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「Friend.TechなどでBaseがイーサリアムL2を主導」フランクリン・テンプルトン分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソーシャルファイの活動が活発化

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは10日、大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが育成したイーサリアム・レイヤー2ネットワーク「Base(ベース)」についてのレポートを発表した。

ベースは、ミームコインやFriend.Techなどソーシャルファイ(Socialfi)分野のアプリケーションにより、アクティビティレベルが著しく上昇していると指摘している。

出典:フランクリン・テンプルトン

フランクリン・テンプルトンは、ソーシャルファイに関連するすべての取引の最大46%がベースで行われていると述べた。

Friend.Techは、ツイッターのアカウントと連携して利用できるソーシャルメディアプラットフォームだ。ユーザーは独自のソーシャルトークン「Keys」を発行したり、他のユーザーのKeysを取引できる。

特に、Friend.Techは、3日に独自トークンFRIENDのエアドロップを行ったことでも話題となり、ベース上の活動レベルを上昇させた。なお、FRIENDはリリース時は約3ドルだったが、その後大量保有者による売却で一時約0.9ドルまで下落。現在は2ドル付近で推移しているところだ。

関連: X(旧ツイッター)と連動するソーシャルFi「friend.tech(フレンドテック)」、魅力とリスクを分析

フランクリン・テンプルトンは、次のように分析している。

コインベースのプラットフォームという後ろ盾もあり、ベースはソーシャルファイ・アプリやコインベース・ユーザーの参加を強みとして、ソーシャルファイ活動の大きな部分を掌握し、今後イーサリアムL2のリーダーであり続けるだろう。

The Blockによると、9日時点でベースはレイヤー2総収益の60%にあたる35万5,000ドル(約5,530万円)以上を生み出していた。

関連: 2024年注目の仮想通貨10選 各セクターの主要銘柄と関心を集める理由を解説

エアドロップとは

仮想通貨(トークン)を無料配布すること。仮想通貨の認知度向上など、マーケティングを目的としているケースが多い。ブロックチェーンがハードフォークして、新しい仮想通貨が生まれた場合にもエアドロップを行う場合がある。

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ミームコインやUSDCも牽引

ベースでは、BRETT、DEGEN、TOSHIなどネットワーク上で発行されるミームコインも成長している。CoinGeckoのデータによると、時価総額はそれぞれBRETTが2億9,000万ドル(約451億円)、DEGENが2億2,000万ドル(約343億円)、TOSHIが1億2,000万ドル(約187億円)だ。

フランクリン・テンプルトンは、ベースではステーブルコインUSDCの供給量も大幅に上昇して現在は25億ドル(約3,900億円)を超えていると指摘した。

出典:フランクリン・テンプルトン

背景としては、コインベースが昨年12月に、コインベースウォレットを利用したベース上のUSDC送信を無料にしたことを挙げている。

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