CoinPostで今最も読まれています

複数のアナリスト:2018年はビットコインが発展を遂げる最高の年になると確信

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2018年はビットコインにとって最も利益のある年に?
本年、多くの仮想通貨の価格が軒並み暴落しましたが、今後は価格面、技術面ともに大きな進展が見られると予想されています。
ビットコインの技術進展
ビットコインでは、スケーラビリティ問題への解決策としてSegwit、ライトニングネットワークといった革新的な技術が提案されています。

2018年の仮想通貨市場の走り出しは、望ましいものとは言えませんでした。

ほぼ全ての仮想通貨の価格が、年初めの数週間で最高値の半分以下にまで下落してしまいました。

さらに、数日前から続く下落トレンドは、またしても仮想通貨市場が精力を失うきっかけとなってしまいました。

しかし、多くのアナリストが、今年は長期的に見れば仮想通貨市場全体が上昇傾向に向かうだろうと確信しています

とりわけビットコインは、多くの投資家に大きな利益を生むだろうと考えられています。

ビットコインのスケーラビリティ問題の改善

全ての仮想通貨市場は、2018年年始より7週間で深刻な下落を目の当たりにしました。

2月中旬よりビットコインは上昇傾向を示したものの、再び下降傾向に入りその利益はまたしても失われてしまいました

年始より続く下落が仮想通貨バブルの崩壊であるかは現時点では分かりません。

しかしながら、仮想通貨業界が今後良い方向に進んでいくであろう明確な理由はいくつかあります。

特に、ビットコインに関して多くの好材料が残されており、スケーラビリティ問題への新たな解決策を筆頭として、その技術開発にさまざまな進展があることでしょう

先日、Bitcoin Coreの開発チームによって、トランザクションの高速化を図るSegwitがデフォルト化し、その運用がより容易になりました。

SegWitがデフォルトで有効に/BTC価格は上昇するか?
最新のBitcoin Core clientアップデートによって、Segwitがデフォルト化します。ユーザーはSegWitを容易に利用できるようになります。サービスプロバイダにとっても、よりスムーズにSegWitの導入をするきっかけとなりそうです。

Segwitの採用率が高まることで、ライトニングネットワークの実現もより確かなものとなっていくことでしょう

昨年末、ビットコインの送金件数が増加し、その取引手数料が大幅に増加したことが問題となりました。

一時、その取引手数料は20ドル以上にまで上りました。

取引手数料の増大は理想と大きく離れており、この問題を解決することは容易なことではありません。

Segwitライトニングネットワークの実現により、手数料は大きく抑えられる見込みです。

しかし、これらの計画の進行には、おそらく長い時間を要するでしょう。

また、Rootstockにより、スマートコントラクトをビットコインのサイドチェーン上で実現することも、今後期待される技術の一つです。

仮想通貨規制とICOについて

仮想通貨産業が規制されることは、ある意味好ましいことです。

適切なルールが整備されることで、仮想通貨が合法とされ一般大衆に根ざしていくのです

現在、多くの国が仮想通貨の取り扱いに関する健全なルール整備を望んでいることは明らかです。

しかし、非常に厳格な制限を設けられる場合もあり、全ての人が仮想通貨を積極的に捉えているわけではありません

今は、精査された規制により仮想通貨の合法化が進み、デジタルトークンの普及が前進することが一番の課題でしょう。

また、機関投資家の参入が仮想通貨の価格上昇、ひいてはその技術進歩に大きな影響を与えることが期待されています。

ビットコイン先物取引が開始したことにより機関投資家の参入が増加すると見込まれましたが、今現在、先物取引への注目は予想されたよりも集まっていません

CMEグループ商品、ビットコイン先物とはどのように機能するのか
CME、CBOE、Cantor Fitzgeraldの三社がビットコイン商品取り扱いを公式に発表しました。本記事ではCMEのビットコイン先物に注目して、それがどのような商品になるのか例と共に詳細に説明します。

次第にその取引量が増加していることは見受けられるものの、機関投資家が仮想通貨へ注力するかは、現時点では判断できかねます

しかし、今後の機関投資家の動向次第では、私たちは価値上昇という形で大きな利益を得ることができるかもしれません

最後に、仮想通貨の行く末を語る上でICOへの言及は必要不可欠です。

多くの人が、ICOは仮想通貨転落の原因になると危惧しています。

SECが不法なICOを厳しく取り締まることで、詐欺まがいのICOが横行している現状が大きく改善されることでしょう

そして、いずれICOがより健全なものとなり、多くの会社がその資金調達法としてICOを採用するでしょう。

特に、Telegramがある種のIPOのようにICOを実施したこともあり、ICOによるビジネスモデルが今後大きく変容することは明らかです

2億人のユーザーを持つチャットアプリ"Telegram"が巨大ICO実施へ
2億人のチャットアプリ"テレグラム"が仮想通貨史上最大のICO実施することをアナウンスし、今年1番注目のICOになるでしょう。

Despite Slow Start, Analysts Believe 2018 Could be the Best Year for Bitcoin

Jp Buntinx・ February 23, 2018

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/12 木曜日
16:14
仮想通貨シバイヌ(SHIB)の買い方とおすすめ取引所
シバイヌ(SHIB)は、2024年注目のミームコイン。ドージコインに次ぐ時価総額を誇り、その特徴や将来性、購入方法を徹底解説。
15:29
『岩合光昭 ニッポン看板猫』、NFTデジタル特典付きで9月13日発売
「世界ネコ歩き」で人気の岩合光昭が日本全国の看板猫60匹を撮影。NFTデジタル特典付き特装版も同時発売。猫の魅力と人との絆を捉えた珠玉の一冊。9月13日発売。
12:55
フレンドテック、実質閉鎖か ユーザー離れと収益低下で存続危機
フレンドテックは、事実上管理権限を放棄したと伝えられる。FRIENDトークン急落、収益低下で存続懸念。エアドロップ効果も一時的。
11:05
国内食品メーカー初、カルビーがWeb3ゲームとコラボ NFTアイテム販売開始
カルビーは11日、人気スナック「じゃがりこ」「かっぱえびせん」と複数のWeb3ゲームとのコラボレーションを発表。2024年9月11日より、ゲーム内で使用可能な限定NFTアイテムの販売を開始した。
10:30
英国、仮想通貨を法的財産にする新法案 トークンの法的地位を明確化
英国政府が仮想通貨やNFTを法的財産とする法案を提出した。デジタル資産所有者の保護を強化する。
08:30
米CPI、コア指数が予想以上の伸び
8月の米CPIでコア指数が市場予想を上回り、FRBに対する大幅利下げ観測が後退。一方、現在の仮想通貨の相場は方向感がなく、利下げ幅の見通しだけでは投資判断がつきにくい状況にある。
07:52
インドネシアの老舗取引所にハッキング被害、30億円以上の仮想通貨が不正流出
インドネシアを拠点とする仮想通貨取引所「Indodax」は11日午前、ハッキング被害を受け、2200万ドル(31億円相当)以上の様々な銘柄が11日早朝ごろに盗まれたことが判明した。
07:10
ソラナステーキング大手Marinade、米金融大手の幹部を起用
仮想通貨ソラナのステーキングサービスを提供するMarinade(マリネード)は11日、BNYメロンの元幹部ハドレー・スターン氏を起用したと報告した
06:25
アルトマン氏のオープンAI、9200億円の資金調達で評価額21兆円へ 報道
人気の対話型AI「ChatGPT」の親会社であるOpenAIが、投資家から約65億ドル(9200億円)の資金を調達する交渉を進めているようだ。
09/11 水曜日
16:33
バイナンス、4種類の通貨ペアを9月13日に取扱い中止へ
海外の暗号資産(仮想通貨取引所バイナンスは2024年9月13日から4種類の現物通貨ペアの取扱いを中止。流動性向上を目的とした戦略の一環で、他の通貨ペアは引き続き利用可能。
16:20
「Radar Hackathon」がスタートソラナ財団とSuperteamが開発支援を強化|週間ソラナニュース
*本レポートは、Soylana Japan(@SoylanaJapan)プロジェクトが、CoinPostに寄稿した記事です。 Soylana Japanは、Solanaの情報を…
14:30
米マイニング企業Core Scientific、AIデータセンター事業拡大で評価額4兆円を目指す
米大手マイニング企業コア・サイエンティフィックのアダム・サリバン最高経営責任者は、AIデータセンターサービスの大規模な拡大を通して、今後数年で同社の評価額が4兆円規模に引き上げられる可能性があると述べた。
13:15
コインベースのBase「オンチェーンサマー」が急成長、7億円超の収益
コインベース開発のL2「Base」で開催された「オンチェーンサマー」が大成功。参加者数が前年の8倍に増加し、7億円以上の収益を生み出した。
12:39
米大統領選テレビ討論会やCPI発表控え、ビットコイン相場は様子見基調
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン相場は、トランプとハリスが経済政策などを巡り論戦する米大統領選討論会を本日、明日には重要指標のCPI発表を控え様子見基調。ポジション調整の動きも散見される。
11:05
「ソニューム」を活用したサービス開発を支援へ、博報堂キースリーがスターテイル・ラボと連携
博報堂キースリーは、Sony Block Solutions Labs Pte. Ltd.が開発するパブリックL2ブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」のテストネット開始に伴い、新たな取り組みを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア