はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

「誰もがビットコインに投資すべき」米著名金融アドバイザーの意見

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの可能性

米国の金融アドバイザーでポッドキャスト「Woman & Money」のホストを務めるスージー・オーマン氏は、CNBCのインタビューで暗号資産(仮想通貨)ビットコインを保有することの重要性を強調。次世代の投資家が価格上昇に寄与するとの考えを明らかにした。

「誰もがビットコインに投資すべきだ」としながらも、オーマン氏が仮想通貨に全面的な信頼を寄せているわけではない。失っても構わない金額のみを投資すべきだとの但し書きもつく。

同氏は、仮想通貨は基本的に投機的な資産であり、ファンダメンタルズではなく投資家の需要に基づいて動くというスタンスをとっている。ビットコインが通貨や価値の保存手段となることについても懐疑的だ。

オーマン氏がビットコインの可能性を見出している理由の一つは、「若い世代が仮想通貨に魅了されており、大勢が興味を持つというエネルギーが見て取れる」からだという。

若い世代がより多くのお金を稼ぐようになり、成熟するにつれて、ビットコインは彼らの投資の選択肢の一つとなり、価格の上昇を引き起こすだろう。

ビットコイン投資は、「最終的には火がつく可能性が高い」が、「すべてを失うか、10万ドルか20万ドルの価値を持つまで、運用を続けるかのどちらか」という長期戦の覚悟で臨むべきものだと同氏は付け加えた。

関連仮想通貨ビットコインの長期投資【初心者向け】ドルコスト平均法でかんたん積立

現物よりETF

オーマン氏自身は、ビットコイン現物ETFの保有という形でビットコインに投資していると述べた。

その理由として、大手仮想通貨取引所FTXの崩壊のようなリスクを避けたいこと、ウォレットの仕組みなどをよく理解していないことを挙げた。

また、同氏は仮想通貨を別口座で保有するよりも、株式、ETF、投資信託を含むポートフォリオで投資の管理ができる手軽さを重視している。

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

オーマン氏は2021年に、長期投資としてのビットコインについて言及した際、現物への直接的な投資でなくとも、代替手段としてビットコインや関連技術に投資する企業への投資によって、ビットコインへのエクスポージャーを得ることが可能だと説明した。

実際、同氏は2020年6月に、大量のビットコイン投資を行うマイクロストラテジー社の株式を1株125ドルで購入。その後1株1,030ドルで売却したという。

関連:マイクロストラテジーのセイラー会長、今後21年間でビットコイン18億円到達と予想

企業のビットコイン購入戦略

ビットコイン技術企業River(リバー)は、ビットコインを財務資産として購入し、成功している例としてマイクロストラテジー社の例に言及した。8月時点で同社は、226,500BTCのビットコインを保有していると見られる。

マイクロストラテジー社は2022年から4年間にわたり、株式発行、転換社債の販売、社債の提供などにより資金調達して、ビットコインを購入。この4年の間に同社の時価総額は13億ドルから290億ドル(約4兆円)に増加し、株価は約900%上昇しているとリバー社は指摘した。

マイクロストラテジー社は先月の四半期報告で、ビットコインの追加購入計画を発表し、のちに転換社債の販売により20億ドル(約3,000億円)を調達した。

リバー社によると、マイクロストラテジー社のように、財務資産としてビットコインを購入する企業は増加の傾向にあるという。

関連:「日本企業のビットコイン保有を促進へ」SBI VCトレードとメタプラネットの提携を独自取材

関連:2026年までに米国企業が最大1.5兆円のビットコインを購入か=レポート

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧