業界大手の取引所およびウォレットがSeiエコシステムへの統合を実現
大手暗号資産取引所であり自己管理型ウォレットプラットフォームのBackpackは本日、超高速のレイヤー1ブロックチェーンであるSei Networkとの統合を発表した。
BackpackWalletはSei上で稼働を開始し、推奨ウォレットとしてリスト入りした。これにより、Seiエコシステムにおけるユーザーおよび開発者にとって信頼できるツールの一つに加わった形となる。
Backpack Walletはモバイルアプリとブラウザ拡張機能経由で、Seiネイティブ資産の安全な保管、送金、操作が可能である。 主要なSei上のdAppsやプロジェクトにも、同ウォレットのインターフェースから容易にアクセス可能となる。
この取り組みにより、Sei上でのネイティブUSDCの対応が取引所にも導入され、ステーブルコイン決済が簡素化されると同時に、新たな取引ペアの機会が創出される。
Sei Labs共同創業者のJayendra Jogは次のように述べた。
「Backpackは、技術的な深みと運用面での厳格さをSeiの成長するエコシステムにもたらしてくれる。この統合により、我々の使命である『より高速で、安全かつアクセスしやすいデジタル資産の利用インフラの提供』がさらに前進するだろう。
Backpackは、業界最高水準のユーザー体験、コンプライアンス、マルチチェーン対応を提供しており、それがSeiのインフラと結びつくことで、オンチェーン取引が誰にとってもより直感的かつアクセスしやすいものとなる。」
Backpackは現在、Solana、Ethereum、Suiをサポートしており、今回新たにSeiが完全統合された最新のレイヤー1として加わった。Backpack Exchangeは、ローンチ以降の累計取引高が1,390億ドルを超えており、リテールおよび機関投資家の双方から注目されるプラットフォームとなりつつある。
BackpackのCEO兼創業者であるArmani Ferranteは次のように述べた。 「SEIを当社の取引所に導入し、Backpack Walletを通じてより広範なエコシステムを支援できることを嬉しく思う。これにより、ユーザーと開発者の双方がSeiの提供する全ての機能にアクセスできるようになる。」
Sei Networkについて
Seiは超高速なレイヤー1ブロックチェーンであり、デジタル資産市場における高性能な基盤を提供している。2023年にメインネットをローンチして以降、4,000万以上のウォレットで数十億件のトランザクションを処理してきた。
現在Devnet上で稼働しているV3 Gigaアップデートは、Ethereum エコシステムにおける画期的なスケーリング手法として位置づけられている。チームはMulticoin、Jump、Coinbase Venturesなどの支援を受けている。
詳細についてはhttps://www.seifdn.orgを参照。
メディア連絡先:sei@mgroupsc.com
Backpackについて
Backpackエコシステムは、人気の自己管理型ウォレット「Backpack Wallet」を含む複数のプロダクトとサービスで構成されている。同ウォレットは、暗号資産エコシステムとのシームレスなインタラクションを可能にするオールインワン型の設計が特徴だ。
また、完全に規制に準拠した暗号資産取引所である「Backpack Exchange」は、資本効率が高く直感的で使いやすい設計により、経験豊富なトレーダーから初心者まで幅広く対応している。さらに、Solanaエコシステム内で最も影響力のあるNFTコミュニティ「Mad Lads」も展開している。

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