はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

BAYC NFT保有者が空港ラウンジを使えるサービス、GLN社が試験提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTのIPユーティリティ

空港ラウンジのプライオリティ・パス(会員権)を提供する「グローバル ラウンジ ネットワーク(GLN)」が、BoredJobsと提携した。

Bored Ape Yacht Club(BAYC)を含む優良NFTコレクションの所有者の一部に空港のVIPラウンジの利用を可能にする、試験プログラムを開始する。

この取り組みは、優良NFT所有者のIP(知的財産権)ユースケースを拡大するとともに、航空業界で30年、ラウンジの開発で25年以上の実績を誇るGLN社にとって、Web3コミュニティへのアプローチ手段となる。

まもなく、Bored Apes、Mutant Apes、Gutter Cat Gangの保有者は、マイアミ、メキシコシティ、サンファン、ボゴタ、イスタンブール、バンコクを含む世界11都市、28の空港ラウンジの入場パスとして所有するNFTを使用可能になる。

このパートナーシップは、ブロックチェーンアクセラレーター「MouseBelt」のリアルビジネス仲介プロジェクト「BoredJobs.com」の調整により実現した。BoredJobs.comが取り組む、NFTを活用した認証技術「Web3ID」のユースケースの一つとなる。

GLTとの試験ではまず、MouseBeltが対象となるNFT所有者に200枚のラウンジパスを配布。検証を重ねた上で取り組みを拡大していく方針だ。試験へのNFT保有者の参加方法は60日以内に公開予定。

MouseBeltのパトリック・マクレーン共同創設者は以下のように述べている。

NFT所有者は、自分が所有するコレクションを特定のコミュニティへのプライベートなアクセス権とみなしている。特別なDiscordチャンネルやApeFestのようなリアルイベントの参加証になる。空港ラウンジの試験運用により、これらのコミュニティが所有するNFTのユーティリティに新たな側面が加わる。

BAYCは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で発行されるNFTで、プロフィール画像向けにデザインされた1万点のサルの肖像。BAYCはメンバーカードの役割を果たし、所有者はメンバー限定の様々な特典を受けることができる。Mutant ApesはBAYCのスピンオフ、2万点のNFTコレクションの半分がBAYCホルダーにエアドロップされた。

関連:BAYC関連「Otherside」が新ティザー映像公開、年内に何らかの動きか

GLNとは

グローバル ラウンジ ネットワークは100%子会社「GLN NFT」を通じて、Web3スペースでの関係構築に着手してきた。独自のNFT会員権発売も計画している。

BoredJobsとの提携について、GLN NFTのイアン・スターンCVO(チーフ・ビジョナリー・オフィサー)は以下のように述べている。

GLN NFTの保有者やWeb3分野における、他の戦略的パートナーにユーティリティとアクセスを提供することを楽しみにしている。

関連:NFTスタジオYuga Labs、FTXやa16zから550億円超を資金調達

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場に追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧