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バイナンス、BNB保有者限定の「HODLerエアドロップ」を実施へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンス上場銘柄の先行エアドロップ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは19日、ビルドアンドビルド(BNB)トークン保有者限定で、バイナンスに上場予定のトークンのエアドロップを受け取ることができる「HODLerエアドロップ」を発表した。

エアドロップは、ユーザーのBNB残高履歴のスナップショットに基づいて行われるものだ。こうしたスナップショットは、今後ランダムにいつでも発生する可能性がある。

エアドロップを受け取るためには、ユーザーはBNBを保有し、仮想通貨を貸して増やすことのできる「Simple Earn」サービスに預ける必要がある。

バイナンスは、新しいトークンのエアドロップが実施される前にそれについて発表する。その後、一定の期間、ユーザーのBNB残高を複数回取得して、エアドロップ報酬を計算する形だ。

計算の際には、各トークンごとに上限も設けられる。たとえば、ユーザーが203 BNBを保有しており、保有量計算の上限が200 BNBの場合、200 BNBのみが計算に入れられる。

HODLerエアドロップに参加するには、顧客身元確認(KYC)を完了しており、対象となる地域に居住していることが必要だ。(日本は対象外)

エアドロップされるトークンは、バイナンスの現物市場に上場する前に、各ユーザーの現物ウォレットに自動的に送信される。上場するトークンを先行して入手できる仕組みだ。

関連: BNBの買い方や取引所、過去最高値更新の理由を解説

エアドロップとは

仮想通貨(トークン)を無料配布すること。仮想通貨の認知度向上など、マーケティングを目的としているケースが多い。ブロックチェーンがハードフォークして、新しい仮想通貨が生まれた場合にもエアドロップを行う場合がある。

▶️仮想通貨用語集

「Binance Megadrop」も先行アクセス提供

バイナンスは、Simple Earnに預けられているBNBも、トークンローンチプラットフォーム「Megadrop」の資格やVIP特典など標準的な特典をユーザーに提供し続けると説明した。

「Binance Megadrop」は4月に立ち上げられたサービスで、バイナンスに上場される前に、様々なWeb3プロジェクトへの早期アクセスをユーザーに提供するものだ。

ユーザーは「Simple Earn」で資産をロックして報酬を得る「BNB Locked Products」を利用したり、Web3クエストを完了することでスコアを得ることができる。

スコアを集めることで、選択したWeb3プロジェクトに早期アクセスして報酬をもらえる仕組みだ。

この「Megadrop」立ち上げや仮想通貨市場の上昇などを受け、BNBは2024年1月から大きく上昇していた。

BNBは、バイナンスが2017年にローンチしたトークン。名称は以前の「バイナンスコイン」から現在の「ビルドアンドビルド」へと変更されている。ビットコイン、イーサリアム、USDTに続き時価総額4位の仮想通貨だ。

コミュニティ主導のプロジェクトへと移行しているとされるが、フォーブスによると、バイナンスと前CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏が、流通している約1億4,700万BNBの71%を共同で保有している。

関連: バイナンス前CEOのCZ氏、BNB流通量の64%を所有=フォーブス

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