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暴落時は一括投資と積立投資どちらが有利?シミュレーションで徹底比較

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暴落後の投資戦略は、投資初心者にとって最も難しいテーマの一つです。 「一括投資」と「積立投資」、どちらを採用すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

一括投資と積立投資は、どちらも「いつ買うか」をあらかじめルール化できる投資スタイル。 「決めた後はある程度放置」できる手軽さが魅力です。

今回は実際の暴落局面でのシミュレーションをもとに、一括投資と積立投資のどちらが合理的かをデータで検証していきます。

目次
  1. 暴落後の投資判断:一括投資 vs 積立投資
  2. 一括投資・積立投資のメリット・デメリット
  3. ドルコスト平均法の仕組み(図解)
  4. 暴落局面でのシミュレーション:どちらが有利か
  5. SBI VCトレードで積立を始める
  6. まとめ
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暴落後の投資判断:一括投資 vs 積立投資

前提として、世界の株式市場は長期的には右肩上がりで推移してきました。

そのため、短期的には売買タイミングによって結果が変わるように見えても、数十年単位で見れば大きなパフォーマンスの差は生まれにくいのです。

例えば2018年末、金利上昇懸念などを背景に米国株は大幅下落。 日経平均株価も1,000円超下落し2万円台を割り込みましたが、翌年末には2万3000円台まで回復しました。

また、コロナショックに見舞われた2020年の暴落(約20%)についても、約1年で元の水準に到達。 一時1万6,000円台まで落ち込んだ日経平均株価は、現在では6万円台に迫る水準まで上昇しています。

出典:TradingView

関連:ビットコインが暴落した今、口座開設すべき?過去の暴落データから見る回復の歴史

一括投資と積立投資

こうした過去の事例を踏まえると、あえて投資タイミングを見極めない一括投資や積立投資の方が、労力的にはむしろ合理的といえます。

一括投資は「あるタイミングで一括して資金を投入する方法」、積立投資は「一定額の資金を定期的に投入する方法」です。 どちらも市場の動きを細かく予測したり、頻繁に売買したりする必要はありません。

次章以降では、それぞれの特徴や強み・弱み、さらに実際の暴落局面におけるパフォーマンスについて解説します。

一括投資・積立投資のメリット・デメリット

それぞれのメリット・デメリットを整理しておきましょう。

一括投資
メリット
  • 早期に複利効果を得られる元手を一度に市場へ投入するため、複利が早い段階から働く
  • 上昇相場に強い割安なタイミングで投資できれば、大きなリターンを得られる可能性がある
デメリット
  • 暴落時の損失リスクが大きい投資直後に相場が下落すると、短期的に大きな含み損を抱える可能性がある
  • まとまった資金が必要一度に大きな資金を用意する必要があり、資産状況の見極めが重要
積立投資
メリット
  • 少額から始められる毎月の積立額を自由に設定でき、初心者でも取り組みやすい
  • 下落相場・変動相場に強いドルコスト平均法により平均取得単価が平準化され、リスクを抑えられる
  • タイミングを読まなくていい定期的に自動購入するため、相場に張り付く必要がない
デメリット
  • 大きなリターンには時間がかかる少額ずつの投資のため、資産を大きく育てるには長期の継続が必要

ドルコスト平均法の仕組み(図解)

ドルコスト平均法は、端的には「平均取得単価を平準化」する効果があります。 ここでは2022年の日経平均株価を例に、その仕組みを解説します。

オレンジ線は毎月月初に積立投資をした場合、濃グレー線は年初に一括投資した場合の平均取得単価を示すグラフです。 点線は月初の日経平均株価終値を表します。

積立投資(オレンジ)のグラフに注目すると、初めのうちは28,000円前後を推移していますが、日経平均株価の下落に伴って平均取得単価も徐々に落ち着いていく様子がわかります。

経過月数 積立投資 一括投資
開始時
3月 ▼3.23% ▼8.39%
6月 ▼0.25% ▼6.29%
9月 +0.89% ▼5.60%
12月 +2.99% ▼3.67%

結果として積立投資は、ボラティリティの高い値動きの中でも、約3%の利益を実現することができました。 これはドルコスト平均法によって平均取得単価が平準化されたためです。

上昇相場では必ずしも高いリターンを得やすいわけではありませんが、下落相場においては損失を抑える手段として有効に機能します。

関連:仮想通貨ビットコインの長期投資【初心者向け】ドルコスト平均法でかんたん積立

暴落局面でのシミュレーション:どちらが有利か

暗号資産は株式市場と比べて価格変動が大きい傾向があります。そのため、ドルコスト平均法による平均取得単価の平準化効果がより働きやすい局面も多くなります。ここでは比較しやすい日経平均株価を例に検証します。

2025年初頭から春にかけての下落・変動局面、特に2025年4月の世界同時株安(トランプ政権の相互関税政策の影響を受けた時期)の影響を踏まえ、2025年1月6日を起点として2025年5月1日までの日経平均株価をモデルに、一括投資と積立投資それぞれのパフォーマンスをシミュレーションしてみましょう。

① 年初に500万円を一括投資したパターン

2025年1月6日の日経平均株価終値は39,307.05円なので、500万円÷39,307.05=127.20単位購入することになります。

② 毎月初日に100万円ずつ積立投資したパターン

1月6日、2月3日、3月3日、4月1日、5月1日に100万円ずつ取得するので、合計で133.37単位購入することになります。

株価が高い1月には少なく(25.44単位)、株価が安い4月には多く(28.07単位)買っていることがわかります。

購入日 価格 取得単位
1月6日 39,307.05 100万円÷39,307.05=25.44単位
2月3日 38,520.09 100万円÷38,520.09=25.96単位
3月3日 37,785.47 100万円÷37,785.47=26.47単位
4月1日 35,624.48 100万円÷35,624.48=28.07単位
5月1日 36,452.30 100万円÷36,452.30=27.43単位
合計 133.37単位

どちらのパターンが有利か

最終的な損益は、5月1日の終値(36,452.30円)に取得数を乗じた値から元本(500万円)を引いて求めます。

一括投資 積立投資
取得数 127.20単位 133.37単位
最終評価額 127.20×36,452.30=約463.5万円 133.37×36,452.30=約486.3万円
損失額 500万円-463.5万円=36.5万円 500万円-486.3万円=13.7万円
下落率 約7.29% 約2.74%

どちらの方法も損益はマイナスとなりましたが、積立投資の方が約4.5%良いパフォーマンスとなりました。

数値だけを見るとわずかな差に見えるかもしれませんが、例えば退職金2,500万円を運用していた場合、同じ4.5%で約113万円の差が生じることになります。

したがって、一括投資のタイミングによって結果は変わるものの、暴落局面においては積立投資が優位に働くことがわかります。

SBI VCトレードで積立を始める

ここまで確認してきた通り、暴落局面では積立投資がリスクを抑えながら資産形成できる合理的な手段です。 「500円から」「設定したら放置でOK」という手軽さが、積立投資の最大の魅力と言えるでしょう。

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SBI VCトレード 積立サービスの概要

対応銘柄 BTC・ETH・XRP・SOLなど主要銘柄
積立金額 500円〜200万円(1円単位)
積立頻度 日次(毎日10:00〜)・週次(毎週火曜10:00〜)・月次(毎月28日10:00〜)
手数料 無料
積立期間 無期限(日次:30〜365日/週次:4〜52週/月次:1〜12ヶ月)

出典:SBI VCトレード

積立のポイント:価格が高いときは少なく、安いときは多く自動購入するため、平均取得単価が自然と平準化されます。まさに本記事で解説したドルコスト平均法を、手間なく実践できる仕組みです。

積立の始め方(3ステップ)

1

好きな銘柄を選択

BTCやETHなど購入したい暗号資産を選びます。

2

積立プランを選択

毎日・毎週・毎月の3種類から積立頻度を選択します。銘柄ごとに異なる頻度を設定することも可能です。

3

積立金額を決める

500円〜200万円の範囲で金額を設定して完了。申込みの翌営業日以降の直近注文日時から積立がスタートします。

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まとめ

本記事では、一括投資と積立投資を比較し、変動相場や暴落局面における積立投資のリスク低減効果を確認しました。

コロナ禍以降、比較的落ち着いていたボラティリティは、現在緩やかに上昇しつつあります。今後の上昇を見越して一括投資に踏み切る選択肢もありますが、「リスクを抑えつつ、できるだけ早く投資を始めたい」方には、積立投資を始める良いタイミングかもしれません。

投資において重要なのは、いかに早く市場に資金を投入できるかという点です。ビットコインをはじめとする暗号資産への投資を検討している方は、まずは500円からの少額積立で始めてみてはいかがでしょうか。

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