はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

カントン・ネットワーク、470億円規模の資金調達を計画=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • a16zクリプトが主導し、企業評価額は約20億ドル
  • ビザ参加・国債実証実験など機関採用も加速

a16z主導のラウンドを予定

機関投資家向けブロックチェーン「カントン・ネットワーク(Canton Network)」を運営するデジタル・アセット・ホールディングスは、約20億ドル(約3,100億円)の企業評価額で約3億ドル(約470億円)の資金調達を目指している。ブルームバーグが関係筋の情報として10日に報じた。

この資金調達ラウンドはアンドリーセン・ホロウィッツの暗号資産(仮想通貨)部門a16zクリプトが主導しており、数週間以内に完了する見込みだと伝えられる。最終的な金額は変更される可能性もある。

今回の資金調達は、デジタル・アセット・ホールディングスにとって過去の資金調達額を大きく上回るものだ。

同社は2025年6月、DRWベンチャーキャピタルとトレードウェブ・マーケッツが主導し、ゴールドマン・サックス、シタデル・セキュリティーズ、DTCCなどが参加したラウンドで1億3,500万ドルを調達している。

また、2025年12月にはBNYメロン、ナスダック、S&Pグローバル、iキャピタルから5,000万ドルを調達していた。

カントン・ネットワークは、大手企業などから注目を集めているブロックチェーンだ。金融機関などに向けて構築されており、プライバシー機能を設定可能なレイヤー1ブロックチェーンである。

アプリケーションごとに「許可付き(パーミッション型)」または「許可なし(パーミッションレス型)」を設定できるため、金融機関のプライバシーとコンプライアンス要件に合わせて柔軟に運用可能だ。

取引データの機密性を維持しながら、複数の関係者間でトークン化された資産のワークフローを行えるように設計されている。

パーミッションレス・ブロックチェーンとは

中央管理者や参加許可(パーミッション)を必要とせず、誰でも自由に参加することができるブロックチェーン。

今回のリード投資家だと伝えられるa16zクリプトは以前から、プライバシーをブロックチェーンの重要な競争優位性の一つとして挙げている。同社ゼネラルパートナーのアリ・ヤヒヤ氏は1月、プライバシー面での課題こそがグローバル金融の完全なオンチェーン移行にとって大きなハードルになっていると述べていた。

関連記事:カントンコイン(CC)とは?将来性・買い方を徹底解説

国内最大手の仮想通貨(暗号資産)メディア。ビットコイン、イーサリアム、XRPなどのニュース速報・価格情報・買い方・初心者解説を毎日配信。

最近のカントン・ネットワークをめぐる企業の動きとしては、ビザが25日、大手決済企業として初めて、カントン・ネットワークにスーパーバリデータとして参加することを発表している。

ビザはネットワークの中核インフラの管理を支援し、カントン・ネットワークの将来に関する意思決定に投票権を持つことになる。

また、みずほフィナンシャルグループが4月、野村ホールディングスなど合計4社でカントンネットワークを利用して、日本国債を活用したデジタル担保管理の実証実験を開始すると発表した。

関連記事:みずほ・野村など4社、カントンネットワークで日本国債の担保管理を実証実験

みずほFGや野村HDなど4社は、日本国債を活用したデジタル担保管理の実証実験を開始する。活用するブロックチェーンにはカントンネットワークを採用した。

さらに、米仮想通貨ETF発行大手の21シェアーズは今月、カントンネットワークの独自トークン「CC」に連動する米国初の現物ETF「21Shares Canton Network ETF(TCAN)」をナスダックに上場している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/11 月曜日
10:56
12年以上休眠の古参ホルダー、500BTCを移動 含み益は約88倍に=Lookonchain
12年以上休眠していたビットコインの古参ホルダーのウォレットが500BTCを移動。取得時の約88倍となる約4,062万ドル相当で、含み益は約4,017万ドルに達する。
10:23
カントン・ネットワーク、470億円規模の資金調達を計画=報道
金融機関向けブロックチェーン「カントン・ネットワーク」運営会社が、a16zクリプト主導で約470億円の資金調達を目指している。大手企業から注目を集める中での動きだ。
08:43
モルガン・スタンレーのビットコインETF、運用開始1カ月で約304億円を純流入 日次流出はゼロ
モルガン・スタンレーのビットコインETF「MSBT」が運用開始1カ月で約304億円を純流入。日次流出ゼロという記録を達成し、機関投資家の強い需要を示した。
08:13
韓国の仮想通貨保有額、1年余りで半減 株式市場好調が資金吸収
韓国の仮想通貨保有額が1年余りで半減。株式市場への資金流出に加え、AML規制強化や2027年の22%課税方針が市場の重しとなっている。
05/10 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHのグラムステルダム集中作業やソラナとグーグルのAI決済発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの量子脅威対策や5年以内100万ドル到達の強気予測に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの量子コンピュータ対策、VanEckのマシュー・シーゲル氏によるビットコイン価格の強気予測、ホワイトハウスによるクラリティー法案の成立目標設定に関する記事が関心を集めた。
05/09 土曜日
13:15
トランプ・メディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持
トランプ・メディアが2026年1~3月期決算を発表。仮想通貨などの含み損が響き大幅な純損失を計上。一方、金融資産は前年比3倍に拡大し営業キャッシュフローは黒字だ。
11:00
ジーキャッシュ、量子コンピュータ耐性ロードマップを公表 クロスチェーン流入も好調
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発企業CEOは、量子回復性ウォレットを1か月以内に展開し、18か月以内に完全なポスト量子化を目指すと表明した。
10:20
米上院銀行委員会、クラリティー法案を5月14日にマークアップ予定
米上院銀行・住宅・都市問題委員会が5月14日の正式会合で注目の「クラリティー法」のマークアップを実施する予定だ。利回り条項は妥協済みだが、トランプ一族の仮想通貨利益をめぐる倫理条項が新たな焦点に浮上した。
08:10
コインベース、サービス障害発生後に取引再開
仮想通貨取引所コインベースは、サービス障害が発生したと発表。その後、主要な問題は完全に解決したと説明しており、停止していた取引サービスを再開している。
07:55
アプトス、機関取引・AIエージェント向け基盤に78億円超を投入
アプトス財団とアプトス・ラボが8日、機関投資家向け取引と自律AIエージェントの2分野に特化した5000万ドル超のエコシステム投資を公表。自社プロダクト、研究、プロトコル基盤、戦略ファンドに資金を配分する。
07:10
IRENがエヌビディアと戦略的提携、最大5GW規模の次世代AIインフラ構築へ
仮想通貨マイニング大手のIRENがエヌビディアとの戦略的提携を発表。最大5GWのAIインフラ構築を目指し、エヌビディアは約21億ドルの出資権利を取得した。バーンスタインのアナリストは、GPU供給の確保とAIデータセンターへの転換を高く評価している。
06:35
テラウルフ、HPC事業がBTCマイニング売上を初逆転
ビットコインマイニング企業テラウルフが8日に2026年第1四半期決算を公表。2100万ドルのHPCリース収益が1300万ドルのデジタル資産収益を上回り、AI向けデータセンター事業への転換が業績面で初めて鮮明となった。
06:05
Arbitrum DAO、凍結済みの111億円相当イーサリアム放出を承認 
アービトラムDAOは、Kelp DAOの不正流出被害を補償するため、凍結されていた約30765ETH(111億円相当)の放出を承認した。DeFi United主導の救済策が前進する一方、北朝鮮に関連する米裁判所の差し押さえ命令が資金移動の障壁となっている。
05:45
米SEC委員長、オンチェーン金融に「規制の道筋」明示
SECポール・アトキンス委員長が5月8日のSCSP AI+ Expo講演で、オンチェーン市場に対する4つの規制方針を提示。取引所定義、ブローカー・ディーラー定義、清算機関定義、暗号資産ボールトに関するルールメイキングへの意欲を示した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧