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bitFlyer、ブロックチェーン投票でバーチャル株主総会を実施へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

bVoteでなりすまし、改ざんも防止

株式会社bitFlyer Blockcahinはなりすましを防止できるブロックチェーン投票サービス「bVote」を開発、今月行われるbitFlyer Holdingsの臨時株主総会にて使用することを発表した。

新型コロナの感染が続いていることを受け、株主総会をバーチャル(オンライン)で行うことを検討する企業が増加している中、バーチャルでありながら、リアルタイムで投票や質問を行うことができる、参加型株主総会(ハイブリッド出席型バーチャル株主総会)が注目を集めている。

bitFlyer Blockcahinの加納裕三CEOはSNSでコメントしている。

一方で、ハイブリッド出席型バーチャル株主総会の実施には、なりすましなどの不正を防止するための策を講じることが必要であり、経済産業省が今年2月に発表した「ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド」でも課題として指摘されている。

ガイドの中ではブロックチェーンの活用による解決方法が例示されており、そこでbitFlyerはブロックチェーンIDサービスbPassportによるマイナンバーカード認証でなりすましを防止、ブロックチェーン投票サービス「bVote」を組み合わせ、投票結果の改ざん防止も実現することに成功したという。

出典:プレスリリース

6月26日の臨時株主総会にて、なりすまし防止機能付きのブロックチェーン投票を行うとしている。

コインチェックもバーチャル株主総会支援事業へ

取引所コインチェックもブロックチェーンの活用も視野に「バーチャル株主総会」の支援事業を検討していることを発表している。

コインチェックは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を踏まえ、「経営のニューノーマルへの対応が迫られるなかで、場所や時間に囚われず株主にも平等・公平に株主総会に参加する機会を提供できるバーチャル株主総会の普及が加速していくことが予想される」とした。

コインチェックの検討するサービスがブロックチェーンを活用するかどうかについては明言していないが、新型コロナを機にブロックチェーンなどの新技術を新たな分野で活用する試みが広まっている。

参考:bitFlyer

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