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米資産管理企業VanEck、「ビットコインETF」をSECに再申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインETF、申請再び

米資産管理企業VanEckが再び証券取引委員会(SEC)に暗号資産(仮想通貨)ビットコインのETF(上場投資信託)の申請の目論見書を提出したことがわかった。3度目の挑戦となる。

VanEckは、19年9月までの期間で計2回に渡り、ビットコインETFを申請していたが、いずれも承認を得られず断念していた経緯がある。VanEckは今回、「VanEck Bitcoin Trust」という新たな仕組みで申請を行った。

SECの非承認の判断理由として、ビットコインを含む仮想通貨市場の相場操縦のリスクや機関投資家向けのカストディソリューションの欠如が挙げられる。

未成熟だったビットコイン市場における規制、及びインフラ整備はここ数年間で大幅に改善された。フィデリティなどの大手金融機関がビットコインのカストディサービス提供や「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P DJI)」による仮想通貨指数を提供予定、上場企業による相次ぐビットコイン大量保有事例なども、VanEckの再申請の原動力になったと見られる。

仮想通貨業界に対して一貫して厳しい姿勢をとってきたJay Clayton長官は先日退任し、イノベーションへの理解を示すElad Roismanコミッショナーが就任したことも影響した可能性がある。

関連米SEC、長官の後任人事を発表──リップル訴訟への影響は

申請書によると、「VanEck Bitcoin Trust」は、大手デリバティブ取引所CboeのBZXで取引され、VanEck関連のインデックスMV Indexがトラッキングする5大取引所の価格に基づく。

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