ETHやTRX、BTCなどが流出
インドネシアを拠点とする仮想通貨取引所「Indodax」は11日午前、ハッキング被害に遭い、2,200万ドル(約31億円)相当の複数の暗号資産(仮想通貨)が早朝に盗まれたことが確認された。
Halo Member INDODAX,
— indodax (@indodax) September 11, 2024
Kami ingin menginformasikan bahwa team security kami menemukan potensi indikasi keamanan pada platform kami.
Saat ini, kami sedang melakukan pemeliharaan menyeluruh untuk memastikan seluruh sistem beroperasi dengan baik. Selama proses pemeliharaan ini,… pic.twitter.com/kYAc6ilERF
ハッキングはホットウォレットを狙ったもので、1,400万ドル相当のイーサリアム(ETH)、240万ドル相当のトロン(TRX)、140万ドル相当のビットコイン(BTC)、250万ドル相当のポリゴン(POL)、そして他の少額トークンが盗まれたとセキュリティ会社SlowmistとCertiKが報告している。(11日のレート)
SlowMistによれば、流出の原因はホットウォレットの秘密鍵ではなく、署名マシンなど別のシステムが攻撃されたことが要因だという。
#CertiKStatsAlert 🚨@indodax suffered a security breach a few hours ago.
— CertiK Alert (@CertiKAlert) September 11, 2024
The exploiter transferred various asset tokens (~$20M) from several hot wallet addresses.
eth/pol: 0x3C02290922a3618A4646E3BbCa65853eA45FE7C6
tron: TWe5pEnPDetzxgJS4uN26VFg15wWtdcTXc
btc:…
一方、Arkhamのデータによると、今回盗まれた額は比較的小規模であり、Indodaxのホットウォレットには依然として約4億ドルの顧客資産が保管されているという。
また、Indodaxは声明で、顧客の仮想通貨およびルピア(法定通貨)の資産は「100%安全」であると主張した。
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Indodaxは2014年に創業した仮想通貨取引所で、インドネシア人の投資家やトレーダーを主な顧客としている。
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