- 2025年11月の大流出から一転
- 短期的な売り圧力の後退を示す
過去30日間で約31.6万BTC増加
オンチェーン分析プラットフォームのCryptoQuant(クリプトクアント)のアナリスト「Darkfost」は16日、ビットコイン(BTC)の長期保有者(LTH)が保有する供給量が1,526万BTCまで回復したと報告した。これは2025年8月以来の水準への復帰となる。
長期保有者とは一般的に155日以上BTCを動かしていない投資家を指し、短期保有者(STH)と比較して市場への影響が安定的とされている。過去30日間でLTHの供給量は約31.6万BTC増加した。これは2025年11月末に記録されたマイナス65万BTCという急激な流出と鮮明な対比をなす数字だ。

出典:DarkfostのX投稿
ダークフォストは同レポートにおいて、以前コインベースから移動した80万BTCの動向を独自に追跡していたことも明かした。当時この大規模な資金移動は市場で注目を集めており、アナリストは詳細な分析チャートを複数作成して継続的に監視を続けてきた。
関連記事:ビットコイン上昇は利益確定売りと米国での需要低迷により抑制=クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインは主要な抵抗線まで上昇後、利益確定売りなどにより上値が抑制されていると分析する。
5月23日が近づくにつれ、この80万BTCは移動から6カ月を超え、長期保有者の分類に算入されるタイミングを迎える。ダークフォストは「5月23日前後で長期保有者の供給動態に関する多くの投稿が出てくるだろう」と予告しており、市場関係者からの注目が高まっている。
ビットコイン市場では2025年後半から2026年初頭にかけて価格調整が続いたが、長期保有者が売却せず継続して保有する姿勢を維持していることは、相場の底堅さを示す指標として機能するとの見方がある。
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