WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ワールドカップ開幕で予測市場に30億ドル超の需要増、バーンスタイン予測

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • バーンスタインが予測市場に30億ドル超の需要増を予測
  • カルシが5月に前月比21%増・179億ドルでシェア57%

W杯と予測市場

投資調査会社バーンスタインは12日、2026年FIFAワールドカップの開幕にあわせ、同大会が賭け・予測市場セクター過去最大の取引量・取引額の触媒になるとのレポートを公表した。複数メディアが報じた。

同大会は日本時間12日朝メキシコシティでのメキシコ対南アフリカ戦で開幕しており、13日にはカナダ(トロント)・米国(ロサンゼルス)でも開幕セレモニーと初戦が行われる。

今大会は48チーム・104試合の拡大フォーマットで行われる。バーンスタインは、この期間に30億ドル超の取引高増加と、予測市場セクター全体で最大100億ドルの賭け金総額増加が生じうると推計した。

予測市場プラットフォームとは、選挙・金利決定・スポーツ結果など現実の事象の結果に連動した契約をユーザーが売買する場だ。契約価格が特定の結果の発生確率を反映する仕組みで、2024年の米大統領選でブロックチェーン基盤のポリマーケットなどに数千万ドル規模の取引が集まり、業界の認知が一気に広まった。

解説記事:Polymarketとは?仕組みや将来性・Google統合で注目の予測市場をわかりやすく解説

Polymarket(ポリマーケット)とは、未来の確率をUSDCで売買する分散型予測市場。米大統領選で注目を集め、Google Financeにも統合。仕組み、特徴、課題、今後の展望をわかりやすく解説。

プラットフォーム別の動向

市場シェアではカルシが優位を固めつつある。5月の業界全体の取引高は約312億ドル(前月比約5%増)だったが、カルシは前月比21%増の179億ドルとなり、市場シェアを約57%まで引き上げた。一方、ポリマーケットの世界取引高は前月比14.8%減の71億ドルだった。

ドラフトキングスについてバーンスタインは、今大会の最大の受益企業と位置づけた。同社の予測市場プロダクト「ドラフトキングス・プレディクションズ」はカリフォルニア・テキサス・フロリダ州で唯一の合法スポーツプロダクトだ。この3州には米国ヒスパニック系人口の52%が集中しており、バーンスタインはテレムンドとの提携やスペイン語ネイティブアプリを通じたヒスパニック系ユーザーの獲得が、W杯のタイミングで最も有効に機能すると指摘した。

バーンスタインは、W杯期間中に同サービスの新規口座が約65万口座増加し、2026年末には累計約200万口座に達すると見込んでいる。同社が発表した5月の年換算取引額は前月比24%増の13億ドルで、総取引量は前月比34%増の31億ドルだったという。

関連記事:予測市場Myriad、チェーンリンクをワールドカップオラクルに独占採用

予測市場プラットフォームのMyriadは、2026FIFAワールドカップの全試合市場においてChainlinkを独占オラクルインフラとして採用。試合結果の自動決済・即時払い出しを実現し、10万ドルのトレーディングコンペも実施。

また、米大手仮想通貨取引所コインベースはカルシとの提携を通じてW杯関連契約を提供している。2026年初頭のローンチから2ヶ月以内の同年3月に年換算収益1億ドルを突破しており、バーンスタインは今大会を同プロダクトにとって最初の大型グローバルスポーツ触媒と位置づけた。

バーンスタインは予測市場の取引総額について、2025年の約510億ドルから2030年には1兆ドルへ拡大するとの長期予測(年複利成長率約80%)を維持しており、2026年は2,400億ドルに達すると見込んでいる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07:20
スペースX株をソラナで取引可能、バックパックがIPO初日にトークン化
仮想通貨取引所バックパックは、スペースXのナスダック上場初日にあわせトークン化株式SPCXをソラナ上で提供開始した。実株1:1裏付けで証券口座との相互変換が可能で、24時間365日取引できる。
06:55
米銀行団体がクラリティー法案に反対キャンペーン、仮想通貨業界と対立
米コミュニティ銀行団体ICBAがクラリティー法案のステーブルコイン報酬条項を問題視し、仮想通貨業界に対抗する広告キャンペーンを開始した。1.3兆ドルの預金喪失試算を根拠に規制強化を訴えている。
06:10
ワールドカップ開幕で予測市場に30億ドル超の需要増、バーンスタイン予測
投資調査会社バーンスタインは、2026年FIFAワールドカップが予測市場の取引高を30億ドル超押し上げ、賭け金総額で最大100億ドルの増加をもたらすと予測。
05:40
ブラックロックのビットコイン利回りETF、近日上場へ ゴールドマンに先手か
ブラックロックがビットコイン・プレミアムインカムETF「BITA」の第4次修正申請をSECに提出し、手数料を0.65%に設定した。ブルームバーグETFアナリストは早期上場を予想している。
05:00
カントン開発企業デジタル・アセットが570億円調達、a16z主導しSBI含む20社超参加
ブロックチェーン企業デジタル・アセットは11日、カントンネットワークの拡大を目的としたa16z crypto主導の3.55億ドルの資金調達を発表。SBIグループを含む金融機関20社超が出資に参加。
06/11 木曜日
18:46
Visa、ステーブルコイン決済70億ドル規模に OpenAIとAI向け基盤で提携
Visaがステーブルコイン決済の年換算ランレート約70億ドルを公表。トークン化預金の技術レイヤー構築やAIエージェント向け決済基盤「Visa Intelligent Commerce」を発表し、OpenAIとの戦略的提携も明らかにした。
17:26
仮想通貨を金融商品に、金商法改正案が衆院委を通過
仮想通貨の規制を資金決済法から金融商品取引法へ移行する改正案が、6月10日に衆議院財務金融委員会を可決。インサイダー取引規制の新設や発行者への情報開示義務、分離課税(税率20%)の導入を盛り込む。参議院での審議を経て、成立すれば2027年度の施行を見込む。
16:23
ビットワイズCIO報告、投資顧問の関心はビットコインよりステーブルコインに
ビットワイズのCIOマット・ホーガン氏が1日で40人超の投資顧問と面談。関心は依然として高いが、BTCよりステーブルコインと資産トークン化に注目が集まる実態が明らかに。ETH・SOL・HYPEなど具体的銘柄名も言及された。
14:47
モルフォ、「DeFi史上最大級」約280億円調達 パラダイム・a16z・SBIグループ参加
DeFiレンディングプロトコルのモルフォが1億7500万ドル(約280億円)の資金調達を発表。パラダイム、a16zクリプト、リビットキャピタルが主導し、SBIグループも出資に参加した。
13:55
ステラ、量子コンピュータ対策を発表  2027年末までに量子耐性署名への移行対応完了目指す
ステラ開発財団(SDF)が量子対応計画(QPP)を発表した。QPPは3段階で実施され、2027年末までに全アカウントの量子耐性署名への移行完了を目指している。
13:10
ビットコイン市場は調整の後期段階か、需要枯渇が顕著=グラスノード
グラスノードによると仮想通貨ビットコインは割安圏に位置するも反発は見られず短期保有者の95%超が含み損を抱えている。調整の後期段階の特徴を示す相場だとの分析を示す。
11:57
大阪取引所、ビットコイン先物を28年投入へ ETF解禁に合わせ=日経
大阪取引所の多賀谷彰社長がビットコイン先物の2028年投入方針をインタビューで明らかにした。金融庁が同年をめどに進める投信法施行令改正と歩調を合わせ、ETF解禁後の機関投資家のヘッジ需要に対応する。
11:02
マスターカード、AIエージェント決済向けの新サービス発表
マスターカードは、AIエージェント決済向けの新サービスを発表。リップルやソラナ財団、仮想通貨取引所コインベースなどと協業もして、次世代のデジタル商取引をサポートしていく。
10:44
仮想通貨の新規トークン調達、Q2は85%減 5年ぶり最低水準か=CryptoRank
CryptoRank.ioの集計によると、2026年第2四半期のIEO・ICO・IDO合計調達額は5,800万ドル(約93億円)と前四半期比85%減。販売件数も37件にとどまり、2025年Q1のピークから急落した背景を解説する。
10:25
米国政府がFTX押収のLINKトークンを売却か、1.2億円相当
米国政府がFTX・アラメダ研究所の押収資金から約98,590 LINK(約76.8万ドル)をコインベース・プライムへ送金したことが、10日のアーカムデータで明らかになった。トランプ政権の大統領令により、ビットコイン以外のアルトコインは引き続き売却対象となっている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧