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コインベース、スペースXのプレIPO無期限先物を提供開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • コインベースがSpaceXのプレIPO無期限先物を初上場
  • USDC決済・IPO時に公開株先物へ自動移行する仕組み

プレIPO先物始動

コインベースは6月3日、プレIPO無期限先物という新カテゴリーの取引商品を立ち上げ、第1弾としてスペースX(SpaceX)のプレIPO無期限先物「SpaceX Pre-IPO Perpetual Future」の提供を開始したと公式発表した。米国外の適格トレーダーを対象とする。

同商品はスペースXの推定時価総額を参照指標とするUSDC決済の無期限先物契約だ。24時間365日取引可能で満期・ロールオーバーは発生せず、損益はすべてUSDCで精算される。IPO完了時には発行済み株式数と公開株価を基準に自動的にSpaceXの通常無期限先物へ移行し、ポジションの手動操作は不要だという。

プレIPO段階の非上場企業への価格エクスポージャーは、これまで機関投資家や一部の富裕層に限られていた。コインベースは既存の仮想通貨先物インフラをそのまま活用することで、株式所有権や証券口座開設を伴わない形での参加機会を一般トレーダーに提供する方針だ。

関連記事:クラーケン親会社ペイワード、「xStocks」活用で世界の個人投資家にトークン化米IPOアクセスを提供

機関投資家に独占されてきたIPO市場の参入障壁を下げるものとして、注目を集めている。

競合他社の動向

プレIPO先物の提供はコインベースが初ではない。仮想通貨取引所最大手のバイナンスは5月21日、スペースXのIPO目論見書提出翌日にプレIPO先物「SPCXUSDT」の取り扱いを開始しており、同社初のプレIPO型先物となった。

一方、クラーケンの親会社ペイワードは3日、トークン化株式プラットフォーム「xStocks」を通じて米国企業のIPOへの参加機会を個人投資家向けに提供すると発表した。ユーザーはIPO実施前に参加意思を示し、上場日に公募価格でトークン化株式を受け取る仕組みで、無期限先物形式のコインベース・バイナンスとはアプローチが異なる。

コインベースはスペースXに続くプレIPO無期限先物として、AI・テクノロジー・エネルギー・宇宙分野を中心に複数銘柄の上場を準備していると述べた。

解説記事:xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説

xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。

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