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蘭サッカーチームAZ、ビットコインを財務資産として保有へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨企業とスポンサー契約

オランダのサッカーチームAZ Alkmaarが、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を財務資産の一部として保有する予定であることが分かった。これは、仮想通貨取引プラットフォームを提供する企業Bitcoin Meesterが同チームのスポンサーになることに伴う動きだ。

Bitcoin Meesterは、スポンサーとしてチームに提供する資金の一部をビットコインで支払い、チームはそれをバランスシート上に保有することになるという。実現すれば、オランダのサッカーチームがビットコインを資産として持つのはこれが初めてとなる。

Bitcoin MeesterとAZ Alkmaarは2024年までの提携契約を結んでいる。サッカーの分野において仮想通貨マーケティングを行うことと、新たなBitcoin Meesterのユーザーを獲得することが狙いだとした。

「スポーツは戦略的に重要な市場」

Bitcoin MeesterのCEO、Mitchell Zandwijken氏は次のように述べた。

スポーツ、特にサッカーは私たちにとって最も重要な戦略的市場の1つで、成長するファンのコミュニティを巻き込んでいくチャンスを常に探している。

AZ Alkmaarとのパートナーシップも、この方針に沿ったものだ。チームのサポーターやその他の人々に、魅力的な方法で仮想通貨を紹介することができる。

また同社の営業ディレクター、Michael Koster氏は、「近年、ユーザー数の急成長により、仮想通貨市場は活況を呈している。しかしこうした新しい市場では、ガイダンスが重要だ」とコメント。その上で、仮想通貨に精通したBitcoin Meesterは、責任を持って新しいユーザーを導いていけるとの自信をアピールした。

Crypto.comはF1チームと提携

スポーツチームと提携した仮想通貨企業としては、仮想通貨取引所などを運営するCrypto.comの事例もある。同社は3月に、英国の高級車メーカー、アストンマーティンF1チームとパートナーシップ契約を結んだ。

6月には、F1の「スプリント予選レース」における初代パートナーになることも発表。F1の側では、仮想通貨やNFTトークン発行といったデジタルマーケティングを推進することで、新たな収益源を確保する狙いもある。

関連Crypto.comがF1(フォーミュラ1)のグローバルパートナーに

NFT(非代替性トークン)

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。最近では、ブロックチェーンゲームのアイテムの交換などに用いられるのみならず、アート作品の所有権の証明や、スポーツクラブのファンコミュニティ形成の手段などとして注目を集めている。

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