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マイケル・セイラー「ビットコインは勝利を収めた」と発言 ゴールド派シフ氏にも反論

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • セイラー氏「ビットコインは勝利した」
  • ピーター・シフ氏の金優位論に真っ向反論

「ビットコインはデジタル資本」

米ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は5日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)について「勝利を収めた」と強気発言した。ピーター・シフ氏に反論し、近日中の買い増しも示唆している。セイラー氏は次のように述べた。

ビットコインは勝利を収めた。世界的なコンセンサスは、ビットコインがデジタル資本であるという認識だ。4年サイクルは終焉を迎え、ビットコイン価格は今や資本フローによって左右されるようになった。

今後は銀行やデジタルクレジットがビットコインの成長軌道を決定づけるだろう。最大のリスクは、誤ったアイデアにより不適切なプロトコル変更を行うことだ。

銀行も含めた企業や機関投資家がますますビットコイン市場に参入することを予測しているとみられる。業界では、ビットコイン半減期にともなう4年サイクル説がまだ続いているという説と、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)などの登場により状況が変わったという説に意見が分かれているところだ。

また、セイラー氏は「不適切なプロトコル変更」の具体内容を示していないが、仮想通貨コミュニティはこれをビットコイン改善提案BIP-110のことだと解釈している。

BIP-110は、期間限定ソフトフォークとして、ブロックチェーン上に記録される「非金融的なデータ」(画像、動画、テキストなど、いわゆるスパムと認識されるもの)を厳しく制限する提案だ。

反対派からは、プロトコルへの介入がビットコインの検閲耐性や不変性を損ない、価値保存手段としての信頼性を傷つけると批判されている。

関連記事:BIP-110めぐり意見対立鮮明、スパム対策の是非がビットコインの本質を問う展開に

ビットコインのトランザクションに含まれる非金融データを制限するビットコイン改善提案BIP-110について、コミュニティ内の意見対立が再び激化している。支持派は無制限データの埋め込みがビットコイン本来の健全な金融インフラとしての役割を脅かすと主張。反対派は価値保存手段としてのビットコインの信頼性を損なうと反論している。

ゴールド派のピーター・シフ氏に反論

セイラー氏は5日、2020年8月以降を見ると、ビットコインは主要資産の中で圧倒的なパフォーマンスを誇っているとも改めて指摘した。

セイラー氏は、2020年以前も含めたより長い時間軸で見ると、パフォーマンスの差はますます広がると述べている。なお2020年8月は、ストラテジー社がビットコインを蓄積する財務戦略を開始したタイミングにあたる。

この投稿は、著名な金(ゴールド)支持派のエコノミスト、ピーター・シフ氏の発言に返答する形で行われたものだ。シフ氏は以前よりビットコインに懐疑的な姿勢で知られており、今回は次のように述べている。

過去5年間で、ビットコインの価格はわずか12%しか上昇していない。同じ期間に、ナスダックは57.4%、S&P500は59.4%、金は163%、銀は181%上昇している。

ビットコインの魅力が優れた長期パフォーマンスにあるとしたら、なぜ人々はビットコインを保有し続ける必要があるのか。

シフ氏は2021年からのパフォーマンスを見ているが、セイラー氏の示した2020年からのパフォーマンスでは、ビットコインは36%の上昇。一方で、金は16%、QQQは15%、S&P500は14%となっている。どこで区切るかで見方が変わることを浮き彫りにした。

なお、記事執筆時現在ではビットコインは68,800ドル付近で推移しており2021年のピークと比べると15%の上昇だ。また、シフ氏はビットコインが下落した2022年の約16,000ドル台の底値からこれまでに大幅回復したことにも触れていない。

セイラー氏は5日、これまでにストラテジー社がビットコインを購入した日を示すチャートも投稿し、まもなく買い増しすることを改めて示唆した。

関連記事:マイケル・セイラー、ビットコイン追加購入を示唆 優先株回復で買い増し再開か

マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は4日、ビットコインの購入を示唆するメッセージを投稿した。独自の資金調達手段であるSTRC優先株が額面を回復したことで、一時停止していた13週連続の大量取得プロセスが再始動した可能性が高まってきた。

関連:【2026年最新版】ビットコイン(BTC)とは?|仕組み・歴史・半減期・将来性完全ガイド

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