仮想通貨スマホの需要
ソラナラボ傘下のスマホ子会社「Solana Mobile(ソラナ・モバイル)」は12日、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の二代目スマートフォン「チャプター2」の予約注文数が10万件を超えたことを発表した。
チャプター2を開発する条件を「予約注文数が10万件を超えること」と設定していたため、これで目標を達成したことになる。公式サイトによれば、チャプター2は2025年に配送される予定だ。
100,000 preorders in less than 30 days 🔥
— Solana Mobile 2️⃣ (@solanamobile) February 12, 2024
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一代目のスマホ「Saga」は販売が低迷した時期もあり、2万台を完売するのに1年近くかかったが、チャプター2は注文受付開始から1カ月経たずに予約注文数が10万件を超えた。
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今回の販売は、エアドロップへの期待や「リファラルリーダーボード」という紹介システムの導入などによって注文数が増加したとみられる。
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チャプター2はSagaと違って、日本など北米・欧州以外からの注文にも対応。先行販売は3段階に分かれており、税金などを抜いた450ドル(約6万8,000円)の価格で発売する予定である第1段階の「ファウンダーウィンドウ」の期間は、本記事執筆時点で24時間を切っている。
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資金を確保
ファウンダーウィンドウでは予約注文に450ドルの入金が必要になる。公式FAQによれば、この価格が税金と送料、手数料を抜いたスマホ単体の代金になることを目標にしているという。
10万件超の予約注文があることから、現在は4,500万ドル超の資金を保有しており、ソラナラボの共同創設者Anatoly Yakovenko氏は仮想通貨メディア「CoinDesk」に対し「新しいラインを稼働させるために最低限のコストがある」と語った。
チャプター2はSagaを発展させて、仮想通貨のプロダクトやサービスによりアクセスしやすくする予定。先行販売はこれから「アーリー・アダプター・ウィンドウ」「サポーターウィンドウ」と続き、その際の価格はこれから発表される。
Yakovenko氏は14日、eコマース大手「Shopify」におけるソラナ・モバイルの販売においてステーブルコイン「USDC」を使用すると手数料がかからなかったと報告。同じ数量の販売をクレジットカードで行えば、販売側に60万ドル(約9,000万円)が課せられただろうと述べた。
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ステーブルコインとは
価格が常に安定するように設計された仮想通貨のこと。法定通貨または仮想通貨に価値が裏付けられていたり、アルゴリズム等で価格を安定させたりする様々なステーブルコインが開発されている。
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