CoinPostで今最も読まれています

DeFiのInjective Protocol、日本円の為替取引を提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本円のFXを提供

DeFi(分散型金融)のInjective Protocolは、先日ローンチしたばかりの外国為替取引サービスに「日本円」を追加したことを発表した。

分散型為替取引サービスとして日本円の取り扱いは世界初だとしている。

Injective Protocolはレイヤー2の分散型取引プロトコル。当初より「全ての市場」をサポートすることを念頭に開発されており幅広いデリバティブ商品などを提供する。

取引所Binanceのローンチパッド(IEO:イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の16個目のプロジェクトでもある。

迅速な取引に対応

外国為替証拠金取引(FX)は大きな市場を抱えているが、現実世界のイベントに基づく取引など、スピードを求められる取引の場面が多い。

イーサリアムベースの分散型取引所(DEX)では、求められる取引速度の実現が難しく、分散型金融にFXが広がっていない理由になっているという。

また、取引速度や手数料(Gas代)の高騰に加え、FX市場の複雑さなども開発に当たって障害になったとした。

そこで、Injectiveは、取引速度と手数料の安さを両立させるため、開発ツールとしてCosmosSDKを使用してInjective Chainを開発した。これによって分散型デリバティブ取引に最適な環境を整えたとしている。

株式の取引も

InjectiveProtocolは、昨年12月に株式取引サービスをローンチしたことで注目を集めた。

サポートする株式はFaceboolや、Amazon、Netflix、Googleなど、いわゆる「FANG」と呼ばれるテックジャイアントだが、今後さらに追加されていく予定だという。

株式の価格などの外部データはTerraやBandProtocolなどとの提携により入手している。

仮想通貨取引所ではFTXなどが未上場あるいは未上場だった株式(Airbnb、Coinbaseなど)の取引サービスを提供している事例があるが、DeFi(分散型金融)ではInjectiveが初だったと見られる。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/15 水曜日
07:35
MSCI ACWI指数、ビットコイン投資のマイクロストラテジーなどを追加
MSCIの定期見直しは、投資家にとって重要な指標であり、各企業の市場での位置づけや影響力を反映するものだ。今回の見直しニュースを受け、マイクロストラテジーの株価は前日比で4.15%上昇した。
06:25
ソラナ基盤のDrift、エアドロップとコインベース上場予定
仮想通貨DRIFTトークンは、エアドロップの形でリリースされる。日本時間5月16日21時より取得可能となる。エアドロップ分のトークンは合計120,000,000 DRIFTで、総発行数の12%を占める。
05:50
米ウィスコンシン州投資委員会、ビットコイン現物ETFに255億円投資
米ウィスコンシン州投資委員会がスポットビットコインETFに1億6300万ドルを投資したことを報告。ブラックロックのIBITとGBTCを大量保有し、他の仮想通貨関連企業にも投資していた。
05/14 火曜日
18:00
オントロジー DIDソリューション普及のため、15億円規模の基金を設立
分散型ID(DID)とデータ共有を可能にする高速で低コストのブロックチェーンプラットフォーム、オントロジーは1,000万ドル規模の「Ontology DID FUND」を設立。プロジェクト提案は専用フォームから迅速に申請可能。
14:23
ビットトレードがシバイヌ貸して増やすの特別募集を開始
ビットトレードが年率48%のシバイヌ(SHIB)の貸して増やす・貸暗号資産の特別募集を開始。さらに、ビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーンでAmazonギフトカードが当たる施策も実施中。
14:17
SBI VCトレード、アプトス、ヘデラ、ジパングコインを新規上場へ
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)アプトス(APT)、ヘデラ(HBAR)、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始へ。販売所や貸コインなど、フルラインナップサービスを提供します。ステーキング銘柄取扱い数は、国内最大級となる。
13:00
テザー社CEO、リップル社CEOを非難
ステーブルコインUSDTを発行するテザー社のパオロ・アルドイノCEOは、「米国政府はテザーを狙っている」というリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOの発言を強く非難する声明を出した。
12:36
CPI控えビットコイン様子見基調、縮小するコインベース・プレミアムが示唆するものは
暗号資産(仮想通貨)市場では命運を握る15日のCPI(米消費者物価指数)発表を控えポジション調整の動きが散見された。一部アナリストは、コインベース・プレミアムの縮小を根拠にエントリーのタイミングを見計らっている。
11:30
OpenAI、生成AIの革新的ニューモデル「GPT-4o」公開
ChatGPT開発で知られるOpenAIは「GPT-4o」と呼ばれる新たなAIモデルを公開した。音声、画像も入出力可能で、人間とより自然なやり取りができる。
10:47
R・キヨサキ氏、仮想通貨に関するBRICSの動向に注目
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキは、BRICSによる金を裏付けとする仮想通貨発行の噂に注目していると指摘。ビットコイン・金・銀への投資を推奨した。日本では、老後4000万年問題が取り沙汰されている。
09:50
中国の警察、仮想通貨による400億円以上の違法取引を摘発
中国吉林省の警察は、仮想通貨を使用して400億円規模の違法な人民元・韓国ウォン取引を行っていた疑いで犯行グループを摘発した。
08:45
ArbitrumとBase利用のレイヤー3チェーンDegen Chain、24時間以上稼働停止
「Degen Chain」という仮想通貨イーサリアム系のレイヤー3ネットワークは、24時間以上トランザクション処理が停止している。このブロックチェーンはArbitrumとBaseを利用している。
08:00
Jupiterローンチパッド投票第三弾、deBridgeなどが参加
仮想通貨ブリッジサービスのdeBridgeは今回の有力候補とされている。これまで20億ドル相当のブリッジボリュームを記録し500万ドル以上の手数料を徴収してきた。
07:26
トランプ前大統領、10億円相当の仮想通貨を保有か
米トランプ前大統領が10億円相当の仮想通貨を保有していることなどを公表し、Arkhamが著名人の所有額を比較。同氏はミームコインのTRUMPの次にイーサリアムを多く保有している。
06:40
エルサルバドル、ビットコイン保有の追跡サイトを公開
同国は現在5,749.76 BTCの仮想通貨ビットコインを保有しており、565億円に相当する金額だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア