CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン採掘速度が復調、イーサリアムのバーン量は1,500億円相当に CoinPost週次データレポート Vol.29

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

9月末の仮想通貨動向

9月第4週の暗号資産(仮想通貨)市場。10月1日のビットコイン(BTC)市場は、一時10%近く急騰。デリバティブ市場の大量清算やパウエル議長の「仮想通貨を禁止しない」などの発言が上昇を後押しする一因となった。また、先物ベースのETF承認に期待感も出ている。

出典:CoinMarketCap

時価総額2位のイーサリアム(ETH)も連れ高する形で上昇。2週間ぶりに38万円台に到達した。

出典:CoinMarketCap

時価総額TOP20の騰落率

時価総額上位銘柄の週間騰落率は以下の通り。(3日時点:ステーブルコイン除く)

参照:CoinMarketCap

関連:2015〜2020年、仮想通貨「時価総額TOP20」の顔ぶれと変化

仮想通貨市場の取引量

9月における取引所の取引量は前月比で13%上昇。The Blockの認める正当な取引所だけでも140兆円(1.25兆ドル)の出来高を記録した。

21年5月に過去最高水準を記録した取引所の出来高は中国の規制強化などの材料も重なった6月に一時低迷したが7月以降は再び右肩上がりに転じている。

主要銘柄のビットコインとイーサリアムのオンチェーン上の取引量も前月比で33%で増加しており、軒並み回復しつつある。

取引量の内訳|Glassnode分析

仮想通貨分析サイトGlassnodeは1日、直近3週間で特にビットコインの取引量が増加してきている傾向を指摘。9月末までの3週間におけるトランザクション量は138億ドルから160億ドル(1.5兆円から1.8兆円)と高い水準を推移したという。(2021年の過去最高取引量は4月時の約1.9兆円)

また、取引量の内訳を見ると、一つのトランザクション辺りの送付額が増加。1,000万ドル(11億円)以上のトランザクション数が急増したことが伺える。

出典:glassnode

トランザクションの平均送付額は93万円と過去最高水準を更新しており、最近のデータからは機関投資家などの大型取引が強まっている傾向がある。一方、中国の仮想通貨禁止方針の強化を受け中国本土のユーザーを排除する動きを受け、関連取引所からの資金流出も増えている。

ビットコインのオンチェーン・データ

ビットコイン(BTC)関連の注目のオンチェーンデータは以下の通り。

ハッシュレート

ビットコインのハッシュレートは2日、およそ5ヶ月ぶりの高水準となる177.5EH/秒を記録した。同指標は今年5月、中国の取り締まり強化の影響で激減していた経緯があるが、復調傾向を強めている。

出典:Blockchain.com

関連:ビットコイン・ハッシュレート、今年5月の過去最高水準付近まで復帰

ビットコイン先物

ビットコインの先物市場では取引量が前月比で約8%減少。2021年内では7月に続いて最も低い取引量を記録した。

イーサリアムのオンチェーン・データ

イーサリアム(ETH)関連の注目のオンチェーンデータは以下の通り。

ETH2.0 ステーキング額

ステーキング額:783万ETH(前週比+5万ETH)

CrytoQuant

関連:仮想通貨ステーキングとは|初心者でもわかる「報酬」の仕組み

バーン量

8月上旬に実装されたEIP-1559の影響でバーンされたイーサリアムの通算量は400,000ETHを突破した。実装からおよそ2ヶ月で1,500億円相当のイーサリアムがバーン(焼却)されている。

また、The BlockのLars Hoffman氏は9月だけで940億円に相当する252,625ETHがバーン(焼却)されたと指摘した。

ETH先物

ビットコイン先物と同様、イーサリアム先物の取引量も8月に比べて減少。前月比で-5.7%を記録した。

DeFi(分散型金融)

DeFiプラットフォームのTVLは4日時点で1,940億ドル(21.5兆円)だった。

出典:DeFi Llama

TVL(Total Value Locked)は、DeFiプロトコルへ預入れされた仮想通貨資産の総ロック額を指す。

ステーブルコイン取引量

また、ステーブルコインのオンチェーン取引量も前月比で3.7%増加。新規発行されたステーブルコイン量も過去最高を更新しており、USDCのシェアが約24%まで拡大。これまでテザー(USDT)が占めていたステーブルコイン市場の分散化が進みつつある。

USDCの発行主体であるCentre社(米CircleとCoinbaseのコンソーシアム)は8月下旬、裏付け資産を現金と短期米国債のみに変更していく方針を表明。7月に初めて裏付け資産の割合を公表した際のフィードバックを考慮したものと見られる。

関連:米Centre、ステーブルコインUSDCの裏付け資産を現金と米短期国債のみに変更へ

NFT市場

また、9月におけるNFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの出来高は14%ほどの減少を記録。しかし28億ドル(3,100億円)の取引量は依然として7月の9倍にのぼる。

マーケットプレイス別ではOpenSeaが97.4%を占めた一方で、イーサリアムのNFT出来高は前月比で13.5%減少した。

クリプト指標

           
日程 指標

10/4

Ethereum 2.0 Altair実装内容に関する記事投稿

10/5

ビットバンク Symbol(XYM)上場

10/7〜10/8

TOKEN2049

前回の週次レポートはこちら:オンチェーンデータから見るビットコイン長期保有傾向は過去最高水準に

重要ファンダ情報などのクリプト指標カレンダーは、CoinPostアプリ(iOS)、TAOTAOアプリ(iOS/Android版)で好評配信中。

関連:クリプト指標導入「CoinPostアプリ」の使い方をトレーダー目線で解説|寄稿:Bit仙人

コメントしてBTCを貰おう
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/02 金曜日
14:00
FTX破綻問題巡る公聴会 米CFTC委員長が証言
FTXの破綻に関する公聴会が米上院農業委員会で開催され、商品先物取引委員会のロスティン・ベーナム委員長が証言を行った。ベーナム氏は包括的な規制権限をCFTCに付与するよう議会に求めた。
12:54
BNB代替資産が無限発行か、Ankrプロトコルへの侵害で
仮想通貨BNBを担保に発行する「ラップドBNB」が、ほとんど無限に発行されて、売却される事態が起きた。AnkrProtocolがプロトコル侵害のターゲットとされた模様。
12:45
ビットバンク、国内初のAXS取り扱いへ
国内仮想通貨取引所ビットバンクはNFTゲーム銘柄「アクシーインフィニティ」(AXS)の取り扱い開始を発表。国内では初の上場事例となる。
12:14
BTC17000ドル前後推移、バイナンスIEO上場のHOOKに関心集まる
暗号資産(仮想通貨)相場はやや反落。バイナンスローンチパッドで上場したHooked Protocol(HOOK)が、プレセール価格から20倍以上高騰して
11:55
イタリア、2023年から仮想通貨への課税強化か
イタリア政府は、2023年よりビットコインなど仮想通貨取引で得た利益について課税強化する予算案を公開した。同時に、条件付きの減税措置も提案している。
11:10
Magic Eden、ロイヤリティ保護標準をリリース
ソラナ(SOL)基盤のNFT電子市場大手Magic Edenは、NFTコレクションのクリエイター手数料をプロトコルレベルで保護する規格「Open Creator Protocol」を発表した。
09:45
露Sber銀、独自ブロックチェーンでメタマスクを利用へ
ロシア貯蓄銀行(Sberbank)は、同社のブロックチェーンプラットフォームでイーサリアム系の仮想通貨ウォレット「メタマスク」を使用できるようにすると発表した。
09:20
FTX JP「顧客資産は米破産法の対象外」
仮想通貨取引所FTX Japanは、サービス復旧に向けた取り組みを発表。日本の顧客資産は、米チャプターイレブンの対象にはならないとの見解が示されたと説明している。
08:25
決済サービスStripe、Magic EdenやArgentなどに対応
米Stripe社は2日、16のイーサリアムとソラナdAppsやマーケットプレイスに対応し、法定通貨から仮想通貨のアクセスルートを提供することを発表した。
08:00
米CME、AAVEなどDeFi銘柄の指標を公開へ
米大手デリバティブ取引所CMEは1日、CRVなどの3つのDeFi銘柄の指数を新たに提供する予定を発表した。
07:40
英TP ICAP、仮想通貨交換業者として当局から承認
英大手インターディーラーブローカーのTP ICAP社は機関投資家向けの仮想通貨取引サービスを提供する業者として英FCAに承認された。
07:25
アップル、コインベースにNFT送信機能停止を要請
米仮想通貨取引所コインベースは、アップル社のiOS版向けのコインベースウォレットで、NFTの送信をできないようにしたことを発表。送信機能を停止した理由を説明した。
06:55
2日朝|NYダウ反落 バイナンスIEO銘柄高騰
今日のニューヨークダウ平均は昨日の利上げ減速期待上げから一転し米景気後退のリスクが意識されている形で反落。バイナンスのIEO銘柄HOOKは高騰している。
12/01 木曜日
16:51
フレア(FLR)、年明けにトークン配布イベントへ
20年12月12日時点の仮想通貨XRPの保有者に対して配布予定の「フレア:旧スパーク(FLR)」について、トークン付与(エアドロップ)の実施予定日と対応取引所リストが発表された。
16:32
JCBIら、自己主権型IDの共同研究を開始
一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(JCBI)は、自己主権型アイデンティティ(SSI)の社会実装をテーマとした共同研究を開始することを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2022/10/14 ~ 2022/12/31
東京 東京都渋谷区宇田川町
2022/12/06 13:30 ~ 15:00
その他 京都市下京区中堂寺南町/オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧