CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨イーサリアム急騰の背景は?リップルやネムなどアルトコインが全面高|仮想通貨ビットコイン市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●再び三尊天井を形成しつつあるBTC、再否定なるか

●イーサリアム(ETH)上昇の背景は

金融市場と仮想通貨

本日の東京株式市場は、短期間に下げすぎた反動で、前日比121円高の21,188円と8日ぶりの反発となった。依然として米中貿易摩擦の懸念は燻っており、現時点で解決の目処は見えない。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株では、ULSグループ<3798>が強く、前日比3.58%高と続伸。10日に発表された決算の過去最高益更新を好感して、8連続陽線を記録した。

出典:SBI証券

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

また、仮想通貨市場では仮想通貨XRP(リップル)が続伸、前日比15%高でコインチェックでは49.2円まで付けるなど、50円台回復に迫る勢いを見せている。

XRP高騰の背景は、以下の記事で解説している。

関連記事

仮想通貨XRP(リップル)が前日比20%以上の高騰を見せた理由、日米中韓からの流入観測も
ビットコイン急騰に伴い、循環物色の様相を呈している仮想通貨市場。前日比20%高を超えたXRP(リップル)の高騰理由について、ファンダメンタルズとテクニカルの両面から紹介する。

仮想通貨市況

昨日動意づいたアルトコインは、米NYで開催中のコンセンサス2019の材料期待もあり全面高。イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)の強さが相場を先導している。バイナンスが入金再開を控えており、こちらもプラスに働くだろう。

一服したビットコインだが、非常にボラの高い状況にある。

時間足レベルで三尊天井を形成しつつあるが、13日のように再び否定してさらに最高値を追えるかどうかが注目される。

Samsung、イーサリアム系ウォレットを格安スマホに実装か

15日のイーサリアム(ETH)は、一時前日比15%以上の上昇を見せており、一旦調整局面にあるBTCの上昇率を大幅に上回っている。

ETHの上昇の背景には、韓国最大手サムスンの関連報道が関係しているとされている。韓国のニュースメディア「businesskorea」が入手したSamsungのプレスリリースによれば、仮想通貨ウォレットをGalaxyシリーズの格安スマホにも実装予定だ。

Samsungは2月に最新型のハイエンドスマホGalaxy S10で、仮想通貨イーサリアム(ETH)や、イーサリアムベースのERC20の仮想通貨、BTCにも対応するウォレットアプリを内蔵することを発表し業界で大きな反響があった。

今回の発表では、S10だけでなくそれ以外のGalaxyシリーズでも実装するとのことだ。Samsung電子のワイヤレスビジネス部門の責任者Chae Won-cheol氏は、この実装は韓国だけでなく、米国とカナダの市場にも比較的に安い値段のスマホラインアップ商品を売りに出すと明かした。

この商品拡大の発表は、BTCはもちろん、イーサリアムの普及にも恩恵をもたらすと考えられる。先日Samsungがイーサリアムブロックチェーン上で独自の仮想通貨「Samsung Coin(サムスンコイン)」を開発・発行する可能性があると報じられた。

世界的大手電子メーカーSamsungがイーサリアムブロックチェーンを実装・利用するというニュースは、イーサリアムの価格上昇を後押ししているものと考えられる。

CoinPostの関連記事

仮想通貨ネム、独自トークン発行機能におけるカタパルトでの新たなアップデートを発表
NEMの独自トークン発行機能「ネームスペース」と「モザイク機能」が、カタパルトにおいてアップデートされることが発表された。これまでにない柔軟性でのNEMアカウント利用が可能になるという。
ビットコイン価格の驚異的な上昇に8つの理由|米投資アナリストが解説
米投資運用企業Fundstrat社の投資アナリストであるトム・リー氏がパラボリック的なビットコイン高騰の背景にある複数の要因を解説。新たな投資家層からの資金流入やリスクオフ資産としての利点、来年に迫るBTC半減期などを挙げた。

免責事項

当ページは、仮想通貨の信憑性・正確性を保証するものではありません。

掲載されている内容やリンク先、サービス等、または投資情報からの不利益や損害については、当サイトでは一切の責任を負いかねます。投資する際は、ご自身の判断の元、自己責任でお願い致します。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア