TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットフライヤー提供のブロックチェーン情報で犯罪グループ摘発に貢献 神奈川県警から感謝状

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

地下銀行摘発に貢献

日本の暗号資産取引所ビットフライヤーを運営する株式会社bitFlyerの金融犯罪対策部は20日、神奈川県警刑事部長から感謝状を受け取った。

これは、bitFlyerが提供したブロックチェーン解析情報が、ベトナム人グループによる地下銀行の存在を明らかにし、グループのリーダー格2名とその部下1人の逮捕および地下銀行の解体につながったことに対するものだ。

地下銀行とは、銀行法に基づく免許を持たずに不正に海外に送金する事業者を指す。このような銀行は、不法滞在者が不法就労で得た収益を海外の家族に送金したり、国際犯罪組織が国内で得た犯罪収益を海外に送金したりするために利用されることが多い。

日本では、来日外国人による悪質かつ組織的な犯罪が急増しており、警察は取り締まりだけでなく、より根本的な解決を目指した総合的な対策に取り組んでいる。

神奈川県警の捜査チームも本件において警察庁から高く評価され、警察庁長官賞を受賞した。

感謝状の贈呈式は20日にbitFlyerで行われた。 出典:bitFlyer

暗号資産と地下銀行

犯罪収益を送金する手段として暗号資産(仮想通貨)が悪用されるケースも増えており、「一般的に現金による国際送金は承認が厳しく、場合によっては送金できないケースもあります。そのため、速やかにかつ簡単に海外送金できる仮想通貨が犯罪組織にも活用されているのが実態です」とbitFlyerの広報担当者はCoinPostの取材に応じて語った。

暗号資産取引所による情報提供および捜査協力は事件解明のために欠かせない要素となっており、bitFlyerの積極的な捜査協力の姿勢と犯人逮捕につながる有力な情報の提供が評価された結果、感謝状を受け取ることになった。

株式会社 bitFlyer について

bitFlyerは「ブロックチェーンで世界を簡単に。」をミッションに掲げ、2014年に設立された。暗号資産交換業者および第一種金融商品取引業者として、暗号資産取引事業を展開している。

各国の法令を遵守し、コンプライアントに経営することの重要性を強く認識し、コストをかけながらも世界各国の金融当局との対話を重視して厳格なライセンスを取得している。日本発の金融系スタートアップとして、各国当局のライセンスを取得し、兄弟会社であるbitFlyer USA, Inc.およびbitFlyer EUROPE S.A.と共に日米欧でグローバルに展開している。

関連:4年越しの復帰、bitFlyerの加納CEOが“世界と戦う”ために求める人材は?

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧