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イーサリアム最大保有企業ビットマイン、年利9.5%優先株を発行へ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 年利9.5%の優先株300万株、1株100ドル・NYSE上場予定(ティッカー:BMNP)
  • ETH約542万保有、ステーキング年間収益は約2.76億ドルと試算

年利9.5%の優先株をNYSEに上場申請

米国の仮想通貨運用会社ビットマイン(NYSE:BMNR)は3日、SECに目論見書補足(Form 424B5)を提出し、9.50%シリーズA永続型優先株300万株の新規発行を申請した。1株の表示価格は100ドルで、調達総額は3億ドル規模となる見込み。NYSEへの上場を申請しており、ティッカーは「BMNP」を予定している。

優先株は毎週後払いで配当を累積し、未払い配当が発生した場合は複利で上乗せされる仕組みだ。早期償還については、発行から18ヶ月以内は表示価格の110%、3年以内は105%、3年超は100%のコールプレミアムが設定されている。

同社は配当の主な原資として、イーサリアムのステーキング収益やオプション戦略による収入を充てる方針を示している。

ETH約542万を保有、年間ステーキング収益は約2.76億ドル

同社は5月31日時点でETH約541万6,901(流通供給量の約4.49%)を保有しており、世界最大のETH保有企業としている。保有ETHの時価は同日時点で約108億ドル(1ETH=2,003ドル)に達する。また203BTCのビットコインも保有する。

2026年3月に立ち上げたイーサリアムステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」では、5月25日時点で保有ETHの約87%にあたる約470万枚をステーキングに振り向けており、MAVANを通じたグローバルのステーキング総額は140億ドル超に達したとしている。

年間ステーキング利回りは総額ベースで約2.5〜4.0%とされ、5月25日時点の試算では年換算ステーキング収益が約2.76億ドルに上る見込みと開示している。

同社は2026年4月9日にNYSEへ普通株(BMNR)を上場しており、今回の優先株上場はその後続的な資本調達となる。なお今回の目論見書補足は予備的な内容であり、最終的な発行価格等は未定。

市場関係者の分析によると、優先株300万株(1株100ドル)の年間配当総額は約2,850万ドルとなる計算だ。同社の5月31日時点の年換算ステーキング収益約2.58億ドルと比較すると、配当義務の約9倍に相当するとされる。

一方でETH価格が約1,200ドルを下回った場合、ステーキング収益だけでは配当をカバーできなくなるリスクも指摘されている。

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