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松井証券とは|手数料・メリット・デメリットを徹底解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

松井証券とは

松井証券株式会社は、1918年に設立された、100年以上の歴史を誇る日本を代表する老舗証券会社の一つです。単なる歴史ある企業にとどまらず、1998年には日本で初めて本格的なインターネット取引サービスである「ネットストック」を開始しており、ネット証券業界のパイオニアとしての側面も持っています。事業内容は、日本株の現物・信用取引、米国株、投資信託、FX、先物・オプション取引など、個人投資家のニーズに応える幅広い金融商品を提供しています。

また、金融庁の登録情報では「金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第164号」として認可を受けています。日本証券業協会や一般社団法人金融先物取引業協会に加入していることから、その信頼性は高いです。さらに、財務健全性を測る指標である自己資本規制比率は、2025年9月末時点で371.7%に達しており、法律で定められた120%という基準を大幅に上回っています。

顧客から預かった資産は分別管理によって同社の資産とは明確に区分されており、万が一の事態に備えて投資者保護基金にも加入しています。資産の安全性については極めて堅牢な体制が敷かれていると評価されています。近年ではフィッシング詐欺などの不正アクセス対策にも注力しており、SMS認証や電話番号認証の必須化など、セキュリティ強化にも取り組んでいます。

目次

松井証券の主な特徴・強み

松井証券の最大の特徴であり強みと言えるのが、第三者機関からも高く評価されている最高水準の顧客サポート体制です。単に手続きの案内をするだけでなく、株の銘柄選びや取引のタイミングなどを専門スタッフが電話で無料相談できる「株の取引相談窓口」を提供しています。リモートサポート機能を使えば、パソコン操作に不慣れな投資家でも、オペレーターと画面を共有しながら操作説明を受けられるため、初心者でも簡単に取引が可能です。

また、投資情報メディア「マネーサテライト」を通じた情報発信力の高さも大きな強みです。2025年12月にはサイトを大幅にリニューアルし、動画コンテンツだけでなく記事コンテンツを統合することで、通勤中や隙間時間でも手軽に情報を得られる体制を整えました。プロのアナリストによるマーケット解説や、著名な投資家による学習動画が平日毎日更新されており、投資を手軽に楽しめる環境を作り上げています。

取扱商品・サービス

松井証券の国内株式取引では、東京証券取引所だけでなく、名古屋、札幌、福岡といった地方の全株式市場に対応しています。全国のあらゆる上場企業への投資が可能なため、身近な銘柄にも投資しやすくなっています。また、夜間取引が可能な「PTS取引」にも対応しており、日中に取引時間を確保できない方でも、市場の閉場後や夜間にリアルタイムでの取引が可能です。

一方、米国株式は、取扱銘柄数が5,000銘柄を超えており、世界的な有名企業から急成長中の新興銘柄まで、1株単位で幅広く投資することができます。米国株の信用取引にも対応しているため、相場の下落局面でも利益を狙うことが可能です。

投資信託のラインナップも充実しており、1,800本を超える豊富なファンドを取り扱っています。国内株、先進国株、バランス型といった王道のファンドはもちろん、債券やREITなどの特殊なニーズに応える商品も揃っており、最低100円という少額から積立投資が可能です。

もちろん、新NISA制度にも完全対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の双方で、日本株、米国株、投資信託のすべての売買手数料が無料化されています。老後を見据えた長期的な資産形成を強力にバックアップしてくれます。

手数料体系

松井証券の手数料体系は、1日の約定代金の合計額に基づいて計算される「ボックスレート」というシンプルな仕組みを採用しています。

商品 項目 手数料
国内株式(26歳以上) 50万円まで 無料
100万円まで 1,100円
200万円まで 2,200円
以降100万円ごと +1,100円
国内株式(25歳以下) 全取引 完全無料
米国株式 現物取引手数料 0.495%(最低0ドル/上限22ドル)
信用取引手数料 0.33%(最低0ドル/上限16.5ドル)
為替手数料 25銭/ドル※1
投資信託 購入時手数料 全銘柄無料

※1 事前に米ドルを用意すれば実質無料

25歳以下は未成年を含み、現物・信用取引ともに完全無料となります。他社と比較すると、1日の約定代金が50万円を超える場合は手数料がやや割高になる側面があるのは否めません。しかし、一日信用取引を活用したデイトレードでは、手数料だけでなく金利や貸株料も無料に設定されており、短期売買を繰り返す投資家にとっては業界トップクラスの低コスト環境が整っています。

米国株式の為替手数料は、事前に米ドルを用意する為替取引を活用すれば実質無料に抑えることができます。投資信託は購入時手数料が全銘柄無料のため、コストを気にせず銘柄を選べるのが魅力です。

松井証券のメリット・デメリット

松井証券のメリット

1. 一日信用取引のコストが業界最安水準

松井証券を利用する上でのメリットの一つは、一日信用取引にかかるコストが極めて低いことです。デイトレードに特化したこのサービスは、約定代金に関わらず取引手数料が無料であるだけでなく、金利や貸株料も一切かかりません。大手ネット証券の中でも、この三つのコストをすべて無料にしているのは一部の証券会社に限られており、頻繁に売買を繰り返す投資家にとっては大きな武器となります。

2. IPOの参加ハードルが低い

また、IPO(新規公開株)への参加ハードルが低いこともメリットです。抽選申込時に資金の入金が不要であるため、限られた資金に拘束されることなく、多くの抽選に申し込むことができます。さらに配分予定数量の70%以上が完全平等抽選で行われるため、資金量の多寡に関わらず当選のチャンスが平等に与えられています。

3. ポイント還元が業界最高水準

ポイント還元の充実度は、長期投資家にとって見逃せない利点です。投資信託の保有残高に応じて、最大年率1%という業界最高水準の松井証券ポイントが毎月還元される「投信残高ポイントサービス」は、実質的な信託報酬を低減させる効果があります。

貯まったポイントは、Amazonギフトカードやdポイント、PayPayポイントなどの主要な共通ポイントに交換できるほか、投資信託の積立資金に再投資することも可能です。2024年5月からはJCBカードによるクレカ積立にも対応し、ポイント活用の幅がさらに広がりました。

加えて、他の証券会社から株式を移管する際の手数料を松井証券が負担する「移管手数料負担サービス」も提供されており、既存の資産をまとめたい投資家にとっても乗り換えやすい環境が整っています。

松井証券のデメリット・注意点

重要なメリットがたくさんある一方で、松井証券を利用する際にはいくつか注意すべきデメリットも存在します。

1. 高額取引では手数料が割高になる場合がある

26歳以上のユーザーが1日に合計50万円を超える国内株式取引を行う場合、手数料が無料である証券会社よりもコスト負担が重くなる点が挙げられます。100万円、200万円と取引額が大きくなるほど、この手数料の差は顕著になるため、高額な現物取引を頻繁に行う投資家にとっては慎重な検討が必要です。

2. 外国株は米国株のみ

外国株の取り扱いが米国株のみに限定されている点も、投資の多様性を求める方には制約となります。中国株や東南アジア株など、新興国を含むグローバルなポートフォリオを構築したい場合には、他の証券会社を併用する必要が出てきます。

3. 単元未満株の買付ができない

国内株の単元未満株取引についても制限があります。松井証券では単元未満株の売却は可能ですが、新たに1株単位で買い付けることができません。そのため、配当金狙いや少額からの分散投資として「1株ずつ多くの銘柄を買う」という投資スタイルを実践したい初心者にとっては、不便さを感じるポイントとなります。

どんな人におすすめか

松井証券が最もおすすめできるのは、手厚いサポートを受けながら投資を学びたいと考えている初心者の方です。電話での投資相談窓口や画面共有サポートといったサービスは、自分一人で判断を下すことに不安を感じる層にとって、非常に心強い味方となります。

また、これから資産形成を始める25歳以下の若年層にとっては、国内株の手数料が完全に無料となるため、コスト面でこれ以上ないほど有利な環境といえます。少額からコツコツと始めたい方にとっても、100円からの投信積立や、為替手数料を抑えた米国株投資は魅力的です。

中上級者の中でも特に「デイトレーダー」には松井証券をメイン口座とするメリットが大きいです。一日信用取引の無料化に加え、高機能なトレーディングツールである「ネットストック・ハイスピード」を無料で活用できるため、スピードとコストが求められる短期取引に最適なインフラが整っています。さらに、投資信託を長期間保有し、ポイント還元を通じて実質的な利回りを向上させたいと考えている「ポイ活」層の投資家にとっても、業界最高水準の還元率は大きな恩恵をもたらします。

口座開設方法

松井証券 かんたん口座開設の手順

1

申込フォームに必要事項を入力

氏名・住所などを入力。信用取引口座やFX口座、新NISA口座も同時申込可能
2

本人確認書類の提出(eKYC)

マイナンバーカードの両面をスマホで撮影し、顔写真をアップロード
3

口座開設完了・取引開始

メールで届く案内に従いパスワード設定を行うだけで取引スタート
口座開設完了までの期間
最短即日

※eKYC利用の場合。郵送での申し込みは数日かかります

100年の信頼と先進性で資産形成をサポート 無料で口座開設
25歳以下手数料無料 NISA対応 電話サポート充実

松井証券の口座開設は、スムーズなオンライン手続きにより完了します。手続きはまず、公式サイトの申込フォームに氏名や住所などの必要事項を入力します。この際、信用取引口座やFX口座、そして新NISA口座も同時に申し込むことができ、一度の手続きで幅広い取引準備を整えることが可能です。

本人確認書類の提出には、スマートフォンを用いた「eKYC」が基本です。マイナンバーカードがあれば、その両面をスマホで撮影し、あわせて自分の顔写真をアップロードするだけで本人確認が完了します。

eKYCを利用した場合、最短で即日中に口座開設が完了し、郵送物を待つことなくメールで届く案内に従ってパスワード設定を行うだけで取引を開始できます。署名や捺印、書類の郵送といった煩わしい手間が一切不要となります。

スマートフォンを持っていない方や操作に不安がある方は、書類の郵送による申し込みも可能です。しかし、その場合は手続き完了までに数日を要するため、お急ぎの方はeKYCを選択するのがおすすめです。

まとめ

松井証券は、100年を超える長い歴史の中で培われた揺るぎない「信頼」と、ネット証券の先駆者として磨き上げられた「先進性」を高度に融合させた証券会社です。

松井証券の魅力は、単に取引の場を提供するだけでなく、投資家一人ひとりの成功を支えるために設計された「最高評価のサポート体制」と「充実した学習・情報メディア」にあります。特に初心者が迷いやすい銘柄選びにおいてプロに電話相談できる体制や、最新のマーケット動向を動画と記事で網羅する「マネーサテライト」の存在は、投資の大きな助けとなります。

また、手数料体系においても、25歳以下の完全無料化や一日信用取引のコストゼロ、新NISAでの全商品手数料無料など、特定のターゲットやニーズに対して大きなメリットを有しています。一方で、高額な国内株現物取引や幅広い外国株投資には不向きな側面もあります。しかし、強みを理解して活用すれば、資産運用の中心的な役割を果たすメイン口座として十分に期待に応えてくれるはずです。

自分一人の判断に頼るのではなく、時にはプロの知恵を借りながら、安全かつ着実に資産を築いていきたいすべての人にとって、松井証券は最適なパートナーとなるでしょう。

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