GMOクリック証券とは
GMOクリック証券は、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社を親会社とするGMOクリック証券株式会社が運営するネット証券です。GMOインターネットグループの金融部門を担う中核企業の一つです。
2005年の創業以来、IT企業としての高い技術力を背景に、インターネットを通じて株式、投資信託、FXなど、多彩な金融商品を提供してきました。実店舗を持たない分、独自の取引ツールや低コストなサービスを提供し続けてきた、投資家にとって利便性の高い証券会社です。
また、GMOクリック証券は、金融商品取引法に基づき、第一種金融商品取引業者として金融庁・財務局に登録されています。登録番号は「関東財務局長(金商)第77号」です。さらに、日本証券業協会や金融先物取引業協会などの自主規制機関にも加盟しているため、その透明性と信頼性は高いといえます。
万が一の不正取引に対するセキュリティ対策も強化されており、ログイン時の追加認証の導入や、乗っ取り被害に対する原則全額補償の方針を打ち出しています。投資家が安心して資産を預けられる体制を整えており、投資初心者から上級者まで、幅広い方から信頼を獲得しています。
目次
GMOクリック証券の主な特徴・強み
GMOクリック証券の最大の強みは、なんといっても圧倒的なコストパフォーマンスの高さにあります。2025年9月からは、インターネット経由の国内株式取引および投資信託の売買手数料が約定代金にかかわらず完全無料となりました。大手ネット証券では、無料になるために所定の条件を満たす必要があるため、無条件で誰でも無料の恩恵を受けられるのは画期的な魅力です。
また、自社開発による高性能な取引ツールも高く評価されており、初心者から上級者まで満足できる直感的な操作性と多機能性を両立させています。手数料の完全無料化と合わさった結果、「手数料負け」を気にする必要がなく、小さな値幅を狙った取引にも取り組みやすくなりました。そのため、頻繁に売買を行うアクティブトレーダーから多くの支持を集めています。
さらに、GMOあおぞらネット銀行との連携も特徴的です。証券口座と銀行口座を連携させる「証券コネクト口座」を利用することで、預金金利をメガバンクの一般的な普通預金金利と比較して大幅に高い水準に引き上げることが可能です。待機資金を銀行口座で運用しながら、必要なタイミングで即時に証券口座へ振替して取引に回すといった資金管理が行えるため、投資と預金を一体で考えたい方にとって効率的な資金運用が実現できます。
取扱商品・サービス
GMOクリック証券の取扱商品は多岐にわたりますが、株初心者が押さえておきたいのは、国内株式(現物・信用)、米国株関連(CFD)、投資信託、そしてNISA制度への対応状況です。それぞれのサービスの特徴について解説します。
国内株式(現物・信用)
GMOクリック証券の国内株では、東京証券取引所に上場する株式やETF、REITなどを現物取引・信用取引で扱っており、いずれも手数料無料の対象となっています。ただし、取扱市場は東京証券取引所に上場している銘柄のみです。名古屋や札幌、福岡といった地方取引所の単独上場銘柄は扱っていない点には注意が必要です。
また、GMOクリック証券の信用取引は、制度信用と一般信用の両方に対応し、金利や貸株料もプランに応じて業界の中でも比較的低水準に設定されています。例えば、制度信用の買方金利は、一定条件を満たしVIPプランが適用されると1.8%程度となり、他社と比べても安い水準になっています。中長期の信用買いポジションを持つ場合でも、金利負担を抑えやすい環境が整っています。
米国株式
GMOクリック証券の米国株式については、現物株として直接購入するのではなく、「株式CFD(差金決済取引)」を通じて、米国株の値動きに投資する形態を採用しているのが特徴的です。株式CFDでは、アップルやマイクロソフトといった個別株や、米国株価指数などを対象に、差金決済で売買ができます。
そのため、レバレッジをかけた取引や、買いだけでなく売りから入る取引も可能です。短期的な値動きから利益を狙うトレードには向いている一方、現物株のような長期保有を前提にした配当投資とは性質が異なる点に注意しましょう。
投資信託
GMOクリック証券は投資信託のラインナップも充実しています。「eMAXIS Slim」シリーズなどの低コストなインデックスファンドを中心に、100円という少額から積立投資を行えます。さらに、投信の購入・売却にかかる販売手数料はすべて無料であり、投資家が負担するコストは信託報酬(運用管理費用)が中心となるため、長期の積立投資にも適した環境となっています。
NISA対応
GMOクリック証券では、新NISA制度の成長投資枠とつみたて投資枠の両方に対応しています。国内株式(株・ETF・REITなど)および一定の条件を満たした投資信託へNISA制度を活用して投資ができます。
また、NISA対象商品の売買手数料も通常の課税口座と同様に無料になっており、非課税メリットと取引コスト削減の両方を享受できます。「NISAで日本株とインデックス投信を組み合わせた長期積立をしたい」というニーズに、比較的シンプルな商品構成で応えてくれます。
関連:新NISA特集|つみたて投資のメリットや非課税投資枠拡大の魅力、初心者向けの銘柄選びを解説
手数料体系
手数料については、2025年9月以降の改定により、国内株式のインターネット取引は現物・信用ともに0円という非常にシンプルな体系になりました。電話による注文を除けば、約定代金が100万円であっても300万円であっても手数料は一切かかりません。
一方で、信用取引では金利や貸株料、米国株式(CFD)では売値と買値の差であるスプレッドが実質的なコストとして発生します。どちらも実質的なコストはかかりますが、その水準は業界最低水準となっているため、他の証券会社と比較しても大きな負担となることはないでしょう。
さらに、他の証券会社と比較しても、手数料体系の分かりやすさはトップクラスです。例えば、同じように手数料が無料になっても、その条件が複雑で、満たすのが難しいことがあります。誰でも簡単に完全無料の恩恵を受けられるのはGMOクリック証券の優れている点といえます。
GMOクリック証券のメリット・デメリット
GMOクリック証券のメリット
1. 国内株式・投資信託の手数料が完全無料
GMOクリック証券の大きなメリットとしてまず挙げられるのが、国内株式と投資信託の取引手数料が完全無料である点です。手数料を気にせずに取引できるため、少額から頻繁に取引を行いたい初心者はもちろん、デイトレードやスイングトレードを行う経験者にとってもコスト面で大きなメリットとなります。
2. 高機能な取引ツールとチャート分析機能
GMOクリック証券は、FXやCFDの分野で培ってきたノウハウを活かした取引ツールやチャート分析機能が充実しています。使い慣れてくると、株式だけでなく、為替・株価指数・コモディティなど複数の市場を横断して分析できるようになるため、幅広い資産を組み合わせたポートフォリオ構築や、中長期的な市場分析にも役立ちます。
3. GMOインターネットグループの株主優待
GMOクリック証券ならではの特徴として、GMOインターネットグループの株主優待を活用できる点も見逃せません。株を保有していると、GMOクリック証券での取引手数料がキャッシュバックされるほか、上限1万円分のビットコインが付与されるなど、多様な優待が用意されています。
付与されたビットコインが値上がりすれば、実質的な優待利回りが想定以上に高まる可能性もあり、株主優待と暗号資産の値上がり益を同時に狙える点も魅力といえるでしょう。
GMOクリック証券のデメリット・注意点
GMOクリック証券にはメリットが多くある一方で、初心者の方が把握しておくべき注意点もいくつかあります。
1. 単元未満株(ミニ株)の買付に非対応
100株単位での取引が基本となり、1株から株が買える「単元未満株(ミニ株)」の買付には対応していません。株価の高い銘柄に投資するには数十万円単位のまとまった資金が必要になる場合があります。
2. 米国株は現物ではなくCFDのみ
米国株は現物株ではなくCFDを中心に取り扱っています。レバレッジをかけた差金決済取引のため、長期保有で配当を受け取りたい投資家には性質が合わないことが多いです。米国現物株を長期で保有したい場合は、他の証券会社の方が適しています。
3. 地方市場・iDeCoに非対応
地方市場のみに上場している銘柄の取り扱いがないことや、iDeCo(個人型確定拠出年金)の口座開設に対応していない点も、資産形成の幅を広げたい方にとってはデメリットに感じるでしょう。
どんな人におすすめか
これまでのGMOクリック証券の特徴を踏まえると、GMOクリック証券は「売買コストを極限まで抑えて効率よく投資したい人」におすすめです。特に、ある程度の投資資金があり、100株単位での現物取引をメインに行う方にとっては、無条件で手数料が無料になる点は大きなアドバンテージとなります。
また、「スマホアプリの操作性を重視する人」にも最適です。特に、移動中や外出先でも快適にチャートチェックや発注を行いたい方にはうってつけです。充実した機能で、自宅以外でも詳細なチャート分析やスピーディな取引が可能になるため、投資チャンスを逃すことがありません。
そして、新NISAを活用して、日本株とインデックス投信を中心に長期的な資産形成を行いたい初心者にも向いています。手数料無料の恩恵を受けつつ、NISAの非課税メリットを最大限に活用できるため、少額からコツコツと積み立てたい人にはありがたい環境となっています。
口座開設方法
GMOクリック証券 かんたん口座開設の手順
申込みフォームへの入力
所定のフォームに氏名や住所などの個人情報を入力する本人確認書類の提出
スマートフォンから顔写真と書類(マイナンバーカード等)を撮影・提出するログイン・入金
審査完了後、ログインIDが届いたら即時入金サービス等を使って資金を移す※eKYC(オンライン本人確認)利用の場合。郵送の場合は1週間程度
口座開設はスマートフォンから簡単に行うことができ、最短5分程度で入力を完了させることが可能です。特に、オンラインで本人確認を行う「eKYC」を利用すると、郵送の手間が省けるだけでなく、最短当日〜2営業日で取引可能になります。すぐに市場の雰囲気や狙いの銘柄の売買が可能になるため、こだわりなどがなければeKYCでの本人確認がおすすめです。
また、口座開設申込時に、新NISA口座の開設申請も同時に行うことができます。将来的にNISAを利用する予定がある場合は、最初の申し込み段階でチェックしておきましょう。
まとめ
GMOクリック証券は、株式取引の手数料が無料という圧倒的な低コストと、自社開発による使いやすい高機能ツールを兼ね備えた証券会社です。単元未満株取引ができないなどのデメリットはありますが、NISAを活用した長期投資や複数の市場での投資を考えている初心者にとっては利便性が高く、経済的メリットは大きいです。
また、グループの総合力を活かした銀行連携や株主優待といった特典も豊富です。GMOクリック証券は、投資人生の最高のスタートを切るためのパートナーとしてふさわしい証券会社です。



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