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仮想通貨ネムのSymbol、ローンチ計画を発表 日本の取扱い開始目処は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Symbolのローンチプラン

ネムグループは18日、仮想通貨ネムの次期大型アップグレード『Symbol』のローンチプラン(ロードマップ)を公開した。

Symbolのローンチ予定時期は、2020年11月中旬〜下旬と新たに発表。それまでに必要なオプトイン(トークン配布関連)やテストネット、スナップショットなどが順次行われる予定だ。

コア開発作業や、テストネット、日本の規制プロセスなど、事業のスピード感次第で早まる可能性などスケジュールが変更される可能性もあると説明した。(緊急事態で遅れる可能性も一部含まれる)

なお、ネムグループのCEOを務めるDavid Shawは、今回のローンチ予定について、「初めて、コアデベロッパー、開発チームおよび非技術チームが細部計画をもって確かめた日程である」と説明している。

出典:ネム

今後の重要なタイムライン

  • 6月中旬〜下旬:Symbolのオプトイン開始
  • 8月中旬:コア、SDK開発完了
  • 8月中旬:テストネット開始
  • 10月下旬〜11月中旬:スナップショット
  • 11月初旬:オプトイン終了
  • 11月中旬〜下旬:テスティング終了
  • 11月中旬〜下旬:ローンチ予定

日本取引所上場関連

また、Symbolの新通貨「XYM」の日本取引所上場に関しても予定内容が開示されている。上場に当たって、「プロジェクト側から金融庁に直接コミュニケーションを取るわけではないため、ネムグループは取引所の上場申請プロセスを1つの日本企業に委託している」と説明。

ステップとして、上場までに3つのステップを要する。承認されれば上場することが可能になる。試算では、JVCEAと金融庁それぞれでかかる時間はおそよ4〜6週間が目処となるようだ。

  1. アセットの規制当局承認を取得するライセンス取得済みの取引所(情報連携か)
  2. 取扱いを希望する取引所が申請
  3. JVCEAが金融庁へ報告

ローンチプラン(画像参照)によると、9月〜11月の間、ネムグループは取引所の規制プロセスへのサポートや規制レビューに備え、11月のメインネットローンチの前に取引所への上場準備が完了することを想定している。

これまで報じた内容として、XEMを取り扱う国内取引所は、XYMへの対応を検討する旨を発表している。

2回目のAMA

ローンチプランについて、ネムグループは2回目のAMAを20〜21日に開催する予定だ。前回と同様で、ツイッター上でテキスト形式をもって行うという。ハンドネームは@NemberAMAで、ハッシュタグは#NemberAMA。

AMAは3セクションに分かれ、日本時間20日(月)23時、日本時間21日(火)6時、および日本時間21日7時に設定される。

参考:ネムグループ

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