NFTのIPユーティリティ
空港ラウンジのプライオリティ・パス(会員権)を提供する「グローバル ラウンジ ネットワーク(GLN)」が、BoredJobsと提携した。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)を含む優良NFTコレクションの所有者の一部に空港のVIPラウンジの利用を可能にする、試験プログラムを開始する。
Welcome to luxury NFT utility! Global Lounge Network, a leader in aviation for 30+ yrs & BoredJobs partner to bring a new VIP experience at Airport Lounges in 28 cities worldwide✈️
— BoredJobs.eth – Hire Any Bored Ape NFT Now (@boredjob) October 20, 2022
The initial pilot covers (200) @BoredApeYC & @GutterCatGang owners. https://t.co/gVYadHNoSU pic.twitter.com/NG02PmfTfJ
この取り組みは、優良NFT所有者のIP(知的財産権)ユースケースを拡大するとともに、航空業界で30年、ラウンジの開発で25年以上の実績を誇るGLN社にとって、Web3コミュニティへのアプローチ手段となる。
まもなく、Bored Apes、Mutant Apes、Gutter Cat Gangの保有者は、マイアミ、メキシコシティ、サンファン、ボゴタ、イスタンブール、バンコクを含む世界11都市、28の空港ラウンジの入場パスとして所有するNFTを使用可能になる。
このパートナーシップは、ブロックチェーンアクセラレーター「MouseBelt」のリアルビジネス仲介プロジェクト「BoredJobs.com」の調整により実現した。BoredJobs.comが取り組む、NFTを活用した認証技術「Web3ID」のユースケースの一つとなる。
GLTとの試験ではまず、MouseBeltが対象となるNFT所有者に200枚のラウンジパスを配布。検証を重ねた上で取り組みを拡大していく方針だ。試験へのNFT保有者の参加方法は60日以内に公開予定。
MouseBeltのパトリック・マクレーン共同創設者は以下のように述べている。
NFT所有者は、自分が所有するコレクションを特定のコミュニティへのプライベートなアクセス権とみなしている。特別なDiscordチャンネルやApeFestのようなリアルイベントの参加証になる。空港ラウンジの試験運用により、これらのコミュニティが所有するNFTのユーティリティに新たな側面が加わる。
BAYCは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で発行されるNFTで、プロフィール画像向けにデザインされた1万点のサルの肖像。BAYCはメンバーカードの役割を果たし、所有者はメンバー限定の様々な特典を受けることができる。Mutant ApesはBAYCのスピンオフ、2万点のNFTコレクションの半分がBAYCホルダーにエアドロップされた。
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GLNとは
グローバル ラウンジ ネットワークは100%子会社「GLN NFT」を通じて、Web3スペースでの関係構築に着手してきた。独自のNFT会員権発売も計画している。
BoredJobsとの提携について、GLN NFTのイアン・スターンCVO(チーフ・ビジョナリー・オフィサー)は以下のように述べている。
GLN NFTの保有者やWeb3分野における、他の戦略的パートナーにユーティリティとアクセスを提供することを楽しみにしている。
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