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エイプコイン(APE)、待望のステーキング機能リリースへ 公式サイト「ApeStake」は地域制限あり

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

エイプコインのステーキング

暗号資産(仮想通貨)エイプコイン(APE)の正式なステーキング機能が12月12日にリリースされることが明らかになった。

エイプコインのステーキング機能の開発を担当するブロックチェーンインフラ企業Horizen Labsによると、ステーキング専用の公式サイト「ApeStake」は12月5日に開設予定だ。

なお、規制環境を理由に以下の国々のユーザーはジオブロック(地域制限)の対象となり、ApeStakeにアクセスできないようだ。

米国やカナダ、カナダ、北朝鮮、シリア、イラン、キューバ、ロシア、ウクライナのロシア支配地域、クリミア、ドネツク、ルハンスク

代替策として、DeFi(分散型金融)や仮想通貨取引所を含むサードパーティ製のステーキングインターフェースが作成されている。ステーキングスマートコントラクトと直接対話するプロダクトもコミュニティ主導で構築中、テストネットで既に公開されている。

エイプコイン(APE)はApeCoin DAOのガバナンストークン。猿をモチーフにした人気NFTコレクション「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」や「Mutant Ape Yacht Club(MAYC)」、犬をモチーフにしたBored Ape Kennel Club(BAKC)の保有者向けに配布された。

10月には、Yuga Labsが手がけるNFTの販売方法を巡り、米証券取引委員会(SEC)が証券性を調査していることが報じられていた。なお、まだ調査は始まったばかりで、告訴に発展するような段階ではない。

関連:米SEC、BAYC制作のYuga Labsを調査か エイプコイン下落

APEエコシステム

エイプコインの分散型自治組織である「ApeCoin DAO」は22年7月に、ステーキングシステムに関する改善提案(AIP21-22)を可決。ApeCoin DAOを支援する法人組織「APE Foundation」は7月23日のプレスリリースで、エイプコインのステーキングシステムが10月か11月に完成する見通しを示していた。

AIP21-22によると、「エイプコイン+エコシステム内のNFT」をセットでステークすると、報酬としてAPEを受け取ることができる。ステーキング数量が多く、期間が長いほど報酬が増加する設計。APEの需要を高め、市場の売り圧力抑制に貢献するとも期待される。

関連:初心者でもわかる「エイプコイン(APE)」とは|特徴や将来性を解説

エイプコイン、及び関連するNFTのユースケースは着実に増加している。BAYC関連のメタバースプロジェクト「Otherside」や、ApeCoin DAOが11月24日に立ち上げた専用マーケットプレイスといったエコシステム内の支払いにも使用できる。

10月には、空港ラウンジのプライオリティ・パス(会員権)を提供する「グローバル ラウンジ ネットワーク(GLN)」との提携により、Bored Ape Yacht Club(BAYC)を含む優良NFTコレクションの所有者の一部に空港のVIPラウンジの利用を可能にする、試験プログラムが開始された。

関連:BAYC NFT保有者が空港ラウンジを使えるサービス、GLN社が試験提供

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