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バイナンス、タイにデジタル資産取引所を設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル資産取引所を設立へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは、IT企業「Gulf Innova Company」と覚書(MoU)を締結したことが分かった。

両社で協力し、タイでデジタル資産の取引所を開設したり、関連事業を行ったりする方法を探る。バイナンスは、取引所を開設するための技術等を提供するという。

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多く、世界的に有名な仮想通貨取引所。取引所の運営以外にも、学習コンテンツの作成、独自ブロックチェーンの開発、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの運営なども行なっている。

▶️仮想通貨用語集

Gulf Innova Companyは、タイの億万長者Sarath Ratanavadi氏が最高経営責任者(CEO)を務めるエネルギー企業「Gulf Energy Development Public Company(以下、Gulf Energy Development)」の完全子会社。今回の覚書締結は、親会社であるGulf Energy Developmentが17日、タイの証券取引委員会(SEC)に報告したことで明らかになった。

今回の報告の中でGulf Energy Developmentは、経済が技術革新によって成長するにつれて、タイのデジタルインフラも急激に発展すると予想。その時、金融インフラの効率性を向上させるために、デジタル資産やその関連技術は重要な役割を果たすと主張している。

その上で、バイナンスはデジタル資産やブロックチェーンに関するインフラ開発において、タイの発展をサポートしてくれるだろうと期待を示した。

これから、Gulf Energy Developmentが持つタイ企業とのネットワークと、バイナンスの専門技術を活用し、デジタル資産の取引所を開設したり、関連事業を行えないかを探っていく。

今回の内容について、バイナンスの担当者はCoinPostの提携メディア『The Block』に対し、以下のようにコメントした。

 

今回のパートナーシップは、タイにおける事業の最初の一歩だ。

 

我々の目的は、政府や規制当局、企業と協力し、タイに仮想通貨やブロックチェーンのエコシステムを構築することである。

バイナンスを巡っては昨年、ライセンスを取得せずにデジタル資産関連ビジネスを行ったとして、タイの証券取引委員会が刑事告訴した事例が確認されていた。

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