CoinPostで今最も読まれています

賞金総額6億円のアバランチ(AVAX)ハッカソン、人気プロジェクトなど報告 投票締め切りは14日

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アバランチ・ハッカソンの現状

暗号資産(仮想通貨)投資企業のAvatar Fundは6日、今年2月より開催している高速ブロックチェーン「アバランチ(AVAX)」のソフトウェア・ハッカソンに関する最新状況を報告した。

アジア圏では初のハッカソンでは、100以上のチームが参加し、35,000票以上のコミュニティ投票を集めている。投票締め切りは4月14日だ。

ハッカソンとは

「Hackathon」は「ハッキング」と「マラソン」を組み合わせたIT用語。エンジニアや技術者などがチームを編成し、決められた期間内で提示されたテーマに沿ったアプリケーションやサービスを開発し、その成果を競い合うイベント。

▶️仮想通貨用語集

ハッカソン参加プロジェクト

投資企業のAvatar VenturesとDoraHacksが主催する同ハッカソンは2月1日より開始しており、DeFi(分散型金融)やWeb3.0、メタバース(仮想空間)やNFT(非代替性トークン)、GameFiなど様々なプロジェクトが参加。執筆時点では、以下のプロジェクトが特に人気を集めている。

  • MetaDerby:競馬系GameFiプロジェクト
  • SongRise:音楽NFTプロジェクト
  • Zecrey:L2プロトコル
  • Rainbow DAO:DAO系インフラ・プロトコル
  • AirCash:分散型OTC取引
  • SilverSwap:マルチチェーンAMM
  • SLAP:新たなDeFiシステム
  • TaleCraft:ボードゲーム系GameFi
  • Donut:分散型信用スコア・プロトコル
  • Blueberry:分散型ECプラットフォーム
  • DID Network:分散型IDプラットフォーム

期間中は、全てのユーザーが仮想通貨Avalanche(AVAX)やAvalaunch(XAVA)を利用して、有力プロジェクトに投票が可能。ユーザーは投票することで、報酬としてプロジェクトのエアドロップ参加やホワイトリストに入ることができる。

投票は最初の投票が0.01AVAX(約110円)かかり、その後一つの投票を追加する度に0.01AVAXが追加される。例えば、2票目は以下の通り、0.02AVAXのコストが伴う。

投票コストの仕組み

1票目:0.01AVAX

2票目:0.01*2AVAX=0.02AVAX

N票目:0.01* N AVAX

スポンサー企業

今回のハッカソンには、主催企業のAvatar VenturesとDoraHacks以外にも、AVATAR(Avalanche Asia Star Fund)やBlizzard Fundなど多数の投資ファンドが参加。

ハッカソンでは、以下の6部門から上位10のプロジェクトが選出され、総額500万ドル(約6億円)以上の賞金が配当される。

  • DeFi
  • メタバース
  • NFT
  • GameFi
  • インフラ・ツーリング
  • Web3.0

また、賞金総額の内、50万ドル(5,700万円)はQuadratic Funding(二次ファンディング)を採用する形でプロジェクトに還元。コミュニティー投票の結果に応じて、一部賞金額が変動する。

Quadratic Fundingとは

二次(Quadratic)ファンディングは民主的に資金を配当するクラウドファンディングの一種。コミュニティーからの資金調達などに応じて、企業や投資家から集めたより大きな資金プールの資金が配当される仕組み。

▶️仮想通貨用語集

ハッカソン詳細

アバランチとは

アバランチは、高速処理時間を誇るスマートコントラクト・プラットフォーム。取引手数料も低コストであることから、イーサリアムの対抗馬「イーサリアム・キラー」の一種として注目を集めている。

関連:初心者でもわかるAvalanche(アバランチ)とは|注目すべき点や将来性を解説

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/19 日曜日
12:00
ビットトレードのビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーン シバイヌなどが当たるチャンス
暗号資産(仮想通貨)取引所ビットトレードの特別企画。ビットコイン・ピザ・デーを記念して、シバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)も含む豪華景品が当たるラッキールーレットキャンペーンが開催される。2024年5月20日から24日までの期間限定。
11:30
オプション市場では6.5万ドルと7万ドルストライクに建玉集中、翌週の展望は?|bitbankアナリスト寄稿
CPI発表後のテクニカル分析や6.5万ドルと7万ドルストライクに建玉集中するオプション市場を踏まえ、bitbankのアナリスト長谷川氏がビットコインチャートを図解。今週の暗号資産(仮想通貨)相場考察と翌週の展望を探る。
11:00
週刊ニュース|金持ち父さん著者キヨサキ氏のBTC投資推奨に高い関心
今週は、金持ち父さん著者ロバート・キヨサキ氏による仮想通貨ビットコイン・金・銀投資の推奨、ジャック・ドーシー氏のビットコインについての発言、GameStop株やミームコインの暴騰に関するニュースが最も関心を集めた。
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア