WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

6億円相当の仮想通貨を凍結、詐欺の官民連携による阻止にアップルやグーグルなどが参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • SNS・メールアカウント140万件以上を遮断、タイで7名逮捕
  • 投資詐欺全体の2025年被害額は前年比24%増の72億ドル超

官民連携の取り組み

米司法省は3日、官民連携で暗号資産(仮想通貨)詐欺を阻止する取り組みの結果を発表した。

この取り組みには、アップルやグーグル、メタ、マイクロソフト、スペースX、コインベースなどが参加。政府が共有した情報をもとに民間企業は自主的に、380万ドル(約6億円)超相当の仮想通貨を凍結したと司法省は報告している。

発表によると、米国民をターゲットにしたオンラインでの仮想通貨詐欺について、官民連携で取り締まりを行うのは今回が初めて。この取り組みは「Disruption Week」という名称である。

今回の取り締まりのターゲットは、東南アジアを拠点に国境をまたいで活動する犯罪組織。この取り組みで民間企業は、犯罪組織が詐欺に使っていたSNS、Eメール、インターネットの数百万のアカウントを自発的に遮断した。また、司法省は今回遮断したSNSとEメールのアカウントの数は140万以上だとも述べている。

関連記事:米司法省、東南アジアの仮想通貨詐欺拠点を一斉摘発 約1120億円相当を拘束

米司法省のスキャムセンター打撃部隊が東南アジアの仮想通貨詐欺拠点を一斉摘発。中国人2名を訴追し、約1,120億円相当の仮想通貨を拘束。

また、上述した通り、380万ドル超相当の仮想通貨の凍結も実施。この仮想通貨は、米国民から盗んだ資産の洗浄に関連していると説明している。他にも成果として、タイで7名の詐欺師を逮捕したことなども報告した。

関連記事:米司法省、仮想通貨投資詐欺OneCoinの被害者に補償へ 世界で6400億円以上の損害

米司法省が2019年までに世界で多くの被害者を出した仮想通貨投資詐欺「OneCoin」で補償手続きを開始する。逃亡中の容疑者の捜索も行われている。

投資詐欺が増加

今回の取り組みを行っているのは「Scam Center Strike Force」という名称の特別チーム。主に東南アジアを拠点に詐欺を行う中国の犯罪組織の脅威に対応するために、2025年11月に創設された。

今回の取り組みを巡ってこのチームは、5月の18日から21日の間にワシントンに集まり、そこにFBI(米連邦捜査局)、シークレットサービスなどに加え、米国以外の組織と民間企業が参加している。

この時に民間企業には、仮想通貨投資詐欺に使用されたインフラを特定するための情報が共有された。また、Disruption Weekに参加した国はオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、英国である。

FBIの組織によると、2023年に投資詐欺は最も被害報告が多い犯罪になり、その内の83パーセントを仮想通貨の投資詐欺が占めたという。その後も年ごとに投資詐欺の被害額が増加し、2025年には前年比で24パーセント増え、72億ドル(約1.1兆円)超まで増加したと司法省は述べている。

また、この数字は大部分が被害届にもとづいているため、実際の被害額はさらに多いとみられるとも説明した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/21 火曜日
17:21
ステーブルコイン流出35日連続、ビットコイン需要不足映す=アナリスト
アナリストのアクセル・アドラーJr.氏が7月21日、ビットコインとステーブルコインの取引所フローを分析。ステーブルコインは35日連続で流出が続き、価格上昇を支える買い需要の資金が乏しい状況を指摘した。
17:00
金融とWeb3の架け橋、金融機関が共同で築く次世代決済インフラ|WebX2026
WebX2026「金融とWeb3の架け橋」セッションレポート。Circle榊原健太氏、野村稲井田洋右氏、JCB久保寺晋也氏、住友商事内村直哉氏が登壇。ステーブルコインは決済の脅威か補完か、円建て・ドル建ての普及戦略、各社の実証実験と規制上の課題、2年後の決済インフラの姿まで、大企業4社の視点から議論する。
16:43
香港ステーブルコインHKDAP、月内発行へ=報道
スタンダードチャータード系のアンカーポイントが、香港ドル型ステーブルコイン「HKDAP」を月内に発行すると香港メディアが報道。OSLとHashKey Exchangeが取扱事業者を担う見通しで、規制下での展開となる。
15:25
ナイジェリア、仮想通貨規制の大統領令に署名 評議会新設
ナイジェリアのティヌブ大統領が仮想資産規制を一元調整する大統領令に署名し、即日発効した。中央銀行主導の評議会を新設し、活動内容に応じた登録制度の導入やサンドボックス整備、税制方針の公表を進める方針だ。
14:40
メタプラネットの次なる成長戦略 ビットコインとデジタルクレジット構想|WebX2026
WebX2026「メタプラネットの次なる成長戦略」セッションレポート。ビットコイントレジャリー企業として4万3,000BTCを保有するメタプラネットが、社債・優先株を軸にしたデジタルクレジット戦略を語った内容をまとめた。
14:30
米マイニング大手Hut8、1GWのAIデータセンターの完全商業化 15年間98億ドルの追加契約締結 
米Hut8がテキサスのAIデータセンターで15年98億ドルの追加契約を締結し、1GW全容量の商業化を達成した。IRENも28億ドル契約で2026年ARR目標を40億ドル超に上方修正した。
14:21
ロシア下院、仮想通貨規制法案の採決へ 非適格投資家にも正式購入の道
ロシア下院は21日、仮想通貨規制法案の採決を実施予定だ。非適格投資家も上限付きでビットコインなどの購入が認められる見通しで、対外貿易決済への活用も盛り込まれている。
11:15
ビットマイン、先週は7430ETHのイーサリアムを取得
ビットマインは、過去1週間で仮想通貨イーサリアムを7,430ETH購入したことを発表。購入減速の理由や総保有量、ステーキング数量などについても説明している。
10:26
トランプ氏、クラリティー法の倫理条項に同意
トランプ大統領が仮想通貨規制法案クラリティー法の倫理条項に同意したと関係者が明らかにした。数カ月続いた交渉の最大の障壁が解消し、上院での採決が視野に入る。8月上旬の審議期限までの動向と、大統領一族の関連企業を巡る争点を整理する。
10:00
ゲームで守る社会インフラ 電力・自治体DX最前線|WebX2026
電柱600万本の点検を市民の力でどう支えるか。東京電力パワーグリッド副社長・大石峰士氏、函館市長・大泉潤氏、経産省・吉田修一郎室長、Growth Ring Grid・鬼頭和希氏がWebX2026で語った「インフラの民主化」「意識させないWeb3」とは。
09:54
ハイパーリキッドHIP-4、誰でも個別の予測市場を作成できる仕組み導入へ
ハイパーリキッドはHIP-4予測市場について、誰でも展開可能なパーミッションレス方式の追加を計画している。50万HYPEのステーキングなどが条件となる見込みだ。
09:25
ストラテジー、先週はビットコインの購入も売却もなし
ストラテジーは、13日から19日は仮想通貨ビットコインを購入も売却もしなかったことを報告。米ドル準備金は約5,240億円に増えたと伝えた。
07/20 月曜日
14:07
セイラー氏、ビットコインBIP-110に「110の理由」で全面反対
米ストラテジー社のセイラー会長が、ビットコインのソフトフォーク提案BIP-110に反対する論考を投稿した。「ルールは失効しても前例は残る」と警鐘を鳴らし、中立的なルールを維持する重要性を訴えた。
12:27
仏ギャンブル規制当局、予測市場ポリマーケットをブロック ワールドカップで取引急増の中
フランス国立ギャンブル局が予測市場ポリマーケットへの接続遮断を命令。気象センサーへの不正操作疑惑やKYC不備、W杯に伴う取引急増を背景とした規制強化の経緯を解説。
10:27
ジーニアス法の実施規則、期限内に完成せず 発行体は未確定案で準備継続
ジーニアス法が定めた規則制定の1年期限を、OCC・FRB・FDIC・NCUA・財務省の5当局がそろって徒過した。柱となる規則は今も提案段階のまま。2027年1月の施行日は動かず、発行体は未確定の草案を前提に準備を迫られている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧