取引量2位の通貨ペア「ドル円」とは|円安の影響や変動要因を解説

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

伝統金融

  • NYダウ:33,052 +0.3%
  • ナスダック:12,851 +0.5%
  • 日経平均:30,858 +0.5%
  • 上海総合指数:3,018 -0.1%
  • 米ドル/円:151.5 -0.06%
  • 原油先物WTI:81.5ドル +0.14%
  • 金先物:1,993ドル +0.03%

主要IT・ハイテク銘柄

  • AMD:98.5ドル +2.4%
  • エヌビディア:407.8ドル -0.9%
  • アップル:170ドル +0.2%
  • アルファベット:124ドル -0.3%

エヌビディアについてはウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が昨日関係筋の情報として、米国によるAI技術の対中輸出規制が同社の中国からの50億ドル規模の受注に影響をもたらす可能性があると伝えたことが嫌気された。

また、別の半導体大手AMDは時間外0.25%安。1日引け後に第3四半期)を発表し、1株利益・売上高ともに予想を上回ったが、ゲーム事業の売上減少など第4四半期の売上高見通しが予想を下回り、AMDチップを利用するゲーム機への需要減少を見込んでいることが不安材料となったようだ。一方、AIチップの売上については強気な見通しをしており「データセンター向けGPUの売上高は、第4四半期に約4億ドル、2024年には20億ドルを超えると予想している」と伝えた。

主要な決算スケジュールは以下通り(米時間)。

  • アップル:11/02 16:00
  • エヌビディア:11/21 16:00

今週以降の重要経済指標・イベント

  • 11/01(水)21:15 米10月ADP雇用統計
  • 11/02(木)3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表
  • 11/03(金)21:30 米10月失業率

関連株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

CoinPost 仮想通貨初心者向け特集

イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説 どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選 仮想通貨の仕組み【初心者向け図解】暗号技術と問題点について
暗号資産とは|初心者でも5分でわかる仮想通貨の始め方 Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

関連:クリプト指標導入「CoinPostアプリ」の使い方をトレーダー目線で解説|寄稿:Bit仙人

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/03 水曜日
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
06:25
米CME、ビットコインの恐怖指数VIXなどの新ベンチマークを導入
米CMEがビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRPを対象とした仮想通貨ベンチマーク指数を導入した。ビットコインのボラティリティを追跡する指数は株式市場のVIXに相当し、機関投資家のリスク管理ツールとなる。
05:55
チェーンリンク初の現物ETFがNYSEで取引開始、グレースケール「GLNK」
仮想通貨チェーンリンクの初の現物ETFが3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。グレースケールがGLNKとして上場し運用資産は1700万ドル超となっている。
05:40
米SEC委員長が仮想通貨向け「イノベーション免除」導入へ、資金調達環境の改善を重視
米SECのアトキンス委員長が仮想通貨セクター向けの「イノベーション免除」導入を表明した。新たな法律を待たずにイノベーションを促進する方針で、2005年以降改革されていない開示規制の包括的見直しも発表した。
12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
18:00
イーサリアムの買い方|初心者向け取引所比較とリスク・税金まで解説
米国初のビットコインETF承認の影響でBTC価格が過去最高値を更新し、仮想通貨投資による資産運用の注目度が急上昇しています。本記事では初心者向けに高騰するイーサリアム(ETH)の買い方、アルトコイン投資のメリットやデメリット、リスクなどを解説しています。
17:42
FRBが3年半にわたる量的引き締め(QT)終了、仮想通貨市場に流動性改善の可能性
米FRBが12月1日、3年半にわたる量的引き締め(QT)を終了した。約2.4兆ドル規模の資産縮小後、仮想通貨市場への流動性改善が期待される。2019年QT終了時はビットコインが短期下落後に上昇した経緯があるが、専門家は政策効果の遅延やインフレ動向など不確実性に慎重な見方も示している。
16:04
走行映像でGARコインを還元 ドラレコアプリ「セトラス」が地方創生DXモデルを始動
セトラスが市民のドラレコ映像を行政業務に活用し、専用暗号通貨「GARコイン」で報酬を還元する地方創生モデルを発表。実証実験に参加する自治体を3枠限定で募集している。
13:55
コインベースへの情報開示請求が過去最多の1.2万件、欧米で協力要請急増 実態判明
コインベースが2025年透明性レポートを公開し、60カ国以上から12,716件の情報開示請求を受領し、前年比19%増加となったと報告した。米国の件数がトップだが、米国外からの請求は53%を占め前年比2%増加した。
13:15
米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12月下旬に公表予定
米FDIC代行議長がステーブルコイン規制「ジーニアス法」の運用規則案を今月に公表する予定だと表明。トークン化預金や仮想通貨業界のデバンキング問題についても対処を説明した。
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
12:00
金価格に合わせて動く仮想通貨とは?市場の広がりとこれから
金(ゴールド)トークン市場が急成長。パクソス(PAXG)・テザーゴールド(XAUt)の時価総額・取引量、金価格の見通し、国内発行の金連動型仮想通貨ジパングコイン(ZPG)を解説。デジタルゴールド投資の最新動向。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧