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高速ブロックチェーン「アバランチ」、BAYCのメタバース「Otherside」を誘致へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アバランチブロックチェーンの活用を提案

暗号資産(仮想通貨)アバランチ(AVAX)のプロジェクトは、人気NFT(非代替性トークン)コレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」のメタバース「Otherside」を、アバランチのブロックチェーン上で展開するよう提案を行った。

これからOthersideのコミュニティが拡大した場合でも、アバランチのブロックチェーンであれば処理を速め、安価なガス代で利用できると主張。また、アバランチを開発するAva Labsがサポートを提供するとも説明した。一方で今回の提案には、アバランチのブロックチェーンではなく、イーサリアム(ETH)のスケーリングソリューションを利用すべきだとの反対意見も上がっている。

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Othersideを巡っては先月末に始まった仮想土地「Otherdeeds」の販売で注文が殺到し、イーサリアムブロックチェーンの混雑を招いた。それによってガス代が高騰し、BAYCを制作するYuga Labsが、Otherdeedsの購入に失敗したユーザーにガス代を返金する事態にまで発展している。

Yuga Labsは注文が殺到しないようにオークション形式ではなく固定価格で販売することなどの対策を講じたが、結局はイーサリアムブロックチェーンの混雑を招いたことで批判の声も上がっており、今後は独自チェーンに移行することも検討すると説明していた。

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サブネットを活用

アバランチのブロックチェーンには、「サブネット(Subnet)」というネットワークがある。サブネットは複数のバリデータで構成されており、そのネットワークの中で独自のブロックチェーンを展開することが可能だ。サブネット内のブロックチェーンは、ユースケースに合わせてカスタマイズもできる。

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今回の提案では、Othersideをサブネットで展開するように勧めた。アバランチのサブネットであれば、速度、セキュリティ、手数料、カスタマイズの面で、Othersideに必要な要件を満たすことができると主張している。

今後どのように提案が進展していくかは現時点では不透明だが、コメント欄にはアバランチでOthersideを展開するのではなく、ポリゴン(MATIC)の「Polygon Supernets」など、イーサリアムのスケーリングソリューションを活用すべきだとの反対意見も上がった。「我々はイーサリアムから離れるべきではない」とのコメントもある。

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また、今回の提案が、BAYC関連銘柄のエイプコイン(APE)を運営するApeCoin DAOに対して行われたことで、「そもそもOthersideはYuga Labsのプロジェクトで、ApeCoin DAOは何も権限を持っていない」との指摘も上がった。

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