CoinPostで今最も読まれています

ソラナ基盤のNFT自動販売機 米ニューヨーク市に設置

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTの自動販売機、Neonが導入

NFT(非代替性トークン)プラットフォームNeonは、米ニューヨーク市にNFTの自動販売機を設置した。世界でも先駆けとなる事例だ。

購入方法としては、米ドル建てのクレジットカードとデビットカードに対応しており、好きなNFTのボタンを選択すると、そのNFTのコードが入った箱が出てくる仕組みだ。

購入者は、そのコードをスマホ端末などに読み込ませて、NeonのプラットフォームでNFTを入手できる。カード以外には、Apple PayやSamsung Payでも決済可能だ。

この自動販売機は、ニューヨークのウォール街近くに設置された。

Neonの共同創設者兼Jordan Birnholtz氏は、「NFTを非常に簡単に売買する方法を開発できた」として、次のように述べた。

私たちは、自動販売機で購入するという選択肢や、暗号資産(仮想通貨)を使わなくてもNFT取引に参加できるプラットフォームを提供しており、これによって、できるだけ多くの人々をこの分野に巻き込むことができる。

関連:「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

関連大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

Neonとは

Neonは、ソラナ(SOL)のブロックチェーン上に構築された、NFTのマーケットプレイス兼ギャラリーだ。米国に拠点を置くチームによって構築されている。

また、Birnholtz氏が言及したように、クレジットカードやデビットカードによる米ドル決済を取り入れており、仮想通貨を用意しなくてもNFTを購入することが可能だ。

Neonは、ソラナのブロックチェーンを使用している理由として、高速な取引、安価な手数料、エネルギー効率を上げて環境負荷を減らすことを挙げている。

Birnholtz氏は、ソラナの利点について「プルーフオブステークを採用しており、手数料がほぼゼロで、理論的には毎秒6万5,000件を処理できる」と説明した。

また、ソラナ財団は、環境から二酸化炭素を削減するプロジェクトに資金を提供しており、そのブロックチェーン上で生じた炭素排出量を相殺している。Birnholtz氏は、この点もソラナを選んだ理由としている。

関連ソラナネットワークで断続的なトランザクション障害発生

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/09 木曜日
06:45
Core Scientific黒字転換、1Qに270億円相当のビットコインを採掘
米ナスダック上場の仮想通貨ビットコインマイニング企業コア・サイエンティフィック社は、2024年第1四半期に2,825 BTCを自己採掘した。しかし半減期による影響はまだ反映されていない。
05:40
マスターカード、トークン化RWAの決済試験でJPモルガンやシティと提携
現在の課題として、投資適格債のような証券と、商業銀行のお金のような資産は、それぞれ別のシステムで機能している。RSNを利用すれば、単一のプラットフォーム上でトークン化資産の決済手続きを行うことができる。
05/08 水曜日
20:31
日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」、先着順の読者限定割引コードを配布開始
国内最大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostが企画・運営するWeb3カンファレンス「WebX2024」。先着順の読者限定割引コードを配布開始しました。
15:06
EVM互換のZKロールアップとして関心を集める「Zircuit(ザーキット)」とは
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム財団からL2研究助成金を獲得し、大手VCのPantera Capitalなどから出資を受ける「Zircuit(ザーキット)」について解説。ステーキングプロトコルは約2ヶ月で30億ドル以上を集めた。
14:35
懸念強まる仮想通貨業界へのSEC執行範囲、民主党と共和党議員が激論交わす
米国下院金融サービス委員会は、SECの暗号資産(仮想通貨)を念頭にした執行活動に関する公聴会を開催。民主党と共和党議員のスタンスの違いが鮮明となった。
12:50
FTXが再建計画書提出、すべてのユーザーに100%以上弁済の見込み
破綻した仮想通貨取引所FTXは、米破産裁判所に再編計画の修正版を提出した。すべての債権者が請求額の100%を受け取れるとしている。
11:25
米金融大手サスケハナ、1500億円相当のGBTCを保有
米大手投資・トレーディング会社サスケハナが約10億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETF「GBTC」を保有していることが確認された。
10:40
イーサリアムは穏やかなインフレ傾向に ETH焼却量減少で
仮想通貨イーサリアムは、主に取引手数料の低下により、焼却されるETHの量が大幅に減少している。DencunアップグレードやL2の活発化が背景にある。
09:30
「BTC相場は回復に転じた可能性」SCB銀が分析
「仮想通貨ビットコインの相場は回復に転じた可能性がある」とスタンダードチャータード銀行が分析。米大統領選の影響や今後の価格も分析している。
08:10
トレーダーに利回り提供へ、BybitがUSDeを取引担保に採用 
ENAトークン一時急騰 仮想通貨(暗号資産)取引所Bybitは7日、新しいステーブルコイン「USDe」をデリバティブ取引の担保資産に追加すると発表した。トレーダーに利回りを提供…
07:25
「仮想通貨市場には詐欺や問題が多い」ゲンスラー委員長
米SECのゲンスラー委員長は、仮想通貨の投資家保護の必要性を改めて強調。一方、イーサリアムの証券性については明言しなかった。
06:45
ワールドコイン過去一週間で35%上昇、その背景は
OpenAIのライバルであるGoogleは、5月15日に大規模な開発者カンファレンス「Google I/O」を開催する予定だがこれに先駆けChatGPTの検索エンジンを発表する観測だ。
06:10
米ビットコイン現物ETFに330億円純流入、2日連続プラスに
米ビットコインETFに回復の兆し。米月曜日、すべての仮想通貨ビットコイン現物ETFはプラスの資金流入を記録した。
05/07 火曜日
17:54
米決済大手Visa「ステーブルコイン取引高の約9割はbotによるもの」
決済大手Visaは、仮想通貨ステーブルコインについての記事を発表。ステーブルコイン取引活動の90%はボットなどによるものだと分析している。
14:32
米SEC、Invescoの「イーサリアム現物ETF」の可否判断を最終期日まで再延期
米国証券取引委員会は、InvescoとGalaxy Digitalが共同で申請した イーサリアム現物ETFの可否判断をさらに延期すると発表。次回の期限は7月5日で、これが最終期限となる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア