WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米ARK Invest、35億円相当の仮想通貨関連株に追加投資 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨関連企業へ積極投資

著名投資家キャシー・ウッド氏率いる米ヘッジファンド大手ARK Investが、イーサリアム(ETH)トレジャリー企業ビットマイン(BitMine Immersion Technologies)と暗号資産(仮想通貨)取引所ブリッシュ(Bullish)の株式を合計2,350万ドル(約34億8,500万円)相当追加取得したことが、5日に公開された取引報告書から明らかになった。

報告書によると、ARK Investは、ビットマイン(BMNR)の株式を38万7,000株、合計1,600万ドル(約23億7,300万円)相当、またブリッシュ(BLSH)の株式を14万4,000株、合計750万ドル(約11億1,200万円)相当取得した。

この投資は、ARK Investの三つの主力ETF商品であるイノベーションETF(ARKK)、次世代インターネット ETF(ARKW)、フィンテック・イノベーションETF(ARKF)を通じて実行された。取得した株式は以下の通り。

  • ARKK : ビットマイン 258,108株、ブリッシュ 81,811株
  • ARKW : ビットマイン 83,082株、ブリッシュ 39,597株
  • ARKF : ビットマイン 47,135株、ブリッシュ 22,498株

8月13日にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場したブリッシュは、IPO(新規株式公開)価格37ドルに対して初値90ドル、終値68ドルで83%超の上昇を記録。3,000万株を売却して11億ドル(約1,632億円)を調達した。

ブリッシュは2021年にSPAC上場を試みたが、当時の金利上昇により計画が頓挫した経緯がある。今回は従来型のIPOで上場し、大成功を収めた。著名投資家ピーター・ティール氏が同社を支援しており、大手仮想通貨メディアCoinDeskを買収した仮想通貨プラットフォームとして注目を集めている。

Ark InvestはBLSHの上場初日に、1億7,200万ドル(約255億円)相当の株式を取得している。

関連:仮想通貨取引所Bullish、NYSEに上場 取引初日は株価が83%超上昇

ビットマインは現在、最大のイーサリアムトレジャリー企業であり、イーサリアム流通供給量の約1.55%にあたる194万7,299ETH(執筆時価格:1兆2,428億円)を保有している。

ビットマインは、イーサリアム総供給量の5%取得を目指す「5%の錬金術」戦略を掲げており、9月2日には保有するイーサリアムが約186万ETHに達したと報告。その翌日には、仮想通貨投資企業ギャラクシー・デジタルと機関投資家向けの仮想通貨取引プラットフォームFalconXから、合計約8万ETHを購入し、最大のETH保有企業としての地位をさらに強化した。

ARK Investは7月下旬、1億7,400万ドル(約258億円)相当のBMNR株を取得。8月には、BMNR株を1,700万ドル(約25億1,800万円)で約41万株、1,560万ドル(約23億1,090万円)で33万9,113株と2回にわたり取得した。

ARK Investは、ビットマイン株の保有拡大を通じて、イーサリアム市場への投資エクスポージャーを戦略的に拡大している。

関連:ビットマイン、保有イーサリアムが1兆円突破 トム・リー会長は対BTC比率上昇を予想

仮想通貨の将来に強気

ARK Investの創設者キャシー・ウッド氏は、CEO兼最高投資責任者(CIO)として、同社を率いており、多くの投資家がその動向に注目する人物だ。ウッド氏の投資哲学は、「破壊的イノベーションが経済と社会を根本的に変える」という信念に基づいており、人工知能(AI)、ブロックチェーン、ロボティクス、電気自動車などの成長分野に賭ける戦略をとっている。

これまでテスラや大手仮想通貨取引所コインベース、投資アプリRobinhoodなどへ早期投資を行い、成功を収めたことで知られている。

ウッド氏は仮想通貨を「金融の未来」と位置付け、このビジョンに基づいた投資を行っている。今年4月のレポートでARK Investは、ビットコイン(BTC)が2030年までに3つのシナリオで30万ドルから150万ドルに達する可能性があると予測するなど、その将来性に強気の姿勢を貫いている。

ウッド氏は2021年1月に、今後、より多くの企業がビットコインをバランスシートに加える可能性があると指摘し、ビットコイン技術を理解できるIT企業が主導するだろうと主張した経緯がある。当時、ビットコインを積極的に購入していたのは、米マイクロストラテジー社(現ストラテジー社)のみだった。

こうした背景から、ARK Investによる最大のイーサリアムトレジャリー企業ビットマインへの追加投資は注目に値する動きといえるだろう。

関連:ビットコイン今後の価格シナリオ 2030年までに最大240万ドル到達へ=米ARK

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/21 日曜日
14:50
大阪JR天王寺駅直結の大型商業施設に仮想通貨ATM、COINHUBとJR西日本SC開発が提携
コインハブはJR西日本SC開発と契約を締結し、大阪の商業施設「天王寺ミオ」に西日本初の仮想通貨ATMを設置する。現金と仮想通貨の双方向取引が可能で、3000台規模の全国展開を目指す方針。
12:00
Sun Sun House大木氏が語る古民家×DAOの可能性
今回、WebX2026でプラチナスポンサーのSun Sun House 代表取締役・大木竜郎氏が、古民家再生×DAOで日本の地方資産をグローバルな価値へ転換する取り組みと、WebX 2026への展望を語る。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(6/19)|米FOMCのタカ派シフト・BTC大口保有が過去最高・リップル投資の動向まとめ
今週は、米FOMCタカ派シフトによる仮想通貨相場下落、ビットコイン大口保有者の保有量の過去最高更新、リップルのアフリカ最大決済インフラへの戦略投資に関する記事が関心を集めた。
06/20 土曜日
13:45
イーサリアム財団の元メンバー、ETH開発の資金面のリスクを指摘
イーサリアム財団の元メンバーであるトレントン・ヴァン・エップス氏は、イーサリアム財団に関する自身の考えをXで共有。仮想通貨イーサリアムの開発の資金についてリスクを指摘した。
13:30
アニメ壁紙マルウェアに注意、仮想通貨も標的 Steamで数万回DL=カスペルスキー
カスペルスキーがSteamワークショップで発見したマルウェア入り壁紙について注意喚起した。情報窃盗マルウェアによるゲームアカウント乗っ取りなどが確認されている。
12:00
「AIは計算処理そのもの」Gonka共同創設者が描くWeb3の次なる使命
今回、WebXのプラチナスポンサーとしてブースを出展するGonka共同創設者にインタビューを実施。計算リソースのほぼ100%をAI処理へ振り向ける分散型コンピュートプロトコルの構想、GPUを集約するネットワークの可能性、日本市場への展望を聞いた。
11:35
全国ビジネス企業年金基金、通貨リスク分散目的で仮想通貨投資へ=報道
1200社が加入する全国ビジネス企業年金基金が2026年度内に仮想通貨投資を開始する方針を示した。大阪取引所もビットコイン現物ETF解禁に合わせ2028年の先物投入を検討中。
10:40
アルゴランドが耐量子暗号ロードマップを公開、2026年Q3に主要実装
アルゴランド財団が耐量子暗号の実装計画を公開した。2026年Q3にネイティブ量子耐性アカウントを導入し、同年末には量子耐性マルチシグ対応を目指す。
10:20
コインベースL2のBase、最新アップグレード「Beryl」メインネット実装へ
イーサリアムL2「Base」が第2回アップグレード「Beryl」を間もなくメインネットへ実装する。独自トークン規格「B20」の導入や「Reth V2」によるパフォーマンス向上などを含む。
08:25
米CFTC・SECが派生商品定義の見直しでパブコメ募集、CME提訴と同日
米CFTCとSECは18日、無期限先物やイベント契約を含む派生商品定義の明確化に向けた共同パブリックコメントを要請した。CMEグループが同日、カルシの無期限先物承認をめぐりCFTCを提訴しており、定義をめぐる法的・行政双方の争いが同時進行する形となった。
07:15
米チャールズ・シュワブが予測市場に参入、S&P500連動の二者択一型オプションを数カ月以内に提供へ
米大手証券のチャールズ・シュワブがCboeと組み、S&P500の値動きに連動する二者択一型オプション契約(予測イベント契約)を数カ月以内に提供する。WSJが報じた。
06:45
リップル『スウェル2026』、XRPLアペックスと初統合 10月ニューヨーク開催予定
リップルが年次イベント「Swell 2026」を10月27〜29日にニューヨークで開催すると発表した。開発者向けサミット「XRPL Apex」との初の統合開催で、1500人超の参加を見込む。
06:15
米フランクリン・テンプルトン、配当をビットコインへ再投資するETFをSEC申請
グローバル資産運用大手フランクリン・テンプルトンが米国株の配当をビットコインに自動再投資するインデックスETFをSECに申請した。初期配分は株式95%・ビットコイン5%で、発効は9月1日ごろの見通し。
05:50
米クラリティー法案、7月4日休会前の上院採決に3つの壁
米国の仮想通貨構造法案「クラリティー法」が上院の本会議採決に向けて審議を続けている。60票の閾値、委員会間のテキスト統合、倫理条項をめぐる対立という3つの課題が残る。
05:00
中東産油国オマーン、強制参加型ビットコインマイニングプールを開設
中東国家オマーン情報通信技術省が国家公認の仮想通貨マイニングプール「オマンハッシュ」を開設。国内のライセンス取得済みマイナーに参加を義務付け、初期フェーズで約10EH/sの集約を見込む。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧