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新興勢力のmoomoo証券が人気を博す理由は? 評判と他社比較、メリット・デメリットまとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

moomoo証券とは?

moomoo証券株式会社は、ナスダック上場企業「Futu Holdings Limited」を親会社に持つ日本のオンライン証券会社です。2018年に米国・シリコンバレーで誕生した投資アプリ「moomoo」を基盤とし、日本では2022年10月にサービス提供を開始しました。「投資情報の格差をなくす」をコンセプトに、個人投資家向けに革新的かつ使いやすい投資ツールを提供しています。

「moomoo」アプリは米国、シンガポール、オーストラリアなど世界8つの市場で展開しており、全世界で2,800万人以上の投資家が利用しています。日本国内では2025年11月末までに200万ダウンロードを記録しています。

moomoo証券は、関東財務局長(金商)第3335号として金融庁に正式に登録された金融商品取引業者です。日本証券業協会および日本投資顧問業協会にも加入しています。顧客の資産保護については、日本の法規制に基づき、「分別管理制度」と「投資者保護基金制度」の2つの制度によって厳格に保護されています。万が一moomoo証券が破綻した場合でも、預けた資産は保全され全額返還される仕組みが整っているため、安心して投資ができる環境となっています。

目次

moomoo証券の主な特徴・強み

ここでは、moomoo証券のサービスの主な特徴について解説します。moomoo証券を積極的に利用する理由や強みを、一緒に確かめていきましょう。

1ドルから始められる「micro米国株」

moomoo証券では、「micro米国株(端株)」サービスを利用することで、1米ドル(日本円で約150円前後)から金額を指定して米国株を購入できます。株数は自動的に計算・調整されるため、AppleやNVIDIAといった有名企業の株にも少額から投資が可能です。

通常、米国株は1株単位での取引が基本となるため、1株あたり数百ドルの銘柄では初心者にはハードルが高くなりがちです。しかしmoomoo証券のmicro米国株なら、株数ではなく金額を指定して購入できるため、予算に合わせた柔軟な投資が可能になります。

例えば「100ドル分だけ買いたい」という場合、その金額で購入できる株数(0.0001株単位)が自動的に決定されます。手数料も取引金額の0.132%(上限22ドル)と低コストで、少額投資でも実用的です。

他の大手ネット証券では、日本株の単元未満株(ミニ株)には対応していても、米国株は1株単位での取引が基本となるケースが多く、1ドルレベルからの少額投資に対応している点はmoomoo証券の大きな差別化ポイントといえます。

高機能な分析ツールが無料

moomoo証券の取引ツールは「投資情報の格差をなくす」という目標のもと、プロの投資家が使用するのと同等レベルの高機能ツールが無料で提供されています。

特に、世界で1億人を超えるトレーダーに支持されるチャート分析プラットフォーム「TradingView」と提携しています。moomoo証券の口座を接続することで、TradingView上で提供される高度なチャート分析ツールやマーケットデータを見ながら直接取引を行うことが可能です。その結果、400種類以上のインジケーターや110種類以上の描画ツールといったプロレベルの分析機能を、誰でも取引に活用できます。

米国株取引の手数料優位性

moomoo証券は、米国株取引において業界最安水準の売買手数料を誇り、他社の約4分の1程度となっています。さらに、NISA口座での米国株取引手数料は0円です。また、円/米ドルのリアルタイム為替は手数料無料*となっており、米ドルの両替コストを大幅に抑えられます。ただし、為替レート自体には外国為替取扱業者のスプレッドが含まれています。
*為替手数料は定期的に見直しを行っており、今後有料となる可能性があります。

投資家コミュニティ機能

moomooアプリ内には、全世界2,800万人以上の個人投資家が集まる掲示板サービスがあります。世界中のトレーダーや投資家とアイデアを共有したり、最新の情報を交換し合ったりすることが可能です。コミュニティ内の意見や考察を取引に活かすことで、より幅広い銘柄や戦略での投資を行えます。

取扱商品・サービス

moomoo証券が取り扱っているのは、日本株(現物)、米国株(現物・信用取引)、投資信託、外貨建てMMF、オプション取引などです。主な金融商品とサービスの特徴は、以下のとおりです。

国内株式 現物取引、単元未満株(ひと株)の売買手数料がすべて無料
米国株式 現物取引、米国ETF、米国株オプション、米国株信用取引、micro米国株(端株)、米国株24時間取引に対応
約6300銘柄と業界トップクラスの銘柄数
投資信託 全体で581銘柄(すべて買付手数料無料)
NISA対応 NISA口座を開設可能で、日本株と米国株の売買手数料が無料

手数料体系

moomoo証券での国内株式と米国株式の取引手数料は、以下のとおりです。

国内株式(現物) 国内株式の現物取引は売買金額にかかわらず完全無料(0円)
米国株式 米国株の売買手数料は、約定代金に応じて0.132%(税込)(下限0.01米ドル、上限22米ドル)*1
NISA口座を利用する場合は、米国株の売買手数料は0円
円と米ドルのリアルタイム為替手数料 無料(1ドルあたり3銭程度のスプレッドあり)*2
*1 ベーシックコースの場合
*2 為替手数料は定期的に見直しを行っており、今後有料となる可能性があります。

また、米国株式におけるmoomoo証券の取引手数料を他社の平均的な取引手数料を比較すると、次のようになります。

項目 moomoo証券 大手ネット証券の場合
米国株売買手数料(税込) 0.132%(上限22ドル)*1 0.495%(上限22ドル)
米ドルリアルタイム為替手数料 0円(スプレッドのみ)*2 片道25銭程度
米国株取扱銘柄数 約7,000銘柄(業界最多水準) 約5,000銘柄程度
*1 ベーシックコースの場合
*2 為替手数料は定期的に見直しを行っており、今後有料となる可能性があります。

moomoo証券と他社平均を比較すると、米国株売買手数料の上限は同じですが、利率が異なります。245万円未満の取引ではmoomoo証券の方が大幅に安くなる可能性があります。

moomoo証券のメリット・デメリット

moomoo証券のメリット

moomoo証券のメリットとしてまず挙げられるのが、プロレベルの詳細なツールを無料で提供している点です。取引ツールでは、米国株で最大60本の板情報を表示できるほか、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイをはじめとする機関投資家の保有銘柄や売買動向を把握できる機能も備えています。さらに、企業のEPSやROEといった財務指標や損益計算書について、20年分のデータがビジュアル化されて表示されるため、長期的な企業分析も可能です。

米国株取引においても強みを発揮しており、売買手数料・為替手数料は業界最安水準に設定されているため、コストを大幅に抑えられます。加えて、米国株の約9割の銘柄で24時間取引に対応しており、米国の立会時間外に発生したニュースやイベントによる株価急変にもリアルタイムで対応できる柔軟性を持っています。

また、「micro米国株」(端株サービス)を活用すれば、1ドルから金額指定で米国株を購入できるため、少額からの分散投資や有名企業への投資も手軽に始められます。独自のAIツール「moomoo AI」を搭載し、AIによる投資に関する質問への即時回答、海外ニュースの自動翻訳・要約、AIチャート予測など、機能が充実しています。業界でも珍しい24時間有人チャットサポートを提供しており、米国市場が開いている深夜帯でも安心して取引できる体制が整っています。

さらに、実際のお金を使わずに取引練習ができる「デモ取引(バーチャルトレード)」も提供されています。米国株なら100万ドル分、日本株なら2,000万円分の仮想資金を使って、実際の市場と同じ環境で練習できます。実際の市場環境で操作に慣れることができるため、安心して投資デビューを果たすことができるでしょう。

moomoo証券のデメリット・注意点

moomoo証券には多くの強みがありますが、利用を検討する際には注意すべき点もいくつか存在します。

まず注意が必要なのは、国内株の現物手数料です。moomoo証券での日本株の取引手数料は無料ですが、他の大手ネット証券も同様に無料化しているため、この点での優位性は限定的となっています。

さらに、moomoo証券は日本株のIPOには対応していないため、IPOをメインにしたい方には弱点となります。ただし、米国株のIPO銘柄は上場日に注文を出すことが可能な数少ない証券会社の1つです。

また、投資信託の品揃えについても注意が必要です。取扱銘柄数は581銘柄で、他社の2,600銘柄程度と比較すると少なく、特に人気のある投資信託の取扱数が少ない点がネックになっています。クレジットカード積立には対応していない点も、不便だと感じる方が多いかもしれません。

日本でのサービス開始が2022年10月と歴史が浅い点も留意すべきでしょう。大手ネット証券と比較すると、実績や信頼性の面で判断材料が限られています。自分の目的や投資方法に合っているかを慎重に判断しましょう。

どんな人におすすめか

moomoo証券は、特に以下のような投資スタイルを持つ投資家に適しています。

まずおすすめなのが、米国株投資をメインとしたい方です。moomoo証券では、米国株式の取扱銘柄数が豊富で、業界最安水準の手数料、24時間取引への対応といった点で、米国株投資に非常に高いコストパフォーマンスと効率的な環境が整っています。

次に、高機能ツールを重視するアクティブトレーダーにもおすすめです。プロレベルの分析ができる他、機関投資家の動向、AIを活用した分析機能など、高度な投資環境を無料で利用できます。深い市場分析が可能になるため、空売りを活用したい中級者以上の投資家にとっても強い味方となるでしょう。

そして、デモ取引で練習したい初心者にも向いています。仮想資金を使って米国株や日本株の取引をリスクなしで体験できるデモ取引機能が用意されているため、本格的な投資を始める前の練習用プラットフォームとしても最適です。

口座開設方法

moomoo証券の口座開設手続きは、アプリまたはウェブサイトから3つのステップで手軽に完了でき、最短翌営業日から取引が可能になります。具体的な口座開設の手順は、以下のとおりです。

moomoo証券 かんたん口座開設の手順

1

アカウント登録:メールアドレスまたは携帯番号を登録・ログインする

2

ユーザー情報入力:申込みフォームにユーザー情報を入力する

3

本人確認書類の提出:必要書類(マイナンバー確認書類と本人確認書類)を提出する

口座開設完了までの期間
最短翌営業日

※オンライン本人確認(eKYC)利用の場合

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表示されている手順に沿って口座開設手続きを行っていくので、初めて証券会社の口座を開設する方でも迷わず開設できるでしょう。

まとめ

moomoo証券は、金融庁に正式に登録された安全性の高い国内証券会社であり、特に米国株取引において業界トップクラスの銘柄数、低コスト、24時間取引対応という明確な強みを持っています。

特に、「投資情報の格差をなくす」という理念のもと、プロレベルの分析ツールや最新のAI機能を無料で提供。スマホ一つで口座開設から取引、情報収集、分析まで完結できるシームレスな次世代投資体験を提供しています。

また、国内株式の手数料は無料である一方、投資信託のラインナップやIPOの取扱件数には改善の余地があります。そのため、米国株を中心としたアクティブな取引を行い、高機能ツールを駆使して柔軟な投資戦略を追求したい投資家にとって、moomoo証券は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

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