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PayPalの仮想通貨サービスパートナー「Paxos」が新たな信託銀行設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Paxos、信託銀行設立へ

ステーブルコインなどを提供する米ニューヨーク州の暗号資産(仮想通貨)サービス企業Paxosが米国の通貨監督庁(OCC)より、銀行の設立における条件付き認可を得たことが明らかになった。

今後は、全米で州を跨いで営業する新たな信託銀行の設立計画を進めていくという。今回得られたのは条件付きの承認であるため、計画は更に数か月以上を要するものと見られる。

条件とは、信託銀行として事業を運営するために、OCCが規定したリスク管理や流動性の条件を満たすことなどの項目に当たる。

Paxosは今回の発表とともに、以前ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から信託の許可を得て営業していた体制は、今後も維持する方針であることをプレスリリースで明らかにした。よって、年内には、既存のPaxosのニューヨーク州信託銀行のほか、新たに全米向けの信託銀行も立ち上げられることになる。

連邦と州レベルの両方での規制下の銀行を持つことには計り知れない恩恵がある。

ーPaxos顧問弁護士

米国では、州と連邦レベルでの規制があり、OCCによる許可を得ることで、各州のライセンスをそれぞれ得る必要なく州をまたいだ営業が可能になる。

仮想通貨関連企業の3例目

Paxosはブロックチェーンのインフラプラットフォームとして、カストディサービスや、ステーブルコインの発行、仮想通貨の仲介サービスなどを行う。決済大手PayPalの仮想通貨売買サービスにも、Paxosがブローカーとしてサービスを提供している。

OCCによる承認に関しては、大手カストディAnchorageと、Protegoの2社が仮想通貨関連企業として得た事例があり、Paxosは3例目。申請を行ったのは、昨年12月だった。

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