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米VCのフレームワークが640億円超調達、仮想通貨・AI・ロボット・エネルギー領域に投資へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 4号ファンドFVIVで4億ドルを調達
  • ステーブルコインやトークン化が投資対象領域

仮想通貨以外にも投資へ

暗号資産(仮想通貨)分野の米ベンチャーキャピタルであるフレームワーク・ベンチャーズ(Framework Ventures、以下フレームワーク)は26日、4号ファンド「FVIV」用に4億ドル(約647億円)の資金を調達したことを発表した。

FVIVは、仮想通貨やブロックチェーン領域だけでなく、AI(人工知能)、ロボット、エネルギーといった分野にも投資を行う。同社は公式Xアカウントで、ブロックチェーン、AI、ロボット、エネルギー、フィンテックの交点で未来が構築されると考えていると説明した。

フレームワークの創設は2019年。同社は、仮想通貨やブロックチェーン領域で広く知られるベンチャーキャピタルである。

関連記事:Framework Ventures、約52億円規模のWeb3.0ゲーム・DeFiファンドを発表

仮想通貨分野の大手ベンチャーキャピタル企業Framework Venturesは19日、ブロックチェーンゲーム分野にフォーカスした52億円規模のファンドを発表した。

今回のFVIVについては、公式Xアカウントで発表を実施。その際、「フォーチュン」の報道を引用しており、その報道ではFVIVについてより詳しく説明されている。

Xでは、創設当時の7年前は最先端の領域はブロックチェーンだったとし、当時は技術分野においてブロックチェーン領域への賭けは最も逆張りだったとフレームワークは説明。一方で、現在はブロックチェーンは広く採用されており、最先端技術の境界が急速になくなってきていると述べている。

その上で、これがFVIVを組成した背景であると説明。これから多くの人が、意思決定のためにAIを、決済と資本形成のためにブロックチェーンを、物理世界ではロボットやエネルギーを使うようになるだろうとの見方を示した。

そして、FVIVは特定の1つの業種にしっかりとは分類できない、次世代のカテゴリーを定義する企業のために組成したと説明。具体的にブロックチェーンについては、ステーブルコインやトークン化を投資対象領域の例に挙げた。

フレームワークは、最近フィジカルAI企業の投資ラウンドを主導した事例を紹介しながら、デジタル資産領域における自信は継続していると述べている。

そして、ハイパーリキッド(HYPE)、プラズマ、スカイに多額の投資をしていると説明。他にも、同社のポートフォリオを見ると、アーべ(AAVE)やチェーンリンク(LINK)などにも投資している。

なお、フォーチュンによれば、FVIVに資金を提供したのは、政府系ファンド、米名門大学の基金、ファンド・オブ・ファンズ、非営利組織などだという。

関連記事:仮想通貨の資金調達ラウンド数、21年比約4割減 戦略的投資は増加=CryptoRank

CryptoRankの集計によると、2026年1〜6月の仮想通貨業界における資金調達ラウンド数は2021年同期比38.5%減の402件。シード・プレシードは49.1%減と落ち込む一方、戦略的ラウンドは7.8%増加した。

投資家の減少

仮想通貨分析プラットフォームのクリプトランク(CryptoRank)は25日、仮想通貨領域に出資する投資家(ベンチャーキャピタルなど)の数が過去6年間の最低水準まで減少していると報告した。

以下がクリプトランクが公開したデータ。仮想通貨領域における投資家の数(重複は除く)は2026年2Q(4月から6月、25日時点)に、2022年の過去最大数である2,564から651まで減少したという。

出典:クリプトランク

この傾向についてクリプトランクは、市場への全体の参加者数が過去の高い水準を大幅に下回る中で、仮想通貨のベンチャーキャピタルが専門投資家のより小さなグループに集中するようになってきていることを示唆しているとの見方を示した。

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