- 市場最大規模のICOを行うことがわかった
- Telegram独自のブロックチェーンと仮想通貨プラットフォームを作るために行われることが分かりました。
- Telegram独自の次世代ブロックチェーンを利用
- プラットフォーム(TON)上の仮想通貨である”GRAM”が発行されます。
Telegramとは?
Telegramとは”LINE“や”Messenger“などのチャットアプリの1つで、現在2億人を超えるユーザーに利用されています。
セキュリティーと速度に重点を置いたアプリでマルチデバイスで使用することが可能で、一定期間アクセスがない場合チャットログなどの履歴が削除される機能や、シークレットチャットなどの機能が搭載されています。
他アプリと違い広告が一切出なく、無料で使用出来るのも魅力の1つになっています。
Telegramの巨大ICO案件
仮想通貨史上最大のICOが実施されることがわかった、来年3月までに数千億円調達し次世代ブロックチェーン立ち上げすることが分かりました。
このプラットフォームは”テレグラム・オープンネットワーク(TON)“と呼ばれる予定で、TON上の仮想通貨の”グラム(GRAM)“を発行します。
TONはBitcoin,Ethereumが基盤を作った後、優れた機能を備えた新しい”第3世代ブロックチェーン“となると言われています。
プレICOでは5億ドル(約565億円)分のGRAMを大口投資家向けに発行した後、今年3月までに一般向けICOで調達することを検討していると考えられています。
そのトークンの評価額は3000~5500億円と見積もりを立てられており、トークン発行量の52%はTelegram側で価格安定のために保有されます。
この額はこれまでのICO案件の中で最大規模のICOになると予想されており、かなり注目する案件になるでしょう。
Telegramの目指すもの
Telegramの2億人のユーザーを基盤として新しい暗号化ブロックチェーンを立ち上げることで、アプリ内での送金や決済だけではなく、分散型アプリやブラウザも実装していく目標をアナウンスしています。
TONのブロックチェーンはProof of Stakes(POS)を基盤とし、メインチェーンに加え複数のチェーンを実装する予定です。現在イーサリアム上での採用が進められている1秒に100万取引を処理することができる「シャーディング」機能も搭載すると言われています。
メッセージアプリTelegramでBTC、ETH、LTC、XRPの送受信が可能に?
またTelegramはBTC,ETH,XRPを利用した仮想通貨の取引や送金の導入も検討しています。
ある新たなブロックチェーンプラットフォームがTelegram(人気メッセージアプリ)とCoinbaseを連結させた相互運用プラットフォームを作り、仮想決済の過程を劇的に能率化することを考えています。
このTransCryptプラットフォームは現在開発中であり、仮想通貨の取引や決算の過程をできるだけ快適化するため、利用者の視点に立った使いやすいプラットフォームを作ろうと考えています。
そのTransCryptシステムは様々な種類の仮想通貨に対応し、メッセージと同様にお金や資産を送受信可能にします。
TransCryptとは?
TransCryptはユーザー視点のユニバーサル決済(国際決算)プラットフォームであり、使いやすさに焦点を置いています。
TransCryptシステムは核となるブロックチェーンプラットフォームを中心に作られ、このような国際決済が行うことができ、国内での法定通貨(日本円など)の送受信を可能にします。
他には、簡単で早い法定通貨と仮想通貨両替やキャッシュカードによる資金の直接引き出しも可能になります。
このシステムの機能性は全てTelegramと直接統合される予定です。
TransCryptはハイレベルなセキュリティを保証するため、三段階認証(3FA)にMRPorto encryption protocolを組み込みました。
また、TransCryptはCoinbaseが提供する法定通貨取引を利用するためにCoinbaseとの提携も行うことも予定しています。