はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

クリプタクトがSeiチェーン対応開始、DeFi取引の自動損益計算を実現 KudasaiJP、Omakaseと連携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Seiチェーン対応で実現する機能

暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービス「クリプタクト」は29日、レイヤー1ブロックチェーン「Sei」への対応を開始したことを発表した。

ユーザーはウォレットアドレスを同期するだけで、Sei上での入出金履歴を自動取得し、税務上必要な損益計算まで一貫して処理できるようになった。

今回の対応により、Sei上でのDeFi取引について、スワップやステーキング、流動性提供などの複雑な取引も自動で認識し、適切に分類する。これまで手動での記録作成や計算が必要だった作業を大幅に削減できる点が大きな特徴である。

日本の暗号資産取引は雑所得として正確な損益計算が求められるため、特にDeFi利用者にとって確定申告の準備は煩雑な作業となっていた。クリプタクトのSeiチェーン対応により、この作業にかかる時間と労力を大幅に削減できる。

KudasaiJP・Omakaseとの連携による実現

今回のSeiチェーン対応は、Web3コミュニティ「KudasaiJP」および技術部門子会社の株式会社Omakaseとの連携により実現した。

これらの組織とクリプタクトは、対応ブロックチェーンの拡充を共同で進めており、SNS上でのAMA放送やYouTubeライブ配信を通じて、暗号資産の税制や確定申告に関するコミュニティメンバーの疑問に答える活動も行ってきた。

今後の展開

今回の連携は、Web3プロジェクトのエコシステム拡大において、ユーザーがより簡単に損益計算を行えるソリューションの提供という重要な役割を果たす。コミュニティが新しいブロックチェーンをいち早く便利に利用できるようになり、効率的で戦略的な投資活動が可能となる。

株式会社pafinは今後も、ユーザーからの意見・要望に迅速に対応し、最新のブロックチェーンへの対応を進めることで、シームレスな損益計算サービスの提供を継続する方針である。

Seiチェーンについて

Seiは、デジタル資産取引に特化した高性能なレイヤー1ブロックチェーンで、2023年のメインネットローンチ以降、3,500万を超えるウォレットで数十億件の取引を処理してきた。現在、開発ネットワーク上で稼働中の「V3 Giga」アップデートでは、Ethereumエコシステムに対して新たなスケーリングソリューションを提供している。

Multicoin Capital、Jump Crypto、Coinbase Venturesなど、主要ベンチャーキャピタルが投資しており、技術面・資金面での基盤の強さを示している。

関連:Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説

各組織の概要

株式会社pafin(クリプタクト運営会社)
共同代表取締役にアズムデアミン氏と斎藤岳氏を擁し、暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」を運営。ユーザーが安心して暗号資産取引を行えるよう、サービスの機能拡充と改善を継続的に実施している。

KudasaiJPおよび株式会社Kudasai
2020年に創設されたWeb3コミュニティ。株式会社Kudasaiは、国内外のプロジェクトのコミュニティ支援、ネットワーク支援、技術開発支援を行い、ブロックチェーンスタートアップの成長を多面的に支援している。

株式会社Omakase
株式会社Kudasaiの技術部門子会社として、技術提供やバリデータ運営を担当。クリプタクトの対応チェーンおよび対応DAppsの技術的な強化に貢献している。

関連:Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/02 土曜日
13:30
OpenAI、1.2兆円を資金調達完了 汎用人工知能に関する協議も
OpenAIが新たに1.2兆円の資金調達を完了。経常収益が急成長する中、汎用人工知能(AGI)達成後のマイクロソフトとの技術利用権について協議を進めていると伝えられる。
12:00
ジーニアス法成立、サークル株に対する影響と今後の展望は
ステーブルコインUSDCの発行元サークルが米国で上場し、株価は急騰後に一時300ドル近くまで上昇。GENIUS法案の追い風もあり注目を集めたが、その後は調整局面へ。本記事では株価動向、成長の可能性、リスク、そしてUSDCの仕組みやDeFiでの活用方法を総合的に解説する。
11:15
米シャープリンク、約1.5万イーサリアム追加購入
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンクが7時間で14933ETH購入。6月以降46万4000ETH蓄積し未実現利益2億ドル以上を記録。
10:30
DeFi教育基金が米上院に提案、クラリティ法案の4つの原則とは?
仮想通貨業界団体DeFi教育基金が、米上院の「責任ある金融イノベーション法」に4つの重要原則を提案した。分散型金融と従来型仲介業者の区別などを求めている。
09:50
メタプラネット、最大5550億円相当の優先株発行を検討へ
メタプラネットは仮想通貨ビットコインの追加取得のために、発行可能株式総数の増加や永久優先株式の発行を臨時株主総会に付議することを決議。永久優先株式の発行額は最大5550億円である。
08:43
ビットコイン一時11万3000ドル割れ、トランプ新関税発表などで仮想通貨市場に売り圧力=CNBC
トランプ大統領の関税発表などを受けビットコインが3%下落し一時11万3000ドルを下回った。イーサリアムやXRP、ソラナなども下落。専門家は健全な調整と分析。
07:15
ベッセント財務長官、「仮想通貨黄金時代」宣言 
ベッセント財務長官が仮想通貨黄金時代の到来を宣言。トランプ政権が168ページの包括的報告書を公開し、ビットコイン戦略的準備金やDeFi規制緩和を明記。
06:45
英金融当局、10月から仮想通貨ETNの個人投資家向け販売を解禁
英金融行為監督機構が2021年から禁止していた仮想通貨ETNの個人投資家向け販売を10月8日に解禁。FCA承認取引所での取引が条件、デリバティブ禁止は継続。
06:25
米SECの仮想通貨タスクフォース、全米10都市で巡回ラウンドテーブル開催へ
米SECのヘスター・パース委員率いる仮想通貨タスクフォースが8月から12月にかけて全米10都市を巡回。従業員10人以下の小規模仮想通貨プロジェクトとの対話を重視。
06:00
ストラテジーの「iPhoneモーメント」か、アナリストが目標株価を大幅引き上げ
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーの第2四半期決算を受け、ベンチマークとキャンター・フィッツジェラルドが目標株価を上方修正。新優先株STRCを「iPhoneモーメント」と評価し長期成長を予想。
08/01 金曜日
17:45
予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望
仮想通貨市場の未来について、現在もポリマーケットなどで予測が活発に行われている。本記事では、2024年に精度で注目を集めた予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望をまとめた。
16:30
韓国Four Pillars、Circle・a16z・S&P参加のTACにアジア初のリサーチ企業として加盟
韓国のFour Pillarsがアジアのリサーチ企業として初めてTACに参加。Circle、a16z、S&P Globalなど大手機関と共にトークン化資産の発展に貢献。仮想通貨市場の国際協力体制が強化。
13:45
9割の北米大企業CFOが仮想通貨利用を想定=デロイトQ2調査
デロイトの最新調査により、北米大企業の最高財務責任者の99%が、長期的に仮想通貨の業務活用を想定していることが明らかになった。投資や決済での利用をはじめ、サプライチェーン管理での利用が高く評価され、2年以内の導入に意欲を見せる企業も多い。
13:00
新構想「リーン・イーサリアム」とは? 今後10年の開発目標=ETH財団
イーサリアム財団リサーチャーが、今後10年の開発構想「リーン・イーサリアム」を発表した。特にトランザクション処理能力について野心的な目標を掲げている。
12:15
初心者・女性・大口が選ぶ|仮想通貨取引所のクチコミ人気ランキング
ユーザー基盤の大きい、ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコイン・コインチェックのクチコミ500件を分析。初心者や上級者別に、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を比較しました。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧