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サンドボックスCEOのツイッター乗っ取り 偽のエアドロップを宣伝

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ツイッターアカウントにハッキング

NFT(非代替性トークン)ゲームを提供するザ・サンドボックス(SAND)のアーサー・マドリッドCEOは27日、自身のツイッターアカウントがハッキングされていたと報告した。エアドロップなどを宣伝する詐欺のURLをクリックしないよう呼びかけている。

サンドボックスの公式アカウントも26日時点で、アーサー氏アカウントがハッキングされたとユーザーに警告している。ハッカーは、SANDトークンのエアドロップを行うと騙り、詐欺のリンクを掲載していた形だ。

現在、ハッカーがツイートしていた偽のサンドボックスウェブサイトは削除された模様である。詳細な被害状況などはまだ発表されていない。

エアドロップとは

仮想通貨(トークン)を無料配布すること。仮想通貨の認知度向上など、マーケティングを目的としているケースが多い。ブロックチェーンがハードフォークして、新しい仮想通貨が生まれた場合にもエアドロップを行う場合がある。

▶️仮想通貨用語集

KuCoinなどの事例

ツイッターアカウントの乗っ取りによる詐欺事件はたびたび発生している。

最近の事例としては4月24日、暗号資産(仮想通貨)取引所KuCoinのアカウントがハッキングされた。乗っ取られていた時間は、わずか45分間であったが、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの形で、総額約300万円(22,628 USDT)に相当する資産が盗まれた。

この事件では、偽のプレゼント企画の形を取って、不正に資金が集められている。「KuCoinユーザー数1,000万人を記念して、5,000ビットコインと10,000イーサリアムをエアドロップする」と宣伝していた。

仮想通貨所有者に、手元の仮想通貨を送金すれば、「その倍額がもらえる」として送金させていた格好だ。

KuCoinは、被害者が失った資金はすべて弁済すると発表。また、こうした事件を防ぐために、ツイッターの既存の2要素認証保護に加えて、追加のセキュリティ対策を導入すると約束した。ツイッター社と連携して徹底的に調査するとも述べている。

1月には、仮想通貨や株などの取引を提供する投資アプリの大手ロビンフッドのツイッターも乗っ取られた。

ハッカーは「RBH」というトークンがローンチされるという偽のプロモーションを投稿し、分散型取引所(DEX)に誘導して、これを購入させるという手口を取っていた。

関連米ロビンフッド、公式SNSが乗っ取り被害 ハッカーが仮想通貨詐欺に悪用

近年で最も大きく報じられた事例の一つは、2020年7月にイーロン・マスク氏やビル・ゲイツ氏、バイナンスやコインベースなど著名な個人や企業のツイッターアカウントが次々と乗っ取られたものだ。

「ビットコイン送金すれば、倍にして返す」などという趣旨のツイートにより送金を誘導。被害額は1,200万円相当に上った。この事件では、17歳の少年が首謀者として逮捕されている。

関連ツイッター乗っ取り事件、主犯として17歳の容疑者逮捕

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