CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨 Voise/音楽業界に革命を!Ethereum blockchain初の音楽プラットフォーム

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

音楽業界の現状とその打開策
現在多くの音楽ストリーミングサービスがアーティスト達を蔑ろにし、アーティスト達が適切な報酬を受け取れていないことが問題になっています。この現状を打開するために、Voiseというイーサリアムブロックチェーン基盤の音楽ストリーミングプラットフォームが作成されます。
音楽プラットフォーム「Voise」の概要
Voiseは、非中央集権であり、P2P(個人対個人)ネットワークを使用することで、取引承認手数料以外の報酬を全て楽曲作成者に還元することができます。

多くの音楽ストリーミングサービスがアーティスト達を蔑ろにし、彼らが作品に対して適切な報酬を受け取れていないというのが近年大きな問題となってきています。

Voiseは、再び権威をアーティスト達の手に戻す解決法を見出しています。

アーティスト達を手玉にとる

私達は、アーティスト達が適切な報酬を受け取れないような社会に生きています。

Wixen Music PublishingがSpotifyに対して行なった$16億(約1760億円)規模の最新の訴訟が良い証拠です。

彼らは、Neil YoungやThe Black Keys、Tom Pettyなどの会社を代表するアーティスト達が蔑ろにされていると訴えました。

これは、単に最新の訴訟の例であり、今までもSpotifyは1年以上にわたって彼らの会社の中核を担うアーティスト達への報酬制度に疑問を抱く人々との関係に悩まされ続けています。

ここで革新を起こすのがVoiseです。

彼らのプラットフォームは、イーサリアムブロックチェーンを基盤として構築され、アーティスト達に作品提供の場を与え、その利益の100%を受け取ることができるのです。

これはスマートコントラクトを介して行われるため、プラットフォームが公開され次第、人々は自身でそのソフトウェアを検証することができます。

Voiseはどのように機能するのか

Voiseプラットフォームでは、アーティスト達がコントロール権限を持っています。

もし彼らが、ネットワーク上に作品をアップロードする場合、ファイルをアップロードすると、peer to peer (P2P)ネットワーク上で公開されます。

人々は、好みに合わせて音楽を検索し、購入する前にサンプルを聞くこともできるのです。

Voiseトークンは、アーティストに対してのイーサリアムブロックチェーン上のコンテンツ取引の支払いに使用することができます

取引が承認され次第、資金はすぐにアーティストのウォレットに送金されます。

アーティスト達は、支払われた代金から取引を承認してもらうための少量の手数料を抜いた全ての報酬を漏れなく受け取ることができます

Voiseでは、アーティスト達は自身で価格設定を行え、どのようにサンプルを提供するかも決められます。

さらに、”寄付”システムも設定することが可能で、30秒間のサンプルを聴き、寄付を行うとフルバージョンが聴けるようになるのです。

この音楽ライブラリは音楽提供が規制されるいくつかの国を除く、世界中の人々に公開されます。

この鍵となるのは、ネットワークの非中央集権的な特性です。

既存の音楽ストリーミングサービスでは、そのサービスが終了してしまえば、所有していた楽曲は消えてしまいます。

しかし、Voiseでは音楽ライブラリ全体が、peer to peer (P2P)ネットワーク上で管理されるため、いつまででもあなたが購入した楽曲にアクセスすることができるのです。

多くの仮想通貨プロジェクトとは違い、Voiseを構築するチームは、このサービスが仮想通貨信者達だけでなく、技術に疎い人々にも需要があることを認識しています。

世界中のほとんどの人がビットコインが何であるか、どのように購入、保管、使用するのかについて検討もつかないでしょう。

よって、Voiseプラットフォームは、より多くの人に使用してもらうために法定通貨での支払いも受け付けます

Voiseのもう一つの便利な機能がDAOラジオです。

このDAOラジオでは、ユーザーがブロックチェーンを介して、その時流れている楽曲の評価や、新しい楽曲を公共プレイリストに追加するための投票を行うことができます。

管理者がいないラジオステーションとも言えるでしょう。

1月24日に VOISEは上位5つに入る取引所の取引リストに追加されました。

Voiseは、2017年前半にICOを行い、そこで発行されたトークンはプラットフォームで使用するのに最適です。

トークンはHitBTCやCryptopia、EtherDeltaなどの取引所で購入することができ、今後もより多くの取引所で取り扱われる予定です。

現時点でのVoiseの総供給量は643,000,000で、開発チームは随時コインのバーンをしていき、供給量を減らすことを予定しています。

REVOLUTIONIZING MUSIC STREAMING WITH VOISE, THE FIRST MUSIC PLATFORM ON THE ETHEREUM BLOCKCHAIN

Jan 24, 2018 by BITCOINIST.NET

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/03 金曜日
16:00
FSL開発の次世代ブロックチェーンMMOゲーム「Gas Hero」とは
Gas Hero(ガスヒーロー)とは、日本でもブームになったフィットネスアプリ「STEPN」を生み出したFind Satoshi Lab(FSL)が開発・運営し、2024年1月3日にリリースされたNFTゲームです。エコシステムの暗号資産(仮想通貨)はGMTを基盤としています。
15:00
コインベースQ1決算報告、総収益は前期比72%増の2500億円
米大手仮想通貨取引所コインベースは、2024年第1四半期(1月~3月)の決算報告書を公開。総収益は前期比72%増の16億3,700万ドル(2,507億円)で、前年同期の7億7,200万ドルと比較すると2.12倍と好調な滑り出しとなった。
14:20
金融大手BNPパリバ、ブラックロックのビットコイン現物ETFへの投資が判明
金融大手BNPパリバがブラックロックのビットコイン現物ETFを購入していたことが分かった。ブラックロックは今後新たな流入の波を予測している。
12:00
ビットコインおすすめ取引所、手数料・スプレッド・積立・レンディング機能など徹底比較
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの売買や送金におすすめの国内取引所について、メリットとデメリットを徹底比較。手数料・スプレッド・送金速度、セキュリティ、積立・レンディング機能などを調査しました
09:50
ソラナのゲームプラットフォーム「GameShift」、グーグルクラウドと提携
仮想通貨ソラナの開発を行うソラナラボは、独自Web3ゲームプラットフォーム「GameShift」とグーグルクラウドの提携を発表した。
05/02 木曜日
18:20
米マイクロストラテジー、ビットコイン利用の分散型IDを発表
米マイクロストラテジーは、ビットコインのチェーン上に構築された、企業向けの分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表した。
14:00
米検察、ビットコイン売買のCashApp運営企業Blockを捜査か
ツイッター(現X)の共同創業者ジャック・ドーシー氏が立ち上げた金融テクノロジー企業Block Inc.が、コンプライアンス違反で米連邦検察当局からの捜査を受けていることが、米NBCニュースの報道から明らかになった。
13:00
「マイニング事業者の降伏迫る可能性」The Bitcoin Layer分析
ビットコインリサーチ企業The Bitcoin Layerは、ビットコイン価格下落などにより、マイニング事業者の利益が深刻に圧迫されていると分析した。
11:00
ビットコイン、BitVMXで高度なアプリ開発を実現へ
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上で高度なアプリ開発を実現する「BitVMX」がホワイトペーパーを公開。BitVMXは早ければ1年後にもローンチされる可能性がある。
10:00
「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO
ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOは、仮想通貨ビットコインが今後2030年までに約5.9億円に達する可能性があるとの強気予測を披露した。
08:25
ブラックロック、Securitizeの73億円調達を主導
ブラックロックは今回の出資でSecuritizeの提携関係を強化していく格好だ。ブラックロックの他、オルタナティブ投資管理会社のHamilton Lane、ParaFi・キャピタル、Tradewebマーケッツもこのラウンドに参加した。
07:45
テザー社、24年1Qの利益が過去最高に
仮想通貨ビットコインへの投資も貢献し、ステーブルコイン発行企業テザー社の24年1Qの利益が45億ドル超となり過去最高に。同社は、初めてグループの純資産を報告した。
06:50
ETFや国・企業保有のビットコインは約27兆円規模=VanEck報告
ビットコインETF分野で、仮想通貨ビットコインを最も保有しているのはブラックロックのIBITで現在274,462 BTCを保有。企業の保有では、米マイクロストラテジーが最多で214,400 BTCを保有している。
06:15
FOMCで政策金利現状維持、ビットコイン一時59000ドル台回復
仮想通貨ビットコインは一時58,000ドル水準を回復。パウエル議長が「米経済は成長もしくはインフレでスタグフレーションは想定していない」とコメントしスタグフレーションへの懸念を後退させた。
05/01 水曜日
15:00
Bitwise最高投資責任者「米国でステーブルコイン法案可決なら、甚大な影響を及ぼし得る」
仮想通貨投資企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、米国議会が今年、包括的なステーブルコイン法案を可決する可能性に言及。実現した場合、仮想通貨の広範な普及という面で ビットコイン現物ETFの承認と同等か、それ以上に大きな影響を与える可能性があると述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア