GBTCなどの銘柄を保有
米大手ウェルズ・ファーゴ銀行が複数の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン現物ETF銘柄を保有していることが確認された。
5月10日のSECへの書類によると、同行は少額で、ProShares Bitcoin Strategy ETF(BITO)を37株、グレースケール Bitcoin Trust(GBTC)を2,245株、およびBitcoin DepotというビットコインATMを52株保有しているという。
これらのビットコイン関連投資はウェルズ・ファーゴ銀の資産運用部門のポートフォリオと見られる。同行は約1.7兆ドル(昨年6月)に相当する資産を運用しており、保有高では米国第3位の銀行だ。
ウェルズ・ファーゴを含むいくつかの金融大手はビットコインETFが1月にデビューしたのち、それらの取り扱いを開始した経緯がある。
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また、先日、米大手投資・トレーディング会社サスケハナ・インターナショナル・グループも1,500億円相当の「GBTC」を保有していることが確認されていた。
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