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ビットディア、週間採掘165BTCを全売却 ゼロ保有戦略を継続

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 2025年2月以来の方針継続
  • ハッシュレート68EH/s、A4マイナー投入も進む

採掘分を即時売却

ビットディア・テクノロジーズ・グループ(Bitdeer Technologies Group、ナスダック:BTDR)は13日、4月10日時点の週次ビットコイン(BTC)運用データを公式Xアカウントで公開した。同期間における採掘量は165.0BTCで、顧客預かり分を除く自社保有BTCはゼロを維持している。 同社の週次レポートによると、採掘した165.0BTCは全量売却され、純増加分はゼロとなった。

ビットディアは2025年2月に「BTCゼロ保有戦略」を正式に採用しており、今回の売却はその方針の継続的な実行にあたる。保有残高ゼロという数字は市場への売り圧力を示すものではなく、同社が定める運営方針に基づく定常的な行動だ。

関連記事:ビットディア、「管理ハッシュレート」でMARA超え世界最大規模 比較に疑問も

ビットディアが2025年12月末時点で管理ハッシュレート71EH/sを達成し、MARAの61.7EH/sを上回った。ただし両社の統計方法の違いから直接比較は困難との指摘も。採掘業界では半減期後の収益低下を背景にAI事業への転換が進んでいる。

このゼロ保有戦略は、採掘したビットコイン(仮想通貨)を即座に法定通貨へ転換することで、電力費やハードウェア償却といった運営コストを安定的に賄うことを目的としている。

大手マイナーが採掘分をそのまま保有する「HODL型」運用モデルとは一線を画す経営スタンスであり、機関投資家にとっては直接的なBTC価格変動との連動が低い点が特徴とされる。

2026年2月時点でビットディアの稼働ハッシュレートは68.0EH/sに達しており、同月の月間採掘量は705BTCに上る。また4月7日には、自社開発の「SEAL04」チップを搭載した最新マイニングマシン「シールマイナー(SEALMINER)A4シリーズ」を発表しており、ハードウェアの垂直統合戦略も着実に進んでいる。

2024年4月のビットコイン半減期でブロック報酬が6.25BTCから3.125BTCへ減少して以来、マイナーは利益率の圧迫に直面しており、各社がコスト管理と採掘効率の向上を迫られている。ビットディアのゼロ保有戦略は、こうした業界環境において財務の安定を優先する現実的な対応の一例といえる。

関連記事:収益圧迫のマイニング業界、ビットコインのハッシュ価格が過去最低水準に

コインシェアーズの26年Q1マイニングレポートによると、ハッシュ価格が半減期後の過去最低値28〜30ドルまで急落した。採算割れのマイナーが続出する中、上場マイニング企業のAI・HPC事業への移行が加速し、AI収益が全体の70%に達する可能性も指摘された。

関連:【2026年最新版】ビットコイン(BTC)とは?初心者にわかりやすく仕組みや特徴を解説

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