- 株主の30%未満が償還選択、約4億ドル調達へ
- AUM40億ドル超、ブラックロックなど大手と提携
SPAC合併を承認
リアルワールドアセット(RWA)のトークン化インフラ企業セキュリタイズは30日、カンター・エクイティ・パートナーズII(CEPT)との企業合併についてCEPT株主が承認したと発表した。企業合併のクローズは7月1日を予定しており、存続会社「セキュリタイズ・コープ」はティッカーシンボル「SECZ」でのNYSE取引開始を7月2日に見込んでいる。
SPACは、未上場企業との合併を目的に設立された特別目的会社で、通常のIPOを経ずに上場を実現できる仕組みだ。
セキュリタイズはカンター・フィッツジェラルドの関連会社が設立したCEPTとの合併を通じてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する。CEPTのクラスA普通株式のうち30%未満の株主が償還を選択したことから、関連PIPEファイナンスを含む最終的な資金調達は約4億ドルを見込む。
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AUM40億ドル超、大手と相次ぎ提携
セキュリタイズは2025年10月にCEPTとの企業合併協定を締結し、2026年6月時点のAUM(運用資産残高)は40億ドルを超える。同社はブラックロック、アポロ・グローバル・マネジメント、ハミルトン・レーン、KKR、バンエックなど大手資産運用会社と提携してきた。
直近では、NYSEとのトークン証券インフラ開発での協業、株主名簿管理大手コンピューターシェアとのトークン株式の共同展開、ジャンプ・トレーディングおよびジュピターとのトークン証券取引インフラ統合が相次いだ。
ブラックロックとの提携では、2本目のトークンファンド「ブラックロック・デイリー・リインベストメント・ステーブルコイン・リザーブ・ビークル」の立ち上げも計画している。
セキュリタイズのカルロス・ドミンゴCEOは「8年以上前に創業した当初、主要機関がトークン化証券を受け入れる可能性はほぼ理論上の話だった。今日、トークン化は主流になりつつあり、上場によって次の成長段階を牽引するための可視性・信頼性・資本が得られると考えている」と述べた。
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