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ゲーム大手コナミがNFTオークション参入、第1弾は人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コナミのNFT第一弾

国内ゲーム大手の株式会社コナミデジタルエンタテインメントは6日、人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」のNFT(非代替性トークン)のリリースを発表した。

大手NFTマーケットプレイスOpenSea上で来週13日からオークションを開始する予定。オークションに参加するためには成人である必要があり、支払いは暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の一種であるラップドETH(wETH)を利用する。

wETHとは

ラップド(包まれた)イーサリアムの略称。ETHトークンをイーサリアム上の統一規格であるERC-20に準拠したトークンとしてラップすることで、他のERC20トークンとの交換やDeFiプロトコル上で利用可能となる。

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販売されるのは14点の限定版公式NFT。各1点ずつの出品となっており、日本時間1月13日午前7時から15日午前11時までオークションを開催予定。終了時点で最高入札額を投じたユーザーが落札できる。

出典:OpenSea

同作品は、コナミの歴代人気作から名シーンやオリジナルの描き下ろしアートなど14点をNFT化した「KONAMI MEMORIAL NFT」。今後もコナミのIP(知的財産)を活用した「新たな商品を検討」しているとしており、「遊戯王」カードなどNFT(及びデジタル)と親和性の高い有力IPを抱えることから、どこまで踏み込んでくるか注目される。

第一弾となる今回は、ファミコン版の初期作から約35年が経過するコナミの人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」を題材とする。また、NFT購入者には初回購入特典として、コナミのNFTホームページにニックネームを掲載する権利を得ることができるという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームのキャラクターやアイテムだけでなく、アート作品など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

国内ゲーム大手のWeb3.0動向

コナミがNFTを発行するのは今回が初の事例。2019年7月には親会社のコナミホールディングス株式会社が仮想通貨取引所を運営するディーカレットに出資した経緯がある。

関連:仮想通貨交換業者ディーカレット、KDDIやコナミなど12社から総額34億円の資金調達を実施

国内では株式会社スクウェア・エニックスは、Line Blockchainを活用したNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」を販売。年頭所感でブロックチェーンゲームなどの「分散型ゲーム」について言及するなど、さらなる事業展開を示唆した。独自トークン発行の可能性にも触れるなど、積極的な姿勢を見せている。

関連:スクウェア・エニックス、ブロックチェーンゲーム事業本格化へ

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