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パナソニックHD、ブロックチェーン基盤Tracephereでアクティアと協業

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • パナソニックHDの技術とアクティアのDX実行力を組み合わせ
  • 循環経済・製造・エネルギーなど幅広い産業領域へ展開

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)とアクティア株式会社は6月2日、パナソニックHDが開発するブロックチェーン基盤型トレーサビリティ・プラットフォーム「Tracephere™(トレースフィア)」の事業展開に向けた戦略的パートナーシップの締結を発表した。

脱炭素・循環経済(サーキュラーエコノミー)の進展を背景に、製品・素材のライフサイクル全体にわたるトレーサビリティや、CO2排出量・資源循環率の可視化、改ざんが困難なサプライチェーンデータ連携の需要が高まっており、両社はこの領域での事業共創を進める。

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両社の役割と補完関係

パナソニックHDは2017年よりブロックチェーン技術の研究開発を開始し、照明器具の循環リサイクル実証(環境省令和5年度採択事業)などを経てTracephereを実用レベルに引き上げてきた。同社は引き続きTracephereの企画・研究開発を担うとともに、ものづくりの知見を活かしたトレーサビリティ・データ設計に注力する。

一方のアクティアは、新規事業・DXの企画から、クラウドシステム開発・運用、サービス化までを一括で支援できる体制を強みとしている。子会社CALM株式会社と連携し、Tracephereを組み込んだSaaS型サービスとしての提供・運営を担う。

両社はそれぞれの強みが重なるのではなく補い合う関係にあるとしており、産業横断で利用される「信頼の社会基盤」として育てることを目指す。

展開領域と提供形態

展開領域としては、まず循環経済を中心に、製品・素材のリユース・リファービッシュ・リサイクル各工程でのデータ記録、資源循環率の可視化、NFT証明書を活用したサプライチェーン全体での貢献の見える化などを想定している。

さらに製造業・流通・エネルギー・公共分野など、信頼性あるデータ連携を必要とするあらゆる産業領域へと適用を広げる計画だ。

提供形態は、顧客ごとの個別ニーズに応じる案件型に加え、SaaS型サービスとしての展開も視野に入れており、より多くの事業者が利用しやすい形での普及を目指している。

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